あら、イケメンじゃn・・・え、コートにランドセル? しかもちっちゃい女の子と一緒じゃない。兄弟かしら・・・ってちょっと!! なんなのあの人!! 小さい女の子を襲うなんて変質者そのものじゃないの?! ちょ、おまわりさーん!!!
宮川あつしとは、『リコーダーとランドセル』に登場する、置鮎龍太郎みたいな声でしゃべる小学五年生である。
概要
身長180cmオーバー(目下成長中)でイケメン、それに置鮎声という小学生とは思えない見た目と声の持ち主。身長が低い宮川家では図抜けて高い身長の持ち主であるため、いろんな意味で目立っている。しかも、学校があるときはあの風貌と(隣に住むニートタケ兄のお下がりから譲ってもらった)大人びた服装でランドセルを背負い、小学生らしい立ち振る舞いをするため、新手の先鋭ファッションだと思われたり、不審者と思われること多数。また、イケメンであるためお姉さまからの逆ナンに遭うことも(当然、法的には犯罪である)。男子なら女性からの性的な被害なんてうらやましいだろうが、中身が純粋な小学生であるあつしにとっては恐怖以外何者でもない。
本人は見た目以外は純粋な小学生そのもの。遊ぶのが大好きで宿題をサボりがち。ロボットモノアニメも大好きで、ヒーローショーやお菓子に目が無いと、本当に言動は小学生そのものである。だからこそ、見た目のせいで勘違いされた挙句に、周囲の誤解により逮捕されるのは堪えていた(原作最初の逮捕は「初恋を国家権力に引き裂かれたー!」と嘆くほど)が、話が進むと・・・。
他者との関係
姉であるあつみは面倒見がよく、大きい弟に振り回されながらもきっちりと姉らしく接する。勿論、彼のルックスを利用して自らが補導されないように(あるいはロリコンに狙われないように)と、買い物の際に高い棚の商品を取るなどの目的で弟を連れて行く(ただし、行動によっては変質者にさらわれた幼女と勘違いされるデメリットもある)。ただし、あまりに身体差がある兄弟なので、あつしがじゃれてくるとあつみに被害が出るのは言うまでも無い。
その姉の友人である沙夜はあつしに惚れている。当初は成人男性だと勘違いしていたのだが、事実を知った今は法律とモラルの壁に苛まれる日々である。かわいそうだが、個人的にこの恋は報われてほしいのでがんばって乗り越えてもらいたい(主に時間経過的な意味で)。
近所に住むタケ兄はいつも彼にお下がりの服を与えている。だが、その渡す理由が重いことが多い(定職に就かないくせに)。あつしもある程度は彼の事情(定職に就かない事)を理解しているらしく、彼もたまに「また仕事辞めたの!?」等とツッコミを入れている。さらに言えば、渡す服の中には小学生に着せるにはふさわしくない物も混ざっているため、そんな服で登校したらどうなるかは各自の妄想に任せることとする(オチは読めているだろうが)。
担任の盛山先生(男性恐怖症)は彼が小学生であると頭ではわかっているがやはり、成人男性に見えるルックスが優先するためか、過剰な反応を起こすことが多い。そりゃ、イケメン(11歳)が目の前で体操服に着替えてたりしてれば・・・ねぇ。また、あつしが補導されたときは彼女の出番。さすがに顔を知っている警官がいたらその限りではないが、すでに彼女は、あつしが逮捕されたときに備え、身分証明をいつでも持ち出せるようにしている。
校内で仲良しなのはテツヤとタクミ、ヒナちゃん。テツヤとタクミはよく一緒に遊んでおり、このときの様子は(アダルトDVD購入させようとすることなどを除き)小学生らしい。ヒナちゃんはあつしが大好きな女の子・・・なのだが、彼女と一緒に行動すると誤認逮捕率が格段に上がってしまう。その為、視聴者からは「歩く逮捕フラグ」と呼ばれることも。彼女も彼女なりに気を使うが、後述の理由や大人の偏見により、その努力が水の泡になることも。
警察とあつし
以上のことからわかるとおり、あつしにとっての当面の天敵は警察やPTAだろう。見た目こそ長身のイケメンだが、中身は小学生であるあつし。しかし、そのイケメンっぷりがマイナス方向に働いてしまい、逮捕へとつながってしまう。以下にあげるのがその一例である。
- 逆ナンに遭った際に防犯ブザーを鳴らしたらなぜか逮捕。
このとき、女性は嫌がる小学生(180cm)を連れ去ろうとしていた。 - 「不審者出没注意」の看板を見て、周囲を警戒しながらヒナちゃんと手をつないで歩いていたら
不審者と間違われて逮捕。どうやら周囲には誘拐犯に見えた模様。 - 宿題を見せてとヒナちゃんにせがんだら、周囲の大人にロリコン変質者と勘違いされて逮捕。
本当のロリコンはあつみの高校にいるというのに…。 - ホワイトデーのお返しをヒナちゃんにあげている現場を、あつしを知らない警官が目撃。
お菓子で子供を誘う不審者と勘違いされて逮捕された。
あつしが報われるのはいつだろうか。そんな彼の味方となっているのが木島さんと三浦さんである。現在は彼女達のおかげで、いくらか精神的に楽になっている模様。
彼女達が事情を理解した当初、あまりに逮捕されまくる現状を不審に思って調べたところ、一応はあつしのことを記述しているのだろうと思われる資料を見つけたが、その内容があつしのことであるとわかりづらい記述であったことが発覚。そりゃ逮捕されるわ。さらに、あつし自身がすっかり、一部を除いた警官に対して恐怖を覚えてしまっているため、挨拶するのも一苦労といった状況が続いているのも原因となっている。このままではいけないと思ったのか、あつしの顔を覚えた木島さんと三浦さんは警察内部から誤認逮捕を防ごうと対策を練り始めている。しかし、どう考えても作成した資料が不審者情報と思われても仕方ない内容だったり、写真を使っても目線も手伝ってか、指名手配犯と言われても仕方のないポスターになったりと、全くもって改善の様子が見られない。さらには本当の意味での変態が出没したり、青野さんの天然が発動したりと、改善されるのは恐らく遠い未来になるようだ。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- リコーダーとランドセル
- 宮川あつみ(実姉)
- 沙夜(姉の友人、思いを寄せられているが気付いていない)
- タケ兄(隣に住むニートのお兄さん)
- ヒナちゃん(片思いの相手)
- 盛山先生(担任)
- 置鮎龍太郎(アニメでの中の人)
- 不憫
- 残念なイケメン
- 小学生 / ショタ
- ショタジジイ
- おまわりさんこいつは違います
- 弟
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