楽就単語

• 正史では
• 演義では
• 吉川英治『三国志』では
• コーエー（光栄）三國志シリーズ
• 一騎当千では
• 関連動画
• 関連データ
• 関連商品
• 関連コミュニティ
• 関連項目
• 脚注
• 掲示板

「楽就」（ガクシュウ ？ ～ 197）とは、三国時代の群雄にして仲の皇帝袁術の配下の武将であり、主君が逃げ出した首都を守って敗れた武将である。

正史では

袁術配下の武将として登場する。

皇帝を自称した袁術が陳の国に攻め込んだところ、曹操が討伐軍を率いて現れた為、楽就は橋蕤（橋ズイ）・李豊・梁綱らと共に残され、袁術は淮南へと逃げ帰った。

曹操の討伐軍に抗戦した楽就らであったが、大将軍の橋蕤（橋ズイ）が于禁に討ちとられ、楽就らも全員戦死した。 

演義では

袁術が呂布の討伐軍を組織した際に大将の一人となったが、陳珪の離間の策にのせられた楊奉と韓暹が裏切った事で敗北した。

皇帝を自称した袁術がやりたい放題の浪費を繰り返して国を衰退させたところに、曹操の討伐軍が侵攻してくると、袁術が逃げ出した後に残された寿春にて曹操軍を迎え撃ったものの、敗れて市場にて斬首された。

※その他「楽就」 の詳細についてはWikipediaの該当項目参照

吉川英治『三国志』では

吉川英治の歴史小説『三国志』では、上記の呂布との戦いで、呂布と斬り合う場面が存在する。

呂布が猛然と袁術めがけて突進してくると、楽就は梁紀とともに、これを迎撃する。しかし、楽就は呂布の一撃の下にあっけなく斬り伏せられてしまった^[1]。

ところがその後、しれっと寿春の攻防戦に再登場したりしている^[2]。要は、この楽就の戦死は作者・吉川先生のミスである。まあ、この後も、吉川先生の筆により3回も殺されてしまう誰かさんが出てくるわけだが。

コーエー（光栄）三國志シリーズ

コーエー三國志シリーズでは、「三國志Ⅱ」初登場。実はⅡでは、袁術軍最強の猛将であった。Ⅲでも将軍にこそなれないものの、紀霊・張勲と同等の武力を持ち、ナンバー3の武官として序盤はやはり重宝される。

Ⅳ以降姿を消していたが、Ⅸで復活。一応、水準レベルの武官ではあるが、かつてのような主力とはもはや言えない。

なおⅠのリメイク版では、原版で登場していたが、正史にも演義にも出ないことがバレた梁紀に代わり、楽就が登場している。

シリーズごとの能力値は後述の関連データ参照。

一騎当千では

塩崎雄二のバトルアクション漫画「一騎当千」に、何故か主人公の孫策伯符（性別：女）率いる南陽学園に所属しており、以外と登場回数は多いものの、呂蒙子明らとほとんどの三国キャラが女性化されている中で、マッチョな男性なので損な役回りになる事もある。

関連動画

楽就登場動画

仲王朝関連動画

関連データ

コーエーの三國志シリーズにおける楽就の能力一覧（三國志（Ⅰ）のデータはリメイク版のもの）。

能力一覧	統率	武力	知力	政治	魅力	陸指	水指	身体	運勢
三國志		38	40		62			89	20
三國志II		74	54		53
三國志III		70	51	47	50	67	32
三國志IV	－	－	－	－	－
三國志V		－	－	－	－
三國志VI	－	－	－	－	－
三國志VII		－	－	－	－
三國志VIII		－	－	－	－
三國志IX	64	70	47	34
三國志X	56	68	58	39	52
三國志11	53	66	58	42	53

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

学習 三国志 三國志 一騎当千 三国志の登場人物の一覧 ニコニコ歴史戦略ゲー iM@S架空戦記シリーズ	仲王朝関連人物
	袁術 袁胤 袁燿	紀霊 張勲 陳蘭 雷薄 楽就 楊弘	袁渙 閻象 梁綱 陳紀 韓胤 李豊	橋蕤（橋ズイ） 楊奉 韓暹 兪渉 梁紀

脚注

1. *草莽の巻「増長冠」
2. *草莽の巻「空腹・満腹」