ココナ・バーテルとは、ガストとバンプレストの共同制作のPS2用RPGの第二作
『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』(通称:アルトネリコ2)のサブヒロインであり、
アルトネリコ2においては、サブヒロインかつ主人公の妹でありながら独自エンディングがあるが、血の繋がらない妹とのエンディングと書くとメインヒロインとしか思えないという事態が発生するので注意が必要。
3においてもココナ単独エンドが存在しているが、むしろパーティー前衛三人でのエンディングであるバッドエンドの方がより恋人的とか、2同様にヒロイン率はサブヒロインでありながら高い。
以下ネタバレ注意
概要
ココナ・バーテルはアルトネリコ2の主人公であるクロア・バーテルの義理の妹である。
元はスラム地域に親と共に住んでいたが、スラムで起こったIPD暴走事故によって親を失ったところを、大鐘堂の騎士であったクロアに拾われて引き取られた。(この時9歳)
スラムで過ごしていたこともあってか戦闘の才能が高く、大鐘堂騎士たちにその才を愛されて稽古を付けて貰っており、2の時点で未成年でありながら特別に騎士達と行動を共に出来る『サテライトガール』という役職を与えられていた。
趣味はメタファルスの女の子の間で流行しているファンシーグッズである「ゲロッゴ」グッズの収集。
この辺りの逸話はサイドストーリー『ゲロッゴハンターココナ』として2の設定資料集に収録されている。
2の主人公であるクロア・バーテルとは血のつながりはないが、そうとは思えないほどよく似ており、仲もまた良く、何事においてもクロアの事が優先という懐きぶりの仲の良い兄妹である。
Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩(11歳)
パーティーメンバーであり、シリーズ初のレーヴァテイルの前衛キャラという事で、その戦闘技も、かなり特殊。
髪飾りにもなる特殊なバトンを愛用しており、『ココナボール』や『ココナ式詩魔法』と、レーヴァテイルならではの技を駆使し、EX必殺技はそのバトンから斬馬刀状に発生したエネルギー場の刃で敵を叩き切る『フォトンセイバーEX』という物で、スーパーロボット大戦のゼンガー・ゾンボルトの斬艦刀を彷彿とさせるモーション+ムービーは、彼女の大きなトレードマークとでもいうべきモノとなっている。
一度はクロアを裏切る行為をしたメインヒロインの一人『ルカ』とは仲が悪く、戦闘に影響する相性も最悪と成っている。(結局ルカとの和解はラスボス戦~EDを描いた小説版内で描かれるまで成立しなかった。)
一方で、同好の友でありクロアや彼女自身の上司であるメインヒロインの一人『クローシェ』とは仲が良く、戦闘に影響のある相性も終始『good』のままとなっている。
尚、第三のメインヒロインのジャクリとは特に良くも悪くもない人間関係となっているが、エピローグにおいてはその戦闘力を見込まれてジャクリの代わりに『ティリアの塔の世界』に住む『ハーヴェスターシャ』の元へ【大地の心臓】という重要アイテムを届けるというお使いを頼まれた。
Ar tonelico III~世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く(13歳)
友人となったさーしゃと一緒に ゲロッゴを布教にハーヴェスターシャを探すためソル・クラスタに渡航するも、ハーヴェスターシャは見つからず、堕天峰で行き倒れたところをゲンガイと光五条に拾われ、やがてゲンガイを師としてVボードを学び、すっかりその魅力にとりつかれる。
その後ココナは、さーしゃの協力で薬で声を変え変装して男の姿をとり『タツミ』と名乗ってその姿でVボードの武者修行と称して太牙中をハーヴェスターシャを探して回るも、太牙中探しても見つからず、行き詰まっていたところ、たまたま蒼谷の里で友人となった蒼都が、咲やフィンネルを仲間に旅を始めたことで、同行したタツミとしてのココナも、ハーヴェスターシャに至るヒントをフィンネルの人格の一つであるクラスタニアの暗殺者『ソーマ』によって与えられる。
蒼都の手綱を引くのが上手く、向こう見ずな蒼都の世話を、文句を言いつつも焼いている。
だが、故郷の家族であるクロアに対して「少しだけでもこんなヒーロー性があったらなぁ...」と思わない事もないらしい。
武器はタツミと共通で、タツミの時はVボートをそのまま使っていたが、ココナの時は2つに分離したVボードをトンファーのように使っている。
必殺技はVボードの打撃、衝撃波やココナ式詩魔法(ココナは昔使っていた必殺技に比べて割りと地味と言っている)
超必殺技はVボートでの突撃を繰り返し残像が現れる速度まで上げ最後に強烈な一撃を与える。(エウレカ7のカットドロップターン?)
また、髪飾りにもなる武器を使うので髪をほどき、服も脱げてしまい、超必殺技使用後は下着?姿で戦う(詩魔法を使うと元に戻る)
服を脱ぐ理由は、ココナが未熟で速度を出し過ぎると服が脱げるらしく、メタファルスの人は普通に残像を出せるらしい。
また、3で登場したことで、抱き枕及び待望の主演ドラマCDである『ヒュムノスミュージカル ココナ編』が発売されることとなった。
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関連項目
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