カイザー様とは、ナック制作のアニメ「スーパータロム」に登場するキャラクター。同時にその人の一人称でもある。
カイザー様の恐ろしさを教えてやろう・・・
世界征服を企む悪い人。国が技術の粋を集めて作った粗大ゴミ海底調査ロボットをコントロールして自身の恐ろしさを知らしめようとした。
潜水艇だかなんだかよくわからない乗り物に乗っている。どういう手段を使ったのかは不明だが海底調査ロボットのコントロールを奪うことに成功、船を沈めたり飛行機を撃墜したりと暴虐の限りを尽くしていた。
さらにカイザー様は原子力船をも沈めようとするが、ロボットの暴走を止めようとしたタロムたちと戦うことになる。
どういうわけか、その物語のボスであるにも関わらず「ひとまず退却」したあとはアニメが終わっても出てくることはなかった。流石のナックオリティ。
その後のカイザー様が世界を征服できたかは不明である。
コミカライズ版では見た目の似た「シュランツはかせ」なる人物が登場するが、同一人物かどうかは不明。
こちらではロボットを暴れさせたりしており、タロムらに阻止され残念がっていた。
主なカイザー様の恐ろしさ
●なんでも1人でやってのける
通常、世界征服を目指すには自分を慕う部下という存在が必要不可欠である。少なくとも数百人程度では到底不可能である。しかしそこはカイザー様。なんと世界征服を1人で達成しようとしているのである（実は数秒だけ部下らしき人が映っているシーンがあるが、アルバイトやマネキンであるとの説が濃厚）
その、ひとりでできるもん！の精神は戦闘においても強く表れている。
- 1人でミサイルを発射する
- 「撃てー！」 → 自分で発射スイッチを押す
- 謎念力でタロムの動きを封じる
- 通常なら変な機械から発せられる敵の動きを封じる念力を自ら出す。千万馬力のロボットの動きも止めてしまう強力なものである。本当に人間ですかカイザー様。
- 逃走するとき自分で操作する
- 「エンジンフルスピード！」 → 自分でスイッチを押す（部下への指示だという説もあるが多分違うだろう）
これら以外にも、自分で望遠鏡を覗いてミサイルがヒットしたか確認したりなど、なんでも1人でやってしまうことから理想の上司と呼ばれることが多い。
君たちの中にも、カイザー様の部下になりたいという人がいるだろう？
●特技 『カイザー様イヤー』
所謂、超地獄耳。自分は海中の潜水艇の中に居て、タロムらは海上から数十メートル上空に居るのに、タロムの「逃げ出したぞ、バリアーを解こう！」というセリフに対し「バカめ、逃げたわけではないのに・・・」とつぶやいた。
●また、『狂都アニメーション』というアニメ会社をやっており、あの「きちれこ！」シリーズの製作者であるという噂があるが、詳細は不明。
よーし、これを食らわせてやれ。撃てー！
よーし、これを使ってカイザー様の恐ろしさを教えてやろう・・・
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