「あの時から 私は 永い眠りについていました・・・」
イドゥンとは、『ファイアーエムブレム 封印の剣』に登場する暗闇の巫女である。
概要
ゲーム序盤からその姿を見せるが、口数も少なくただゼフィールの横にいるだけ。
「暗闇の巫女」と呼ばれているという話を序盤に聞くことが出来るが、この点は本編では掘り下げられない(下記の初期タイトルに対する言及だろうと思われる)
外伝マップを通過し、神将器を全て集めなければ彼女の正体が謎のままゲームが終わってしまう。
正体は竜族であり、『魔竜』と呼ばれる存在。
元は神竜だったのだが、千年前の人竜戦役の際に追い詰められた竜側が心を持たない竜「戦闘竜」を製造するため、心を奪う術をかけて感情を封じられ、魔竜として改造されたという経緯がある。
人竜戦役の終戦の折、英雄ハルトムートはそれを不憫に思い倒すことをせずに封印するにとどめたが、千年も後になって人竜戦役の真実を知り野望に目覚めたゼフィールによって復活させられた。
火竜を生み出す力を持っており、感情のないベルンの戦闘竜は全て彼女によって生み出された。
神将器を全て集める事で進行する第23章以降のルートにて対決することになる。
戦闘前、ロイがとどめは自分に任せてほしいというのだが、実際ファが生存している状態で封印の剣で決着をつけるとエンディングが変化するので、是非ともとどめはロイに任せよう。
終章 暗闇の向こう
ドラゴンキラーだけではなく神将器までもが特効の効果を為さない上、強化によって守備魔防も上がっており普通に戦うとかなりの丈夫さである。ステータス自体は高めなのだがヤアンと同じく間接攻撃ができないのが弱点。
しかし、「封印の剣」と「神竜石」に限っては特効を発揮し、普通に成長したロイが封印の剣を使用した場合1ターンで決着がつき、必殺が出れば一撃で決着をつけることも容易に可能である。
正直なところラスボスとしてはシリーズ最弱と言われるほど弱いのだが、彼女は首謀者や黒幕であった他の多くのラスボスたちと異なり純然たる人竜戦役とベルン動乱の被害者あり、最早戦う理由もないのであるから当然であろう。
ファイアーエムブレム 暗闇の巫女
この『ファイアーエムブレム 封印の剣』の仮称だったタイトル。頭身の高いグラフィックやクォータービューなマップと今の雰囲気とだいぶ違うものだった。
水色髪のクレインのようなキャラがアンナさんのような女性と話していたり、シャニーがサンダーに撃たれるスキャン画像などがあった。
暗闇の巫女の名が指すように、大筋のストーリーは封印の剣と変わらないのだろう。ただし舞台はエレブ大陸でなくエレゾ大陸だったようだ。
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