バトルメック(シティテック)単語

バトルメックシティテック

1.8千文字の記事

掲示板へ

記事編集

拡張ルール「シティテック」に新規収録された6機のメックを紹介。これ以降は、元ネタがはっきりしないメックも多い。

スパイダー（スカウト：30トン）

基本路線は「ジャンプのできるローカスト」。
走って跳んで、敵中を突破するのに非常に適した能力を持つ優秀な偵察機。中口径レーザー2門と近接火力も悪くないため、スティンガーやワスプ相手なら結構戦える。が、装甲はこれらと大差ないので、基本的には戦闘を避けるメック。更に脱出時に使用する射出座席が装備されていない欠点も存在する。
公式設定上は長年続いた戦争でごっそり数を減らしたレアな機体だったにも関わらず、突如として現れたウルフ竜騎兵が大量に保有してい為、疑われる理由の１つにもなったとか。

オストスカウト偵察型リガード（スカウト：35トン）

スパイダーと同等の機動力と、それなりに堅牢な装甲を持つ偵察機。
設定上は非常に優秀で貴重なセンサーを持ち、大事に使われているとされる。ただし武装は中口径レーザー１つのみとほぼ無きに等しいため、自衛戦闘を除いて直接的な交戦は出来る限り避けるのが鉄則、高い機動力と装甲も全ては情報を持ち帰るためだけに存在するのである。
そのためか、TRPGでもボード戦闘でも、あまりシナリオに登場することがない。

ハンチバック（ジャガーノート：50トン）

「ジャガーノート」というカテゴリーに属する、近接戦闘に特化した機体。
中型メックにも関わらず足は強襲級と同レベルと遅く、装備の射程も短いが、クラス20オートキャノンという問答無用の破壊力を持った主砲の前には、その程度の短所は消し飛んでしまう。
分厚い装甲で敵の猛射を耐え抜き、狙い済ました一撃で確実に敵を仕留めるという漢の戦い方が可能なロマン溢れる機体。チームで戦うボード戦闘では、他の味方の行動の自由のために進んで撃たれ役を務めるというのも立派な役割である。

但し、敵として登場しても同じ役割を果たす為TRPG、ゲーム含めて回避や移動で事故ってプレイヤーが自機もろとも消し飛ぶのもある意味風物詩となっているとかいないとか。

オストソル標準型リガード（スカーミッシャー／スナイパー：60トン）

大口径レーザー2門、中口径レーザー4門と、武装を全て光学兵器で固めた重火力メック。
放熱能力もそこそこ高く、長時間の射撃にも不安はない。おまけに弾薬を積んでいないので一撃で無力化される心配が必要ないという「使える」機体。実は重量の割にそこそこある機動力と弾薬補給がいらない特徴を最大限に生かした後方襲撃任務向けに作られた機体だったりもする。
ただし中口径レーザーの半分が背面装備という「敵中に突っ込んで戦うメック」なのにもかかわらず、装甲がそれほど厚くないというのは不利かもしれない。引き際はうまくわきまえるべし。

オストロックミサイル型リガード（スカーミッシャー／スナイパー：60トン）

オストソルの兄弟機（元ネタと異なり、こちらが原型機となる）で、こちらは背面の中口径レーザーの代わりに4連の短距離ミサイルを装備。
基本的にどちらを選んでも大した違いはないので、好みに合わせてどうぞといった感じ。
敢えて言うならば短距離ミサイルを生かせる市街戦や近距離戦が予想されるならこちらがお勧め程度か

ストーカーデストロイド・モンスター（ブロウラー／スナイパー：85トン）

長距離ミサイル、短距離ミサイル、大口径レーザー、中口径レーザーを山のように搭載した、ハリネズミのようなメック。足は極めつけに遅いものの、遠距離だろうと近距離だろうと問答無用で目標を蜂の巣にする重火力を持ち、こいつの通った後に立っている敵メックはいない。
それに見合って弾薬もたくさん積んでいるが、致命的命中を食らった際に代わりに壊れてくれる装備品に不自由しないため、一撃で倒される頻度は思ったほど高くはない。
むしろ、20基も積んでいるにも関わらず、しょっちゅう足りなくなる放熱器のほうが問題。全開射撃なんかした日には、1ターンで過熱による弾薬誘爆回避ロールが待ってます。

また他の強襲メックと比べれば威圧感が低い見た目が相まって為、作中世界ではメック戦士からは恐れられる一方、一般人からは他メックと比べて舐められるという謎の評判が付いているとかいないとか。