シグムント・オルランドとは、「碧の軌跡」の登場人物である。
CV:稲田徹
概要
ランディに似た燃えるような赤毛と右眼の眼帯がトレードマークのガルシア以上に巨体なおっさん。
大陸西部最強の猟兵団の一つの《赤い星座》の副団長で≪赤の戦鬼(オーガ・ロッソ)≫の異名を持つ。
現在は団長であるバルデルが戦死したため実質的な赤い星座のトップとなっている。
赤い星座の部隊長であるシャーリィの父親で、ランディの叔父にあたり、ランディには叔父貴と言われている。
最強の猟兵の一角とされ、団長である≪闘神≫バルデル、その宿敵である《西風の旅団》の団長の≪猟兵王≫が相打ちで戦死したことによって現在は名実ともに最強の猟兵かもしれないと言われている。
さらに≪風の剣聖≫アリオス・マクレインと五分五分と評され、アリアンロードにアリオスと共に人間の域を超えた者と称されるなど軌跡シリーズでも上から数えたほうが早い実力者。
強者との戦闘を楽しむ戦闘狂だが、娘のシャーリィと違い、あくまで仕事と割り切ったうえで行動し、赤い星座の部下に状況に合わせた的確な指示をするなど高い指揮能力と視野を持ち、脳筋というわけではない。
「ビジネス」のために赤い星座を率いてクロスベル入りをし、ランディに父親であるバルデルの死を告げ、赤い星座に戻って≪闘神≫を継ぐよう促している。
碧の軌跡(ネタバレ注意)
初登場の時にロイドに「列車の乗客の人数は?」という初見殺しの質問をし、多くのプレイヤーが人数を数えなおすことになった。
その前についでに手配魔獣数匹をまとめて瞬殺している。
「ビジネス」として帝国と契約し、ギリアス・オズボーンを狙う≪帝国解放戦線≫の部隊を皆殺しにしている。
クロスベル入りしたのはこの仕事をするため。
そのときの言動や行動などはランディの半端な覚悟を容赦なくえぐり、ランディが一人で赤い星座に挑む事態を引き起こした。
その後、突然クロスベル市を奇襲。クロスベル市を燃やし尽くした。
このときに特務支援課と一度戦うが、その5分後にIBCビルを爆破し、飛空艇に乗って去って行った。
終盤、赤い星座は最初の仕事以降は帝国ではなくクロイス家と契約していたことがわかり、≪零の至宝≫異変にも最後まで残っていた。
だが、契約者はあくまでマリアベルのようでディーターを利用し、裏切った時もマリアベルの側についていた。
その後、≪碧の大樹≫でランディが来るのを待っていた。
戦闘前にに「赤い星座の団長になった暁にはどこに肩入れするのも望むままだ」と最後までランディを説得するが、過去の自分を乗り越え、自身の"業"に抗う覚悟を見せたランディと特務支援課と交戦することになった。
成長し強くなった特務支援課でも気絶させるのがやっとで、最後まで凄まじい強さを見せた。
家族としての愛情は確かにあったようで、2年間もケジメを取らずにいたランディを「兄貴も心配していた」とランディに告げた。最後まで残ったのもランディを気にしての行動だった。
最後は自分の道を見つけ、ケジメをつけたランディを認め、「その強がりがどこまで貫き通せるかこれからの生き様で証明して見せろ」と告げ、気絶し倒れた。
赤の戦鬼(オーガ・ロッソ)
本編では2度戦うことになる。
一戦目はIBCビルでの戦いとなる。負けてもストーリーは進むがかなり強く、しかも5分間限定(リアルタイム)。
ステータスも終盤のボス並みに高く、防御力がとてつもなく高いので物理攻撃はほとんど通らない。
時間内に倒すのはかなりきつく、うまく作戦を立てないと簡単に負ける。
普通にSクラフトも使ってくる。ゼロ・フィールドが無かったら間違いなく全滅する威力で、バーストも使えないときなのでアーツもうまく考えないと全滅する。
2戦目は≪碧の大樹≫で戦う。
ステータスが1戦目同様かなり高く、DEFはなんとアリアンロードを超えて最高の防御力。他のステータスも全体的に高めとなっている。物理攻撃はSクラフト以外ほとんど通じない。
今回はお供にインフェルノドミナという魔物が2体いる。威力が高めの全体攻撃やアーツを使ってくるうえに体力が高く、シグムントの攻撃と連携されるときつい。
Sクラフト「クリムゾンフォール」は中円で範囲が狭いが、25000前後のダメージに火傷の状態異常つき。
さらにCP回復技「オーガクライ」がチート性能。
体力消費が無しで、1戦目はCP全回復と攻撃力2段階上昇、2戦目はCP全回復と完全物理防御となっている。
体力が減るとオーガクライからのクリムゾンフォールを連発してくることあり、さらにお供が強いこともあって人によってはかなり苦戦するかもしれない。
関連動画
関連項目
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