ウオディックとは、『ZOIDS』シリーズ登場する魚型海戦用ゾイドである。
フロレシオスやアクアドン、シンカーと同じくキットは実際に水に浮かべて遊ぶ事ができる。
機体解説
ウオディック WARDICK |
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基本情報 | |
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型式 | EHI-001 EZ-040 |
所属 | ゼネバス共和国 ガイロス帝国 |
モチーフ | 魚型 |
スペック | |
全長 | 17.0 m |
全高 | 4.2 m |
全幅 | 5.8 m |
重量 | 32.2 t |
最高速度 | 70.0 km/h(地上) 65.0 Kt(水中) |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
中央大陸を追われていたゼネバス帝国軍が来るべき中央大陸への再上陸を期して開発したゾイドで、深海の高水圧にも耐えられるようコクピットをはじめとした装甲は非常に厚く作られており、最高潜行深度は12000mを誇る。
(ちなみに地球で最も深いマリアナ海溝の最深部は10902mである)
武器には口腔内に水中を高速で伝搬する音波を利用した超音波砲ソニックブラスター、背中には海上にいる敵を雷撃するミサイルランチャーやビーム砲を搭載しており、水圏での戦いにおいては全時代を通してほぼ最強の戦闘力を有している。
一応水陸両用で、短時間ならば陸上でも戦闘が可能であるが、流石に陸戦までは考えられていないためか戦闘力の極端な低下は避けられない。
ゼネバス帝国軍の中央大陸への再上陸作戦の際に登場し、共和国軍の海上防衛ラインを破壊して帝国軍が中央大陸に上陸するためのルートを開拓し、その後も共和国軍が優位を保っていたはずの制海権を脅かし続けた。
ゼネバス帝国がガイロス帝国に接収された後はあまり使われなくなり、さらに第二次大陸間戦争では惑星Zi大異変で原種が絶滅寸前に陥っていたためもはや配備不可能と思われていたが、オーガノイドシステムを応用する事でコアの増殖を促しての再生産と再配備ができるようになった。
そしてガイロス軍の新たな海洋戦力として戦線復帰を果たし、その後は旧式機でありながらも共和国軍の最新鋭海戦ゾイドであるRZ-33ハンマーヘッドと互角以上に張り合える実力を示している。
なお、ガイロス仕様機はカラーリングは紫とガンメタルに変更されている。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC2041年ロールアウト。開発には暗黒大陸のガイロス帝国の協力があったと推測される。
ゼネバス帝国の反撃作戦“D‐DAY”にて使用され、バレシア湾に同軍が迫った際には同じ海戦ゾイドのシーパンツァーと共に共和国軍の沿岸防衛ラインを突破して帝国軍の再上陸を見事に成功させた。
その後もゼネバス帝国軍の数少ない海洋戦力として働き、場合によってはかのウルトラザウルスにも致命的な打撃を与えられるほどの存在として共和国軍からはおおいに恐れられていた。
ゼネバス帝国に代わってガイロス帝国が台頭した後の大陸間戦争ではほとんど使われず、しかも惑星Zi大異変の影響で原種が絶滅寸前に陥ってしまう。しかし、西方大陸戦争末期において次の大海戦に備えてオーガノイドシステムを利用したコアの増殖促進による再生産が進められてZAC2101年に戦線復帰、共和国軍の最新鋭機であるはずのハンマーヘッドを下しニクシー基地への奇襲攻撃などで活躍した。
それ以降の配備状況は不明。
アニメ
『ZOIDS新世紀/ZERO』に登場。
バックドラフト団のチーム・フーマの乗機であり、陸上においては砂を水中のように動き回る事ができる。
ホバーカーゴを攻撃し、ライガーゼロのCASを封じるなどチーム・ブリッツを苦しめたが、ジェミー・へメロスの機転とライガーゼロがイエーガーに換装した事によって敗北。
再戦時はラオンによって改造が加えられたネオ・ウオディックとして登場。防御力強化に加え、Eシールドジェネレーターや誘導偏向ビームガンなどが装備されており、またしてもチーム・ブリッツを追いつめるも、今度はロングレンジバスターキャノンを装備したシャドーフォックスによって敗北した。
関連動画
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関連項目
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