「導きの星神ハルーラ」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.5」に登場する大神(メジャー・ゴッド)であり、奈落の盾神イーヴの妹神であるとされている女神。謹厳実直で苛烈な兄に対し、許しと癒し、加護と導きを司る。
格言
「迷える者よ、道を照らしましょう」
「罰だけでは罪は滅びません。許すことが、罪を消し去るのです」
「導く者こそ、心強くなければなりません」
概要
ソード・ワールド2.5のルールブックⅡから登場したアルフレイム大陸全土で信仰されている大神。
かつて兄イーヴと肩を並べて奈落や魔神と戦い、傷つき倒れた人々を助け、癒す事で多いに活躍したとされている。
その姿は北方に輝く極星に象徴され、神像はオーロラを想起させるベールを纏った女性の像で、天の星を指すように右手を掲げているものがよく見られる。聖印は五芒星、あるいは星形のメダルが用いられる。
その異名にもなったように、ハルーラは人々を導く慈愛と包容力を持ち、また“奈落の魔域”を見つけ出す特別な力があったとされている。奈落や魔神との戦いで有名なのは兄神イーヴだが、その活躍は妹神のハルーラの的確な導きがなければなしえなかったとも考えられている。
また、“奈落の魔域”が発生すれば天空にオーロラが走り、その出現と場所を知らせてくれるのだが、これもハルーラの力によるものと信じられている。
ハルーラの教義は迷える者を導き、間違いを犯した者を許すことにあり、罪をただ罰するだけでなく、反省を促し、罪を償い、更生させることを最善としている。
その導きの力は旅人や冒険者にも信頼され、信仰の対象となる。危険な道を旅して商品を運ぶ商人や船乗りにも信者は多く、港町ではハルーラ神殿が灯台を兼ねていることもある。他にも空をオーロラが走る光景がひらめきを象徴していると考え、学者や研究者にも信者が少なからず存在している。
それだけでなく地名や国の名前、果ては列車の名前などに彼女の名前を元にしたと思われるものや、彼女が司る導きの力を彷彿とさせるものが多々見受けられるなど、アルフレイム大陸全土で絶大な人気を誇っていることが伺える。
他の神々との関係は、月神シーンに「可愛い妹分」とみられており、彼女自身もシーンを敬愛している。そして魔神達の首魁とも言うべきラーリスに対しては「倒すべき敵」と見なしている。
また、船乗りの守護神であるためか、海賊の神であるエイリャークに強い警戒を抱いており、エイリャークからは目障りな存在とみられている。そしてその星の輝きやオーロラの光の美しさが故か、ツァイデスからはいずれ我がものにせんと狙われているようだ。
特殊神聖魔法
旅人の守護神ということもあってか、特定の目的地へと導く効果を持つ魔法が目立つ。また、兄と似て対魔神・対奈落の魔域用の魔法も存在する。
便利ではあるのだが活躍する場面が局所的なだけに、どちらかというとPCが使うよりもNPCがシナリオギミックやお助け要素として使いそうな魔法が多いが、【リブ―ト】だけは、かなり強烈な性能を持つ。
スター・ガイド
ディスクローズ・デーモン
トレイルガイド
リブート
レスキュー・フロム・シャロウアビス |
関連動画
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関連静画
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関連項目
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