1984年 | 1985年 | 1986年 |
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『ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』とは、映画ドラえもんシリーズ第6作である。1985年3月16日公開。同時上映は『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』。
概要
大長編、映画ドラえもん共に第6作目となる作品。「反乱軍を指揮する独裁者と戦う」という、これまで以上にシリアスかつSF色の強い作品である。また、有名映画のパロディが多いのも特徴。オープニングでは、スターウォーズのC-3POとR2-D2が出演していたりする。また、主題歌『少年期』の人気が非常に高い。
2021年には本作のリメイク作品となる『のび太の宇宙小戦争 2021』が公開予定だったが、新型コロナウイルスの蔓延に伴い延期、2022年3月4日に公開されている。詳細は当該記事にて説明。
あらすじ
広い銀河の片隅にあるピリカ星では、政府軍と反乱軍との戦いが起きていたが、敗色が濃厚となった政府軍は、大統領を無理矢理ロケットに乗せて脱出させた。
一方、スネ夫たちと一緒に自主映画を撮影していたのび太は、ちょっとした失敗から仲間はずれにされてしまう。ドラえもんに泣きつき、しずかちゃんを加えてメルヘン映画の撮影をはじめたのだが、撮影の途中でロボッターをつけたウサギのぬいぐるみが行方不明になってしまう。捜索の最中、小さなロケットを発見するが、けっきょくぬいぐるみの行方はわからなかった。明日、また探そうと家に帰ったのび太の前に、親指サイズの宇宙人パピが現れるのだった。
ゲストキャラクター
- パピ
- CV:潘恵子
- ピリカ星からやってきた親指サイズの宇宙人。年齢は10歳程度だが、礼儀正しい性格をしている。動物を操る超能力を持っている。
- ロコロコ
- CV:三ツ矢雄二
- パピの愛犬。本人は無口なつもりだが、実際はおしゃべりで話し出すときりがない。しかし、そのおかげでのび太たちのピンチを救うことになる。
- 後の『のび太のワンニャン時空伝』には、劇中にロコロコを模した遊園地の遊具が登場する。
- ゲンブ大臣
- CV:金井大
- ピリカ星の大臣。現在はレジスタンスを指揮している。
- ドラコルル長官
- CV:屋良有作
- PCIAの長官。冷酷残忍な性格で、人質をとることも躊躇しない男。スネ夫のラジコン戦車に対抗するために弱点を探るなど、策略家の面が強い。詳細は単独記事「ドラコルル」も参照。
- ギルモア将軍
- CV:八名信夫
- 反政府軍を指揮する独裁者。レジスタンスの基地を攻撃するために無人戦闘艇を使うなど、自身の人気がないことを認識している。
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関連項目
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