今井メロとは、(いまい めろ、本名:今井 夢露(読みは同じ) 1987年10月26日 - )は、大阪府出身の女性スノーボードハーフパイプ選手である。父はスノーボードコーチの成田隆史、兄はスノーボード選手の成田童夢(どうむ)、弟は成田緑夢(ぐりむ)。
概要
幼少時にモーグル選手としても全日本に参戦し、12歳で史上最年少プロスノーボーダーに認定される。大阪市立加賀屋中学校卒業後、スノーボードに専念するため高校には進学せず、冬は主に長野県で練習してきた。
2001年の秋田ワールドゲームズでは選手宣誓を勤め、ウェイクボードで優勝。スノーボードでは2002年に世界ジュニア選手権を制覇すると、2004-05シーズンで種目別総合優勝を決め、2006年2月開催のトリノオリンピック出場を決める。空中で横に一回転半、縦に二回転するオリジナル技「メロウ720(メロウ・セブン)」を得意とする。
2005年9月にスポンサー契約、指導方法の違いなどから成田隆史代表の「夢くらぶ」から離脱。名前も成田夢露から母親の多美江(隆史とは離婚)の苗字である今井を名乗り、本名を「今井夢露」に改名。全日本スキー連盟への登録名をカタカナ表記の「今井メロ」とする。用具スポンサーはkissmarkから、2005年にロシニョールへ。
2006年にはトリノオリンピックにスノーボードハーフパイプに日本代表選手として参加。メディアの前で自作のラップを披露するなど意気を上げるも、競技二本とも転倒のため1本目7.2点、2本目1.4点(いずれも50点満点中)で予選敗退した。
自身のブログサイトが二つ存在したが、一方は2005年11月25日以降更新停止、もう一方は意欲的に更新していたがトリノオリンピックのスノーボード競技当日直後からコメント欄における誹謗中傷などで更新停止。その約2ヵ月後に公式サイトも閉鎖になった。
2007年3月10日に岐阜県の高鷲スノーパークで開催された全日本選手権のハーフパイプに出場。成績は4位。
2007年6月13日に大阪・梅田付近で風俗嬢(ホテトル嬢)として働いていると報道された。
2008年7月25日にぶんか社より初のイメージDVD『mellow メロウ』が発売された。
- 2001年 全日本スキー選手権大会スノーボード競技 優勝
- 2002年 世界ジュニア選手権 優勝
- 2004年 全日本スキー選手権大会スノーボード競技 優勝
- 2005年2月 スノーボード・ワールドカップ韓国・星宇大会 優勝
- 2005年3月 ワールドカップ・レークプラシッド大会 3位
- 2004-05シーズン ワールドカップ種目別総合優勝
- 2005年10月 ワールドカップザースフェー大会 優勝
- 2006年2月 トリノオリンピック 予選落ち
- 2008年2月 高鷲カップ 優勝
関連動画
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