効率の良い稼ぎ方とは、ビデオゲームにありがちな要素のひとつである。
概要
ビデオゲームの攻略本や攻略サイトなどにおいて、お金や経験値などのポイントを効率よく稼ぐ手段を紹介するページの存在は古くからお馴染みである。丁寧なところではゲーム序盤の稼ぎ方法から終盤の稼ぎまで、ゲームの進行具合に応じてより良い稼ぎ方を解説してくれたりもする。
お金については「金策」という言葉で表現される事も多い。
中にはあまりにも稼げすぎてゲームの面白さを著しく損なう可能性のある稼ぎ方もあるが、大抵はゲーム製作側が意図して用意しているものである。
ゲームにおける効率の良い稼ぎ方の例
周回プレイ
クリアすることで何かしらもらえるゲームモードやステージなどにひたすら挑戦しまくる手法。他にも稼ぎ用のステージが用意されていたりもする。稼ぎ手段の定番であるが、「これがダルいんだから効率の良い稼ぎ方探してんだ」と言われがち。
例
○○狩り
高額で売れるアイテムや倒せば高い経験値を得られるモンスターのみを狙う手法。地道な方法ではあるが、出現率を高くさせたり、狩りを成功させやすくするなどの方法が攻略情報として記載される。
この手法で特に有名なのがドラクエシリーズのメタルスライムなどのメタル系モンスターを狙って倒す「メタル狩り」である。メタル系モンスターはすぐ逃げるが倒せば大量の経験値を得られるという特徴を持ち、古くから多くの勇者たちに狩られてきた。メタル系のモンスターに高いダメージを与える「メタルぎり」という技もある。
また、他作品でも「倒せば大量の経験値が得られる」という似たようなポジションのモンスターが登場することが多い。
例
ミニゲーム
カジノや闘技場、釣りといった本筋からはズレたミニゲームなどをクリアして賞金や報酬を稼ぐ手法。
ギャンブル的な物は成功すれば多くの利益が得られるが、失敗すれば利益はなし、それどころかマイナスになる可能性も高いというハイリスクハイリターンな手法である。
操作が単純な物はそれ単体ではそうでもないが下記の外部ツールとの組み合わせで稼ぎ要素になる事もある。
例
友達と協力
自分より進めている友達にアイテムなどを貰って売却する方法。友達を用意できない人はSNSやネット掲示板などで協力プレイを呼び掛ける方法をとる。
協力プレイを推進するゲームでは友達と協力することで売却額が高いアイテムが手に入る、報酬額が上がるという事も多い。
1人で2台操作して進んでいる方のデータ(一度クリアした)データなどから貰い序盤を効率良く進めるという方法もある。
仕様の穴(裏技)
基本的に開発者の意図していなゲームプレイなので、後期バージョンやアップデート、次回作、リメイク等で削除・修正される事も多い。
意図的に初心者救済として意図的に設定されている場合もある、しかしその場合さっさと先に進んだ方が稼ぎの効率としては良いことも少なくない。
下記のバグ技との近いが「ゲームの動作としては正常」なのが違いか。
プレイヤー的に判断が難しい為、バグ技とまとめて「裏技」という扱いにされる事も多い。
例
- サレンダー[降参]稼ぎ(遊戯王レガシー・オブ・ザ・デュエリスト、遊戯王マスターデュエル)
バグ技(裏技)
開発者の想定していな挙動によって稼げてしまう現象を使った手法。ゲームの他の部分にも影響を与えまともなゲームプレイが出来なくなる可能性もあるのでご利用は計画的に。
こちらも後期バージョンやアップデート、次回作、リメイク等で削除・修正される事も多い。
例
DLC(ダウンロードコンテンツ)を使う
リアルマネーで解決!という手法。DLCの中には稼ぎを楽にしてくれるアイテムが用意されている事も多い。
しかし意図的にバランスブレイカーとして設定されているのでゲームの面白さを損ねる危険性が高く、余程のヘタクソか時間がないかクソゲーすぎて使わなきゃやってられない限りは使うべきでは無いだろう。
外部ツール
連射パッドや連打ツール、あるいは扇風機など外部のツールを使う手法。決定ボタンを連打するように設定し、ゲームモードの参加賞のようなポイントだけをもらうというものが主流。効率的には良いとは言えないが、放置しているだけで稼ぐことができるため睡眠中や外出中などプレイ外でも可能なのが最大の強み。中には放置して稼ぎたいがために盛大な努力の方向音痴を見せる者もいる。
ほかにはNintendo Switch Onlineの特典でプレイできるファミリーコンピューターやスーパーファミコン、ニンテンドウ64などのゲームではいつでもセーブ・ロードが可能であり、これを使って稼ぎが成功するまで粘り続けるという手法も外部ツールを活用しているといえるだろう。
例
現実における効率の良い稼ぎ方
関連動画
関連項目
- ゲーム
- 取り返しのつかない要素(同じくゲームの攻略サイトなどで紹介されがちな要素)
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