スーパーレーザーとは、映画「スター・ウォーズ」シリーズ及びそのスピンオフ作品に登場する超兵器である。
概要
カノンのスーパーレーザー
初登場はエピソードⅣ。
デス・スターの主砲として使用され、惑星オルデランを粉砕した。さらに反乱同盟軍の基地が設置されていたヤヴィン第四衛星へも発射されようとしていたが、その直前にルーク・スカイウォーカーによってデス・スターが破壊されてしまったため、発射はできなかった。
その後、エピソードⅥにて第二デス・スターの主砲として再登場。
第二デス・スター自体は未完成な状態ではあるが既にスーパーレーザーは完成しており、連射を目的として威力を絞った状態ではあるが何発も発射され、反乱同盟軍の艦艇を多数撃沈している。しかし第二デス・スターはまたしても破壊されてしまったため、スーパーレーザーはその惑星破壊という最大威力を見せないまま、再度宇宙の藻屑となった。
新三部作においてはスーパーレーザー自体は登場しないが、元々はジオノーシアンが鉄鉱石を溶解するために使用していたものであるという設定が付け加えられた。溶鉱炉用のテクノロジーがどうしてこうなった。
エピソードⅣ直前の物語であるスピンオフ作品『ローグ・ワン』では初代デス・スターが登場。フルパワーで発射して惑星ごと破壊することはなかったものの、威力を絞ったスーパーレーザーで複数の惑星の表面を焼き尽くしている。また、スーパーレーザーの構造にはジェダイのライトセーバーと同じカイバークリスタルが使われていることも言及された。
レジェンズのスーパーレーザー
続三部作が公開される前に展開されており、のちにレジェンズに分類されるようになった作品にもスーパーレーザーは登場する。
映画のその後を描いたスピンオフ作品でも搭載プラットフォームを変えながら何度か登場しているほか、初代デス・スターはその軌道上で建造された囚人惑星デスペイヤーを威力を絞った3度の砲撃で破壊しているとされる。また、エピソードⅥのノベライズでは皇帝がエンドアの月への攻撃を命じ、発射される直前に破壊されたことになっている。
なお、スター・ウォーズの世界においてこれを超える威力の「レーザー兵器」は存在しないと言われている。
プラットフォームによる違い
スーパーレーザーは搭載する艦船・要塞によりサイズが異なり、艦船を一撃で破壊するものから惑星を完全に破壊できるものまで様々なものがある。
例えば、エクリプス級に搭載されている単一放射式のアクシャル・スーパーレーザーは惑星の表面を焼く程度だが、デス・スターに搭載されている集束式凹面複合スーパーレーザーは完全に惑星を破壊する事ができる。
基本的には、いかなるシールドでもスーパーレーザーを防ぐことは不可能である。
デス・スターがオルデランを破壊した際、オルデランは惑星シールドを展開していたが、なんの効果もなかった。
エクリプス級に搭載されているアクシャル・スーパーレーザーであっても惑星シールドが抵抗することは実質的に不可能であり、スーパーレーザーに対しシールドは何の効力も持ち得ないと言うことができよう。
搭載された艦船・要塞
- 第一デス・スター
- 第二デス・スター
- 第三デス・スター
- プロトタイプ・デス・スター
- 衛星砲ターキン
- ダークセーバー
- エクリプス級スーパー・スター・デストロイヤー
- ソヴェリン級スーパー・スター・デストロイヤー
- コンカラー級スター・デストロイヤー
関連動画
関連項目
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