ガイア・ギアα（ガイアギアアルパ）とは、小説・サウンドシアター『ガイア・ギア』に登場するマン・マシーンである。
概要
| 型式ｺｰﾄﾞ | α-000-0001 |
|---|---|
| 全高 | 22.7m |
| 頭頂高 | 20.9m |
| 重量 | 38.4t / 73.0t(全備) |
| 出力 | 14,460kw |
| 推力 | 128,000kg |
| 装甲 | ガンダリウム・コンポジット |
| 兵装 | ガイア・ギアα兵装システム |
ズィー・ジオン（ズィー・オーガニゼーション、後のメタトロン）が極秘裏に開発した最新鋭のマン・マシーン。「ガイア・ギアシリーズ」の試作1号機でもある。
主な搭乗者はシャアのメモリークローン、アフランシ・シャア。
旧時代のMSではオプションを利用しなければ単独で大気圏の離突入は出来ない。一方アルパでは熱核ジェットエンジンを搭載したVG翼（ウイングバインダー）と新素材、新型熱交換機に加え航空機状への可変機構を持たせており、WRモードに相当する形態によって、単独での大気圏離脱/突入が可能となっている。
人型はPHASE1、変形後の戦闘機形態はPHASE2と呼称される。
VG翼と脚部に計4基の主機を備え、これらはジェネレーターとしても機能する。ミノフスキー関連技術を応用した航法はミノフスキードライブ、ミノフスキーフライトと呼ばれ、超音速飛行を可能とさせている
（※後発のアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するミノフスキードライブユニットのことではないと思われるが、後付けの多いガンダムなので今後どう扱われるのかは不明）
またコックピット周辺にサイコフレーム式のサイコミュを搭載している。これによってパイロットはサイコ・ウェーブを増幅させると共に脳波関知システムを持ったヘルメットを介し、意思を直接駆動系に伝える事が出来た。このような方式が反応速度・追従性を極限まで高め、さらに手足を使わないサイコミュ式の操作・操縦系統を確立させたのである。
ガイア・ギアはサイコミュとFCSコンピューターユニットの併用で、武装に無限に近い多様性を持たせている。機体の主要パーツをモジュール構造化した事により整備性に優れるが、多機能・高性能化で製造コストが肥大化し、扱える能力を持った者も限定される事となった。
名称には「地球という大地、宇宙あるいは地球の生命を繋ぐ者」という意味が込められている。
- 「ミノフスキーバリア」
Iフィールドを応用した若干変則的な粒子バリア。最初に採用したのはゾーリン・ソール。
Iフィールドで励起されたミノフスキー粒子で機体を包み、縮退させることで発生するメガ粒子の質量をエネルギーに変換し、実体弾・ビーム問わず滅殺させるという理論。ただしこの防御法ではエネルギーもさらに必要になる。
ガイア・ギアα兵装システム
万能兵器として開発されたアルパ。補給の問題さえなければそのFCSコンピューター・ユニットはまさに無限ともいえる容量をもつといわれている。
例：メガ・ランチャーカートリッジ、サンドバレル、ビームライフル、カートリッジ、大気圏圏内飛行補助システム、ロケット弾、榴弾、徹甲弾、多目的ランチャー、ハイパーメガランチャー、20ミリガトリングガン、小口径ビームガン、ビームライフル、ビームサーベル・ラック、ビームサーベル、20ミリガトリングガン弾、サブミニュッション、ECM/ECCMポッド、4連装ロケットランチャー、ファンネル、サブミニュッション弾、ファンネルコンテナ、空対地ミサイル、バズーカ弾、サンドバレル弾、ハイパーバズーカなど
ガイア・ギアα試験機
ガイア・ギアαの変形機構の試験機。
胸部がトリコロールに塗装され、頭部はガンダムタイプになっている。この時点では頭部ハイ・メガ粒子砲の搭載が予定されていたようだ。
ガイア・ギア雷電
CD全巻特典「VIEW OF THE MANMACHINE」に掲載された機体。
ガイア・ギア雷電は、従来型のガイア・ギアαの大気圏内での戦闘能力を向上させた機体で、ステルス（低視覚率）技術の応用により、隠密性にすぐれている。大気圏脱出の際にはミノフスキースラスト・ブースターを装着。人型（マンマシーン形態）時より、飛行時の性能 向上に重点が置かれている。
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt
