アーケードゲームとは、業務用ゲームのことである。
非常に大ざっぱな説明をすると「100円を入れて遊ぶゲーム」のことである。
身近なものではゲームセンターやゲームコーナーに置いてあるもの。
概要
家庭用ゲーム(コンシューマーゲーム)と対になる存在。
主にゲームセンターなどに設置され、プレイする場合は設置されている施設に入場する必要がある。
ゲームは大きく分けて、「メダルゲーム、クレーンゲームなどの景品やメダルを得ることを目標とするもの」「エアホッケーやもぐら叩きのように体を動かすもの」「プリクラのように必ず景品がもらえるベンダー(自動販売機)」などのエレメカと、大型筐体によるビデオゲームに分類される。
筐体
汎用筐体
基板を入れ替えることで多様なゲームに対応できる筐体のこと。レバー+ボタン(→アケコン)の筐体が一般的で、格闘・アクション・パズル・シューティングなど様々なジャンルに対応できる。
通常は一つの筐体に対して一つの基板を割り当て一つのゲームを遊べるようにしており、基板を入れ替えることでゲームを変更することができる。また、かつてSNKが開発したMVSのように同時に複数の基板を搭載し、選んで遊べるものも存在した。現在でもNESiCA×LiveやALL.Net P-ras MULTIは複数のゲームから遊ぶタイトルを選択することが出来る。
以前は基板のアーキテクチャの開発は各ゲーム会社が独自に行っていたが、現在では家庭用ゲーム機やパソコンとの互換OSの基板がほとんどである。
ちなみに、かつて日本中の喫茶店に設置されていたインベーダーゲームを遊ぶためのテーブル型筐体も汎用筐体の一種である。インベーダーではなくパックマンをこれで遊んだ人もいるかもしれない。
専用筐体
ガンシューティングやレーシングなどの様々なジャンルがある。ガンシューティングでは実物大の銃型デバイスを用意したり、レースゲームでは実際の運転席を模した座席を設置したり、と家庭用ゲームのコントローラーではできないリアル感を作り出している。
音ゲーやリズムゲーと呼ばれるジャンルでも専用の入力デバイスが付けられた筐体が多い。
トレーディングアーケードカードゲームのようゲームに使用するカードを吐き出し、そのカードをセットする盤を設置している筐体もこちらに分類できる。
これらは家庭用ゲーム機に移植されても入力デバイスまでは完全に再現できないため根強い人気を持つ。反面、汎用筐体に比べても導入コストが非常に高いのが欠点である。
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関連項目
- ゲーム
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- 家庭用ゲーム
- エレメカ
- アーケード
- アーケードコントローラー
- 任天堂アーケードゲーム
- バブルシステム
- MVS
- NEOGEO
- ハイパーネオジオ64
- ATOMISWAVE
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- 地雷基板
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