内川幸太郎とは、日本プロ麻雀連盟およびMリーグチーム「KADOKAWAサクラナイツ」に所属する競技麻雀のプロ雀士である。
概要
1981年長野県生まれ。2005年にプロデビュー、2014年にプロリーグ鳳凰戦のA2リーグへ、2017年にA1リーグに昇格。現在、連盟内での段位は七段。また、連盟の理事も務める。
モンド杯、RTDリーグなどテレビ対局にも多く出演しており、選手としてはもちろん解説者としても丁寧な解説で人気を博す。
温厚な性格と風貌の良さから女性ファンが多く、内川が講師を務める麻雀教室は大人気らしい。しかし対局となれば真剣そのもの、また、連盟では礼儀作法やマナーなどを若手に教える指導役も務める厳しい一面も。
Mリーグでは2019年シーズンから参入した「KADOKAWAサクラナイツ」に一位指名で入団。確実なゲームメイクでファイナルまで進出した。
その2019年度レギュラーシーズン最終盤、セミファイナル行きボーダーを争っていたTEAM雷電の黒沢咲に四暗刻単騎を放銃してしまう。放銃の直後、がっくりとうなだれるシーンはその後もMリーグCMで繰り返し放送され、本人もこれ以後「西」(黒沢にスッタンを放銃してしまった時のロン牌)をやたらとネタにするようになってしまった。
KADOKAWAサクラナイツ加入後は漫画「鳴かせてくれない上家(かみや)さん」の麻雀部分監修と、各回の麻雀ルール解説も務める。
雀風
- いわゆる「バランス重視の対応型」。特に着順取りが大事な局面で、狙った並びを作るためなら差し込みも辞さないプレイングが「内川サービスセンター」と呼ばれたりする。上記のスッタン放銃も順位並びとリスクを予測した末の押しだったが、さすがに32000(+600)は予想以上のダメージだったようだ。
- 捨てる牌の順序、即ち「手順」を重要視しており、「手順」をテーマとした著書があるほど。キャッチフレーズも「手順マエストロ」である。
- 手なりが基本という考えゆえか打点は抑えめで、ドラを欲するあまり「赤川運太郎」と自称する自虐がこぼれることも。
獲得タイトル
- 十段位 1期(35期)
関連動画
対局動画はYouTube「日本プロ麻雀連盟」チャンネルやAbemaTV「Mリーグ」「RTDリーグ」に多い。
上で触れたCM。
この前のタイミングで、跳満聴牌を入れていた内川は着順が上がらないこと、ドリブンズがトップになってしまうことを考慮してトップ目の勝又から出た上がり牌をロンせず、ツモに賭けた(ツモなら3着になるため)。
黒沢は四暗刻単騎待ちになってから単騎を変え、ラス巡目で2枚残りの西単騎としていた。
上家の村上は西を掴んだがすでに降りていたため出すことはなく、海底で内川が掴んだのが、西だった…
ちなみにチーム状況から危険とわかっててわざと打った可能性があり、ツモり四暗刻だと読んでいて打てばリーチをかけていないから最悪でも跳満、黒沢に放銃なら少なくともドリブンズはトップにならないからだ(Mリーグはトップに+50のウマがつくが2位は+10というトップが超有利なウマ設定である)。
とはいえ動画の通り振った時の内川はガクッと肩を落としていた。
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関連リンク
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関連項目
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