ユリウス・ウィル・クルスニクとは、テイルズオブエクシリア2に登場するキャラであり、主人公ルドガー・ウィル・クルスニクの兄である。 CV:大川透
概要
年齢28歳。戦闘クラスは双剣(ルドガーの構え方はユリウス譲りと思われる)。
エレンピオスきっての大企業であるクランスピア社のクラウンエージェントである。
クランスピア社への就職試験を受けるルドガーの試験管で、素質がないと判断し、不合格にする。
その1年後、駅の食堂へ就職したルドガーが巻き込まれた列車テロの現場に居合わせており、さらにそのテロの実行犯として全国へ指名手配となり、ルドガーの前から姿を消す。
その後も度々、ルドガーの前へと姿を現し、意味深な言葉を残していく。
一族に伝わるとされる「証の歌」という歌を口ずさむことが多い。
一見、完璧超人のように思えるが、家事はてんで向いておらず、ルドガーに任せきりだったりする。
好物はトマトを使った料理で、逆にナスが苦手である。
外伝作のテイルズオブザワールドレーヴユナイティアでは本編とは異なり、プレイアブルキャラとして使用ができる。
NPCでありながら、2014年の総合人気投票では17位、部門別のギャップが魅力的なキャラ部門では7位と大健闘している。
兄の願い、弟の意志(ネタバレ事項につき、以下反転)
クランスピア社の試験を落としたり、骸殻に必要なルドガーの懐中時計を持っていたのは全てルドガーをクルスニク一族の因縁であるオリジンの審判に関わらせないためだった。
幼い頃から骸殻を使って分史世界を破壊していたために、骸殻の代償であるタイムファクター化が重度なまでに進行しており、もう命が持たない状態だった。
そして先の短い己の命を使って、カナンの地へ行くための橋を架けるのに必要な「強い骸殻能力を持ったクルスニク一族の生贄」となることを決意し、自分を殺すようにルドガーに迫る。
・ユリウスED
ここでユリウスを殺すことを拒否する選択をし続けると、ルドガーが守るためにユリウスの命を使って先へ進もうとする仲間達と戦うこととなる。
そして、仲間を殺したルドガーを見つめ、進行するタイムファクター化に苦しみながらも「これも自分が望んだ世界か」と複雑な心境を語り、兄弟二人が家へ帰りだす所で終わる。
ユリウスの命で橋を架ける選択をするとユリウスとの一騎打ちとなる。
ユリウスは己の意志で今まで限界の形態のハーフ骸殻からスリークォーター骸殻へと成長し、ルドガーもそれに答えるためにスリークォーター骸殻へとなって、ユリウスを倒す。
その戦いの末、ルドガーは気づくと分史世界へといた。
そこはタイムファクター化としたユリウスが望んだ「誰もが幸せな世界」だった。
ユリウスは正史世界のルドガーが来たことによって、正史世界の出来事を思い出す。
迷うルドガーの背中を押し、「お前は、お前の世界を作るんだ」と言い残す。
そしてルドガーが泣かないように証の歌を口ずさみ、安らかな表情で分史世界と共に壊されていった・・・。
裏設定(こちらもネタバレ事項につき、反転)
実はクランスピア社の社長のビズリー・カルシ・バクーの息子であり、本名はユリウス・ウィ・バクー。
弟のルドガーとは異母兄弟である。
15歳だったユリウスが一族の期待に応えようと奮闘していたが、ハーフ骸殻までにしか至れず、さらにビズリーが自身の母親コーネリアを利用した挙句死亡させてしまったことが原因で家を飛び出す。
その最中、ルドガーの母親クラウディアと偶然再会したが、ルドガーの存在を悟られないために逃げだしたクラウディアはユリウスをクランスピア社の追手と勘違いしてしまい、事故の末にユリウスはクラウディアを殺してしまう。それを目撃したルドガーはそのショックで母親の記憶を失ってしまう。
そして、ルドガーの懐中時計を利用して骸殻を強化するべく、祖父であるマルクスに頼んで戸籍操作をしてもらい、ルドガーの親権を譲り受ける。
上記のことが積み重なり、ストレス発散を兼ねて分史世界で何百人もの命を無差別に殺害することがあるほどだった。
そんな中、10年後での分史世界での自分との出会い、そして当時7歳だったルドガーが荒んだ兄を心配して手を切り傷だらけにしてまで作ってくれたトマトソースパスタに心を打たれ、ルドガーを守ろうと決意する。
関連動画
関連項目
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