「ひょうきん懺悔室」とは、伝説のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)のエンディング前に放送されていた名物コーナーである。
概要
番組収録時にNGを出した出演者やスタッフが懺悔室で神様による「○」か「×」の判定を受け、「○」なら紙吹雪、「×」なら水をかけられてしまうというものである。
元々はあまりにNGが多すぎる出演者に対する戒めとして1983年秋より始まったコーナーであるが、後に出演者に限らずヘマをしたスタッフやフジテレビ関係者らにまで拡大、スピンオフコーナーとして一般人に行われる「出張懺悔」のコーナーまで誕生した。
また、「ひょうきん族」での失敗のみならず、ひょうきん族出演者が他の番組やプライベートでやらかした失敗にまで懺悔の対象が広がり、番組を問わず知られるようになった。
水をかけられると後始末が大変(自分の服ならまだいいが、貸衣装だった場合は自前でクリーニング等を行う必要があった。)なため、なんとか判定を自らに有利なものにしようと、神様に賄賂(フルーツ盛り)を差し出そうとしたりする出演者も居た程である。また、せっかく「○」の判定を受けても、受けた後に余計な一言を言ってしまったがためにその瞬間水をかけられてしまう、といったケースもあった。
ただ、「(風邪を引くなどして)出演タレントの収録後のスケジュールに支障を来さないように」という配慮から、実際にかける水はぬるま湯が使用されていたようである。このことは島田紳助や島崎俊郎が後に出演した番組で証言している。が、まれに冷水やインクがかけられる場合があり、このときの衣装代はタレントが自腹で弁償させられていたというエピソードもある。
ちなみに神様を演じていたのはブッチー武者である。グレート義太夫ではないし、太平シローでもない。
判定を下す瞬間のBGMは宇宙刑事ギャバンのBGM「ギャバン変身(蒸着1)」が使われている。amazonで試聴できる。
ネタが使われた作品
アニメ
- 『とらドラ!』(第5話)
- 『ジュエルペットサンシャイン』(第38話)
- 『うみねこのなく頃に』(第3話)
- 『銀魂'』(第252話)
- 『天使の3P!』(次回予告)
- 『ゾンビランドサガリベンジ』(第7話)
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(第18話)
その他
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
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