メテオスとは、2005年3月10日に発売されたニンテンドーDS用パズルゲームである。ジャンルは「打ち上げパズル」。
PCゲーム版の「メテオスオンライン」も2006年11月22日から始まったが、ハンゲームでの宣伝もうまくいかず、さらに課金要素に魅力がなかったため、2007年10月31日にサービスを終了した。
Xbox360のダウンロード販売の「メテオスウォーズ」もある。こちらは2008年12月10日発売。
概要
メテオス | |
基本情報 | |
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ジャンル | 落ちモノパズル |
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | Q ENTERTAINMENT |
発売元 | バンダイ(日本版) 任天堂(海外版) |
発売日 | 2005年3月10日 |
価格 | 5,040円 |
対象年齢 | CERO:A |
通信 | |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
開発元は水口哲也氏(セガ時代に『スペースチャンネル5』を作った人)率いるQ ENTERTAINMENT。販売元は日本国内版がバンダイ(現、バンダイナムコゲームス)、海外版(5ヶ国語分)が任天堂。
ゲームデザインは当時フリーであった桜井政博氏(HAL研究所時代に『星のカービィ』『スマブラ』を作った人)。DSの体験版ダウンロードサービスもこのゲームが最初であった。また、初期DSの作品では珍しく、高画質のオープニングムービーが鑑賞できる作品でもある。
いわゆる「落ちモノパズル」ゲームの一つだが、このゲーム最大の特徴は、上から落ちてくるブロック(以下メテオ)を並べて「空の彼方へ打ち返す」と言うゲームなのである。それはもうまるでロケットのように、メテオの下から噴射炎を吹いて飛んでいくのである。ああスッキリ。
ジオライト星人 |
パズルゲームにしては壮大なストーリーがついており、宇宙から飛来する巨大隕石メテオで危機に瀕する、様々な惑星が自キャラである。プレイヤーは様々な「惑星」と、その惑星に住む「宇宙人くん」を操り、惑星の滅亡の危機と戦うのである。このため、本作におけるステージクリアは「生存」、ゲームオーバーになると「滅亡」である。こう書くと中々にシビアな世界観だが、「宇宙人くん」達は、デザイナーの桜井氏が5秒で描けると言うほどにデフォルメされたジオライト星人(タイトルモチーフにもなっている青白い棒人間のようなキャラクター、右図)をはじめ、大変コミカルかつゆる~い雰囲気を演出しているのである。
宇宙人くんと惑星の紹介(公式)はこちら(Webアーカイブ)。こちらもパズルゲームにしてはやけに綿密な設定が練られている。
惑星ごとに専用曲と専用効果音が用意され、ピンチになればなるほど曲調が変化していくと言うような特徴的かつクオリティの高い音響演出を初めとして、ゲームの出来は良かったのであるが、残念ながら広告があまり打てなかった影響で「ちょっとマイナーな名作」になってしまった。
細かなストーリーは、公式サイトのこのページ(webアーカイブ)を参照されたし。要は、「ワレワレの星が大ピンチ!」なのである。
ちなみにタイトルであるメテオスとは、突然変異によりメテオを無限に放出し続けるようになってしまった惑星で、本作のラスボスとも言える存在である。メテオスめぇ。
公式サイトは桜井テイスト満載なゲームの説明のほか、おたより紹介や宇宙人くんを使った4コマ漫画を作成・投稿できるコーナーなどもあり、いわゆる「スマブラ拳!」的な要素も兼ね備えていた。公式サイト自体は消えてしまったが、webアーカイブでその一部を見ることができる。
関連動画
関連項目
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