マモル(仮面ライダーアマゾンズ)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』に登場するアマゾンの一体である。
概要
SEASON1
駆除班に配属されたアマゾン。人間時はおとなしそうな少年の姿をしている。相手の立場に関係なく、「志藤君」「水澤君」のように君付けで呼ぶ。一方悠からは「マモル君」、三崎からは「マモちゃん」、他の駆除班のメンバーからは「マモル」、野座間製薬からは「M」と呼ばれる。
駆除班における対アマゾンの戦力であり、高井とともに肉弾戦を展開する。また、他のアマゾンを感知することもできる。
人懐っこい性格で良く言えば無邪気、悪く言えば子供っぽい。そのため高井からはよく弄られ、三崎になだめられている。同じアマゾンである悠とはすぐに打ち解けた。
他の駆除班メンバーが金のために戦っているのに対し、マモルは仲間(とハンバーガー)のために戦っている。仲間意識が極めて強く、仲間の危機には激しく怒り、死には慟哭し、無事を知った時には満面の笑みで喜ぶ。駆除班の絆の象徴とも呼べる存在。中盤では他の駆除班を真似て硬貨を集めるようになった。中でも五円玉や五十円玉のような穴が開いた硬貨がお気に入り。
前原淳=仮面ライダーアマゾンシグマの生存を知った時には喜びを露わにするも、戦いを挑んできた際には困惑。さらにトラロックを巡り志藤と悠が対立した際には大切に集めていた硬貨を差し出し、必死に二人を説得した。駆除班の面々はこの時の硬貨をお守りのようにナイフや銃に括り付け、大切にしている。
悠や駆除班、さらには仁と協力しシグマを倒すと、その亡骸に五円玉を添えて別れを告げるのだった。
好きな食べ物はハンバーガー。これは野座間製薬からアマゾン用のタンパク質補給源として提供されているものであり、よく悠の隣で一緒に食べている。しかし、カニアマゾンとの戦闘の際に誤って人肉ハンバーグを口にしてしまったことで人の味を覚えてしまい、ただのハンバーガーでは満足できなくなってしまう。
トラロックの際、駆除班がアマゾンを狩る中、ついにマモルは食人衝動を抑えきれなくなり、同行していた三崎を襲撃。「チョットダケ…」と言いながら三崎の左腕を喰ってしまう。我に返ったマモルは自らの過ちに震え、逃げるように去っていく。
駆除班が捜索する中、路地裏で縮こまって震えているところを悠に発見される。自らの行為を懺悔するマモルに悠は「アマゾンだから仕方がない」と答え、二人でどこへともなく去っていくのだった。
トラロック事件後、駆除班は解体され、メンバーはそれぞれの道を歩み始める。そんな中加納からマモルの情報を得た志藤は、五円玉を手に駆除班を再結成。ついに悠・マモルと再会する。
マモルは悠と共に、未覚醒のアマゾンたちを守っていた。そこへ仁が現れ、アマゾンたちに襲い掛かる。駆除班がマモルと悠に加勢したことで仁を退け、駆除班に戻るように声をかけられるも、悲しそうに背を向けて去っていくのだった。
SEASON2
溶原性細胞が含まれていたウォーターサーバー。その水源の調査に向かった旧駆除班の志藤・三崎・高井。同じく調査に向かっていた4Cの福田と美月。導かれるように再開した彼らの前に、マモルが姿を現す。
トラロック事件から5年。マモルたち逃げ延びたアマゾンは、しかし人間によって殺され続けていた。そうして減っていった仲間を”返してもらう”ために、アマゾンを守れる強いアマゾンを生み出すために、溶原性細胞のオリジナルであるアマゾンの腕を水源付近の地中に埋め、人間をアマゾンに変えていた。
5年の間凄惨な生活を送っていたようで、かつての明るい笑顔は影も形もない。態度は冷めていてどこか自虐的でさえあり、「どんな目にあっていたかは顔を見ればわかる」と志藤に言わしめるほど。志藤たちと対立、圧倒するも、三崎を襲ったトラウマからか人を襲うことができなくなっていた。マモル率いるアマゾンたちはそうした”人を襲うことができない”アマゾンであり、次の居場所を求めて去っていくのだった。
モグラアマゾン
SEASON1
モグラの能力を持つアマゾン。色は鈍い銀色で、声にノイズがかかっている。興奮するとハナビロモグラのように鼻が展開する。
戦闘時は組み付きやタックルなどパワーにものを言わせた戦いを好む。
モグラらしく地中に潜ることも可能で、地中から奇襲を仕掛けたり、高井とともに地下室に閉じ込められた際は脱出したりしている。
SEASON2
5年後のSEASON2では成長したのか、肩が鎧のように出っ張るなど全体的に刺々しさが増している。
パワーも増しているようで、駆除班の面々を圧倒した。
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関連項目
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