基本データ
概要
市の成立については後述。今回は合併前の三地区に分けて説明する。
角館地区
角館は東北の小京都と呼ばれ、江戸時代の城下町(角館城は一国一城令に伴い江戸初期に廃城)の街並みが戊辰戦争やその後の明治維新の波にも耐え、しっかりと残されており、角館の武家屋敷は重要伝統的建造物群保存地区であり、年間二百万人が訪れる観光地である。また桜も有名で、毎年春には桜まつりも行われている。
田沢湖地区
田沢湖地区は名前の通り田沢湖があるが旧田沢湖町だけではなく旧西木村との境にあった。中心地区は生保内で田沢湖線、田沢湖駅は元々生保内線、生保内駅だった。田沢湖は日本一深い湖で世界でも17番目に深い。田沢湖は昔はたくさんの魚が住むむず湖だったが、戦時中水力発電するということで玉川という川からお酢くらい酸性が強い水が流れてきて、ほとんどの魚が死んでしまった。この中には田沢湖固有種のクニマスも含まれており、クニマスは絶滅したとされていたが、2010年富士五湖の一つである西湖でクニマスが再発見され、田沢湖と西湖は姉妹湖提携?なるものを行ったらしい。そして田沢湖クニマス未来館が開館したが、建設費がうんたらかんたらでもめた。
この地区には田沢湖のほかにも乳頭温泉郷、八幡平温泉郷などの温泉や、田沢湖を臨めるスキー場、抱返り渓谷(下流は角館)など観光地が多く、訪れる観光客も多い。
西木地区
西木地区は、地元の観光協会にも”田沢湖角館観光協会西木もね!”というような感じで、角館、田沢湖という二大観光地に挟まれ目立たない。秋田内陸縦貫鉄道沿いに街は広がっており、3~8mの紙風船をあげる上桧木内の紙風船上げや名産の西明寺栗、その林の下に生えるカタクリなどが見どころ。
合併
仙北市は2005年に仙北郡角館町、田沢湖町、西木村が合併して成立した、が合併までにすごくトラブった。はじめに合併協議会に角館、田沢湖、西木の町村が集まり中仙町も誘ったのだが、中仙町は大仙市に入り、三町村で合併のための会議を始めた。だが新市の名前を角館田沢湖にするか、田沢湖角館にするかもめ、住民アンケートを実施したがそれでももめて、やっと郡の名前の仙北市にまとまった。が角館、田沢湖両町の対立は激化、怒った角館町長が協議会から抜け、田沢湖と西木だけの合併でまとまった。がまた角館が入ってきて仙北市が成立した。煩わし!ちなみに市役所は田沢湖。
交通
鉄道
道路・その他
主な国道は46号が通り、高速は通っていない。秋田空港は乗合タクシーで角館から4000円。
仙北市出身の有名人
関連動画
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関連項目
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