概要
インターネット上にある広告のうち、見るに堪えない内容の画像や煽り文句が使われているような物を総称して「迷惑広告」と呼ぶ。
迷惑広告の例としてまず挙げられるのは、スマートフォン用の漫画サイトのバナーである。
「ワンシーンを卑猥な描写に見せて気分を害させる」「登場人物が酷い目に遭わされる」といったものが頻繁に存在している。
また、ブラウザゲーム・ゲームアプリの広告においても上記と同様の内容が蔓延している状況である(その上これらは実際のゲーム内には存在しない場面であることが多く、広告詐欺としての側面も持っている)。
数ある迷惑広告の中でも一番性質が悪いのは「貴方のデバイスはウィルスに感染している」「貴方は◯◯に当選しましたので投稿フォームにご記入願います」などと虚偽のメッセージを出して、金や個人情報を騙し取ろうとする偽セキュリティソフトウェアやフィッシング詐欺サイトであろう。
迷惑広告の例、特徴
- 特殊な性的嗜好を扱った画像
- 過激なエログロコンテンツ(漫画の切り抜き広告の場合、エログロが作品のメインでないものも含まれる)
- 胸糞な(画風に嫌悪感を催しやすい物も含む)内容の漫画の一部を切り抜いた広告(ただし『メヒアアアッ』のようにネタに昇華されたものもある)
- 美容広告や油・汚れなどを見せる蓮コラ的な画像・動画
- 広告動画が始まった途端に大音量が流れるもの
- 再生ボタンのない勝手に動く通信量を増やすもの
- 企業によるゴリ押し
- 新興宗教の広告。また新興宗教が出している書籍や映画などのCM
- 韓国アイドルやタレント、ドラマのCM
- ×ポチが困難でタップしてしまいやすかったり、スキップ・×ボタンを押してもまた次の画面に移行するだけの仕組み
- スマホなどで、画面操作しようとしたときに上や下から突然現れてスライドしてくる広告(誤操作狙い)
- ミスリードにより、スクロールすると別ページに強制ジャンプさせられる広告
- 偽セキュリティソフトウェアの詐欺広告(『ウイルスをダウンロードしてください』『お前のウイルスを感知しました』などの珍妙な日本語から、ネタに昇華された内容もある。しかし、この手の物にはそれ自体にウイルスが仕込まれていることもあるので無視するのが賢明)
- フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺
- 動画の再生開始前~再生途中、画像編集アプリなら作業中に突然挿入されるCM動画
関連項目
- 広告
- バナー広告
- エロ漫画バナー
- 漫画動画
- スパム
- ビビッドアーミー - 大量の広告で有名なブラウザゲーム。運営自身が「ウザい広告」を自覚してリリースしている部分も見受けられる)
- 副業詐欺 - 胡散臭い広告をエサに、実態の無い業者が「副業で儲けませんか?」と騙す詐欺
- 広告詐欺
- 広告ブロッカー
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