字幕テロとは、TV局による視聴者へのテロップ攻撃である。その性質上、特にNHKの犯行声明が多いと思われている。
概要
テロはテロでも、原義の『テロリズム』のことではなく、『テロップ』の意味合いが強いが、性質上『テロリズム』と『テロップ』をかけた意味合いを持っている。またテロップの内容によってはテレビ局に抗議が殺到するため、原義の『自爆』の様相を呈することもある。
せっかく番組を楽しんでいる中に、予告もなく突然水を差すかのような警報音と共に現れたり、または画面レイアウトを大きく変えてしまうため番組に没入してたところを「一気に醒ましてしまう」効果がある。
その性質がさながら、テロ攻撃のように予告もなく突然現れ、かつ予防手段も皆無のために、このように言われるようになったと思われる。予防手段ではないが、どうしても録画した番組に入っているテロップが嫌な場合は、DVD版などを購入するほかはない。
デジタル放送の場合、字幕スーパー機能を使えば映像信号と別にテロップを流すことが可能だが、DVDが売れなくなるので採用している放送局はほとんどない。
注意
テロップ自体は決して無価値なものではなく、災害情報、特に津波など緊急性の高いものは、もちろん番組内容如何によらず優先して表示されるべきである。
この言葉は主に、「〇〇市長当選確実」のように、「今このタイミングでこのテロップ流す必要ねーだろ」という時に使われるべきである。
字幕テロの種類
本記事では字幕テロとまとめているが、速報の内容によってはその速報に即した名称に変わることがある。例えば、字幕テロの内容が地震だった場合、「地震テロ」と呼ばれることがある。
実際に発生した字幕テロの例
- 『龍馬伝』の最終回において、「坂本龍馬が暗殺される」というその回、それどころか1年間のシリーズを締めくくるレベルのクライマックスシーンに愛媛県知事選挙の当確速報が入るという字幕テロが発生した。しかもテロ攻撃のタイミングも狙ったようにクライマックスの暗殺シーンに丸々被せたかのように流れたため、最終回のクライマックスシーンを台無しにされたと怒ったファンも少なくない。一時間に200件以上の苦情がNHKに寄せられ、愛媛県民はしばらく肩身が狭かったたという。
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関連項目
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