ホセ・バティスタ単語

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ホセ・バティスタ（José Bautista、1980年10月19日-）とは、ドミニカ共和国出身の元メジャーリーガーである。

メディアによってはボーティスタとも。

概要

2000年のMLBドラフトで20巡目（全体559位）指名を受け、2004年にルール5ドラフトでボルチモア･オリオールズに移籍。

2004年だけでオリオールズ、タンパベイ･デビルレイズ、カンザスシティ･ロイヤルズ、ニューヨーク･メッツと5球団も移籍し、最後はピッツバーグ･パイレーツに落ち着く。

2006年から頭角を現し、レギュラー定着。

2008年にトロント･ブルージェイズにトレード移籍。オフに阪神タイガースが獲得に乗り出そうとしていたが、阪神はケビン･メンチを獲得した。

それまでのバティスタは多くても16本塁打という成績だったが、2010年に監督とコーチの指導の末、スイング始動を早くした結果、長打力が開花。54本塁打で本塁打王、ハンク･アーロン賞、シルバースラッガー賞を獲得。

2011年に5年契約を結ぶ。43本塁打で2年連続の本塁打王を獲得。

2012年と2013年は故障に悩まされ、満足な成績を残せなかった。

2014年は復活し、2011年以来の30本塁打以上を記録。6月18日のニューヨーク・ヤンキース戦で通算1000本安打を達成した。

2015年は4月21日のボルチモア・オリオールズ戦で通算250本塁打を達成。この年は153試合に出場しリーグ最多の110四球を選ぶなどの活躍でブルージェイズの地区優勝に貢献したが、右肩を負傷した影響で右翼手についたのは118試合だけだった。

2016年は退場処分もあり116試合に留まったが、通算300本塁打を達成。

2017年は第4回WBCに出場した。シーズンでは4月29日のタンパベイ・レイズ戦で通算1000本安打を記録した。オフにFAとなる。

2018年4月にアトランタ・ブレーブスと契約し、5月4日にメジャーに昇格した。背番号は23。5月20日に自由契約になったあとはニューヨーク・メッツ、8月28日にトレードでフィラデルフィア・フィリーズに移籍した。オフにFAとなった。

2021年には東京五輪にドミニカ共和国代表として出場した。

2023年3月、トロント・ブルージェイズの「レベル・オブ・エクセレンス」（球団殿堂入り）に選出された。同年8月、引退セレモニーが行われた。

その他

• 遊撃手と三塁手以外には一塁手と二塁手と外野手を守れる。
• センター方向、レフト方向にホームランが多いブルヒッターである。
• 2010年から急激に成績が伸びたため、2年間で16回もドーピング検査を受けた。
• 2013年には川崎宗則がインタビューでスマートだと語った。

成績

通算打撃成績

通算：15年 Total	試 合 G	打 席 PA	打 数 AB	得 点 R	安 打 H	二 塁 打 2B	三 塁 打 3B	本 塁 打 HR	打 点 RBI	盗 塁 SB	犠 打 SH	犠 飛 SF	四 球 BB	死 球 HB	三 振 SO	併 殺 打 GDP	打 率 AVG	出 塁 率 OBP
MLB	1798	7244	6051	1022	1496	312	17	344	975	70	23	58	1032	80	1394	170	.247	.361

通算守備成績

機構	守備位置 Pos	試合 G	刺殺 PO	補殺 A	失策 E	併殺 DP	守備率 Fld%
MLB	一塁手	30	159	11	0	10	1.000
	二塁手	6	11	15	0	5	1.000
	三塁手	415	250	794	44	60	.960
	中堅手	84	155	7	4	1	.976
	左翼手	69	95	9	1	2	.990
	右翼手	1071	1907	88	36	26	.982

タイトル・表彰・その他

タイトル
本塁打王	2回	2010年、2011年
表彰
プレイヤー・オブ・ザ・マンス	5回	2010年7月・8月、
シルバー・スラッガー賞	3回	2010年、2011年、2014年
ハンク・アーロン賞	2回	2010年、2011年
その他
オールスターゲーム選出	6回	2010年-2015年

関連動画

ホームラン

守備

その他

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• MLB（メジャーリーグベースボール）
  • アメリカンリーグ
    • ボルチモア･オリオールズ　/　タンパベイ･デビルレイズ　/　カンザスシティ･ロイヤルズ
      トロント・ブルージェイズ
  • ナショナルリーグ
    • ピッツバーグ･パイレーツ　/　アトランタ・ブレーブス