ザウォート単語

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• ザウォート・ヘヴィ
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ザウォートとは、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するMSである。

概要

ペイル・テクノロジーズ(ペイル社)が開発した汎用量産機。軽量性を実現した機体構造と背面と脚部のトリゴナルスラスターによって、フライトユニット無しでの単独飛行性能を獲得している。設計には航空機を参考にしており、中～遠距離での戦闘を想定されている。その反面防御性能が低く、相手の攻撃は基本的に回避することが推奨されている(当たらなければどうということはない)。エースパイロットの中には、軽量で素早い性能を活かすためあえて接近戦を挑む者もいるとか。

デザイナーつながりで、同じくペイル社のガンダム・ファラクトともどもAC(アーマードコア)っぽいとファンからは評されることがある。

作中ではペイル寮のエラン・ケレスが搭乗し、クリバーリ3機との決闘に勝利して見せた。
株式会社ガンダムとペイル社が提携して以降は、グラスレー寮との6対6の決闘の際に地球寮に提供された。地球寮のパイロットはマルタン、リリッケ、オジェロ、ティルの4人だが、いずれもパイロット科ではないため瞬く間にやられてしまった。

武装・装備

空力を考慮してか、武装は少なく大きさも小型。前述の通り防御兵装はない。

ビームガン

銃身の短いビーム砲。ビーム収束率が高く、見かけによらず長距離射撃も可能。

ビームサーベル

シリーズお馴染みの、ビーム刃を形成する武器。前腕にマウントされている。

ベクタードブースター

背面左右に装備された筒状のブースター。根本に回転軸が設けられており、下部～後部～斜上部とフレキシブルに可動する。

ザウォート・ヘヴィ

ザウォートの実戦仕様機。
使用部品をグレードアップしたことで更なる軽量化と推進力の強化を果たしている。環境変化の激しい大気圏内での継続運用を考慮して各所に防護処理を施しており、飛行能力の安定性も大幅向上した。
以上の改修によって積載量に余裕が生まれ通常のザウォートでは非推奨だった背部大型火器の同時装着が問題なく可能になり、バックパックにベクタードブースターの代わりにミサイルランチャーやビームキャノンを搭載した重武装仕様としての運用が主流となっている。結果的によりAC感が増している。パーツ精度が引き上げられた事によって性能が向上し重武装のみならず機体単独の飛行性能も改善しているものの、推進剤の節約等も兼ねてかティックバランを併用する場合もある。

作中ではアーシアンのデモ隊鎮圧のために本機が出動している。

武装・装備

本体性能の向上により積載可能量が増加したことで、その名が示す通りの重武装が可能になった。

ロングビームガン

ビームガンに専用モジュールを接続した火器。バレル下部にはグレネードランチャーが増設されている。また、大腿部には交換用バッテリーマガジンを4つ格納している。

ビームキャノン

背面オプション装備の一つ。中・長距離に対応した高出力ビームを発射する。

ミサイルランチャー

背面オプション装備の一つ。AMM(対機動ミサイル)を4発搭載している。

関連項目

• 機動戦士ガンダム 水星の魔女
• エラン・ケレス(パイロット)
• リリッケ・カドカ・リパティ(パイロット)
• ガンダム・ファラクト(「黒いザウォート」と間違われるほど構造がよく似た、ペイル社のガンダム)
• ガンダム・エアリアル
• デミトレーナー(チュチュ専用機)
• ディランザ(同じく御三家 ジェターク社の汎用MS)
• ハインドリー(同じく御三家 グラスレー社の汎用MS)
• ベギルペンデ(相手にされずあっさりやられたようだが...)

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