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ゲームセンターあらしとは、すがやみつるが1979年から1983年まで『コロコロコミック』や小学館の学年誌にて連載していた漫画である。
概要
インベーダーキャップを被った出っ歯の少年・石野あらしが、インベーダーゲームなどの1970年代～1980年代初期までのアーケードゲームをメインに用いて、様々な強敵と対戦したりする話。
後に『コロコロコミック』で連載された「ファミコンロッキー」（作者：あさいもとゆき）などの、凄腕のゲームプレイヤーがゲームをクリアしていく漫画のはしりとなった作品でもある。
また、21世紀現在では大きなスクリーンでのゲームプレイの中継など「eスポーツ」と通ずる場面も多く見られており、作者であるすがや氏の先見性を評価する声も見られている。
あらし達が対戦で見せる「炎のコマ」や「月面宙返り（ムーンサルトり）」などのド迫力の必殺技も人気を集めた。後々にジャンプなどで登場した漫画への影響力もあったようで、「スケットダンス」や「ケロロ軍曹」などで稀にパロディが見られる。
2000年頃にはリバイバルブームが起こり、2000年代前半頃を中心に復刻本が刊行されたり、『トラウママンガマガジン』やゲームセンターを題材にしたムック本などに新作が描かれたほか、2007年には続編となる「サラリーマントレーダーあらし」が描かれたりした。2010年代以降に入っても新作は時折描かれており、例えば2018年～2021年にかけて『コロコロアニキ』で「プロゲーマー編」が描かれたりしている。
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