ムーンナイトとは、マーベルから発刊されているアメコミシリーズ、およびDisney+で配信されているドラマシリーズである。
原作
ムーンナイトというキャラクターの初出は1975年の『ワーウルフ・バイ・ナイト』。
傭兵だったマーク・スペクターは、傭兵仲間が考古学者を殺し、その家族まで手にかけようとしたのを守ろうとして致命傷を受けてしまう。マークは死にかけた際にエジプトの月の神コンスと契約し、ムーンナイトの力を手に入れ復活を果たした。
しかし、マークには別の人格が生まれていた。
その後は多重人格に苦しめられつつも、逆にそれを活用してヒーロー活動を続けている。
Disney+ドラマ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)所属作品。
二重人格のダークヒーローという異色のキャラクターを主役に据えたDisney+独占配信のドラマシリーズ。
主役のムーンナイト/スティーヴン/マークはオスカー・アイザックの一人二役となり、その演じ分けにも注目である。
ストーリー
不眠症に悩むショップ店員だったスティーヴンは自分の中にあるもう一つの人格マークに気が付き、それをきっかけとして、やがてエジプトの神々をめぐる陰謀に巻き込まれていく。
登場人物
- スティーヴン・グラント/マーク・スペクター(演:オスカー・アイザック 日本語吹き替え:関智一)
- ショップ店員のスティーヴンと傭兵のマークという二つの人格を持つ主人公。
- コンスとの契約により「ムーンナイト」という白装束のヒーローに変身できる。
- アーサー・ハロウ(演:イーサン・ホーク 日本語吹き替え:咲野俊介)
- エジプトの神の一柱アメミットの復活を企てる教団の長。
- 普段は貧民街で慈善事業を行っているが、アメミットの力を持つ杖を持っており、それが指し示す人々の命をためらいなく奪っている。
- 過去にはコンスのアバターだったこともあるが、現在では犯罪が起こってから対処するよりも犯罪が起こるまえにその芽を摘むアメミットの力の魅せられている。
- レイラ(演:メイ・キャラマウィ 日本語吹き替え:小松未可子)
- スティーヴンに連絡してきた謎の美女。その正体はマークの妻。
- 長期間連絡不通だったマークのことを心配しつつ、不審も募らせている。
- 父はエジプト考古学者だったが、発掘現場を襲撃され、殺されている。
- コンス
- マークと契約し、ムーンナイトの力を与えているエジプトの月の神。
- 人よりはるかに大きい身長で、巨大な鳥の骸骨の頭をして、ボロキレを纏って、三日月を模した槍を携えており、非常に不気味である。
- アーサーのアメミット復活計画を妨げようとマークたちに指示を出す。
解説
- スティーヴンとマークの同一人物でありながら全く違う別人に見える演技はさすがの一言。吹き替え版も同様で、演者の技術の高さが伝わってくる。
- アバターとは、神々が地上に現れる際の姿とされているもの。今作では神々が元からいる地上の人間を選んでアバター/代理人としている。アバターとなった人間本人の意思も残っているが、場面によっては神々がアバターを直接操って発言している。
- エジプト関連のキーワードがちりばめられているので、初耳の単語には少し面食らうかもしれない。
関連生放送
関連動画
関連リンク
関連項目
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兄弟記事
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