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マスターチーフ

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マスターチーフとは

ここでは1.について記述する。

概要

マスターチーフ・ペティオフィサー・ジョン117（Master Chief Petty Officer John-117）は、UNSCの対コヴナント特殊部隊であるスパルタン（SPARTAN）の一員で、HALO四部作における主人公。

日本語版の声優はオリジナル・トリロジー（Halo: Combat Evolved、Halo2、Halo3）では谷昌樹、リクレイマー・トリロジー（Halo4）においては小山力也が演じる。TUTAYAレンタルであるHalo4：Forward Unto Dawnでは再び谷昌樹が演じる事となっている。

本名はジョンであるが、機密事項であるためか海兵隊員などからは階級である「マスターチーフ」、あるいは「チーフ」と呼ばれている。

幼少から厳しい軍事訓練を受けた上、肉体改造を施されているため、一般の海兵隊に比べて身体能力などが優れており、様々な武器や乗り物の扱いにも長けている。
さらに様々な戦闘補助機構と身体強化能力を備えたスパルタン専用のパワードスーツ「ミョルニル・アーマー（MJ OLNIR ARMOR）」（後述）を装着しているため、文字通り超人的な戦闘能力を発揮する。

コヴナントからはその驚異的な戦闘能力と、HALO1でアルファ・ヘイローを破壊されたことから「悪魔」と呼ばれ恐れられている。
戦車を素手で破壊し、戦闘機のコクピットをこじ開けて奪い取り、対装甲用のガトリング砲やミサイルランチャーを持ち歩いて敵をなぎ倒すその姿は、正に敵からは「悪魔」。人類からは「英雄」である。

スパルタン部隊の本拠地である「惑星リーチ」がコヴナントに襲撃され、その後の数度の戦いを経てHALO3時点ではスパルタンⅡのほぼ全員が死亡ないし行方不明、行動不能になる中、チーフは強大な敵に対抗できる「人類最後の希望」として地球軍の中核となる。

「HALO WARS」ではHALO1から21年前の話であるためチーフは登場しない（チーフとは別チームのスパルタン部隊は登場する）が、タイムラインにて6歳で徴兵されたことを確認でき、ここから単純に計算するとHALO1の時点で41歳となる（コールドスリープを使用しているため肉体的な年齢は下だと思われるが）。

日本での知名度はXbox ファンやFPS ゲーマー以外にはいまひとつであるが、アメリカではマリオと比較してもキャラクターとして遜色ないほど人気らしい。

その他詳しいデータはWikipediaなどを参考されたし。

マスターチーフが劇中で常に装備している強化戦闘服であり、人類の最先端科学（コヴナントから鹵獲した技術を含む）の結晶である。
動力源として小型の核融合炉を内蔵しており、スーツ一着あたり小型宇宙艇一隻と同等のコストと言われる。

ある程度の攻撃に耐えるエナジーシールドや複合装甲、使用している武器に応じた照準や残り弾数などの情報が表示されるHUD、周囲の動体を検知するモーショントラッカー、さらに致命傷以外ならば即座に応急処置を施せる生命維持機能、真空・無重力空間での活動能力など、驚くべき高性能を等身大に内包している。

勿論、パワードスーツとしての肉体強化機能もあり、これによってスパルタンは前述のように圧倒的に人間離れした戦闘能力を発揮できる。
また、HALO3冒頭でマスターチーフはこのスーツを着けたまま高度2kmから墜落したが、生存している。

幾度かのバージョンアップがなされており、チーフがHALO1で装備しているのがMk.Ⅴ。HALO2～3で装備しているのが最新型のMk.Ⅵである。1ではシールドのみが自動回復し、体力はヘルスパックで別途回復する必要があったが、2以降ではシールド・体力共に自動回復する（体力は画面上に表示されないがちゃんとある）。
また、衝撃にも強くなっており、1ではやたら落下ダメージが入ったのに対し、2以降では即死以外の落下ダメージが無くなった。