于禁単語

ウキン
2.0千文字の記事
  • 9
  • 0pt
掲示板へ

于禁とは、

  1. 三国志に登場する人物
  2. 歴戦動画101匹阿斗ちゃんシリーズ投稿者、ネコミミ于禁氏

ここでは1について説明。

概要

曹操麾下の名将

字は文則。泰山県(現在の山東省)の出身。同郷の鮑信黄巾の乱に際して義兵を募るとそれに参加する。
鮑信の死後は曹操に仕え、以後曹操の下で数の軍功を立てた。

繡との戦いにおいて、混乱の中で味方に略奪を働いた州兵を処断しつつ冷静に次の戦いに備えてから曹操に報告した時、曹操から「いにしえの名将に勝る」とまで評価された。また、豨が謀反を起こした時、友である事を頼りに于禁に降したが、于禁は包囲された後に降した者は許さないとながらにこれをった。
于禁をはじめ張遼楽進張郃徐晃はみな曹操軍の名将とうたわれており、戦争の度に先鋒から殿軍までを任されていた(正史三国志には彼ら5人がまとめて一つの伝に収められている)。

晩年の悲劇

しかし219年(建安24年)、劉備配下の関羽に包囲された樊曹仁を救う援軍を率いた時、洪水に巻き込まれ、身動きが取れなくなった于禁は関羽に降曹操新参ながら降を拒否してられた龐徳較して「わしが于禁を知って30年になる。危機を前に龐徳に及ばないとは思わなかった」と嘆じた。

于禁は関羽の捕虜となるも、荊州がに奪われると孫権の賓客となり、曹操死後に他の捕虜と共に孫権からに返還される。真っ白にやつれた于禁に対し、曹操の後継者の曹丕は表向きはねぎらいつつ于禁をへの使者に任命し、その前に曹操の墓(高陵)を参拝させた。そこには于禁が関羽に降龐徳が降を拒んでいる場面が描かれており、これを見た于禁は恥と怒りのため病に倒れ病没した。子のが後を継いだ。

評価・余談

  • 法をもって下の者を制御したため下の者は于禁になびかなかったと正史に記述がある。正史の注を書いた裴松之は、豨が降した時曹操に護送して万一の幸運を期待すべきだった、だから死んだ時厲侯(辜の者を殺戮する、という意味がある)という諡をもらったのだと于禁を批判している。
  • 于禁が関羽に降したことで兵卒達の命が救われただけでなく、の降兵数万を抱えた関羽は糧秣に苦しみ、結果として荊州失陥につながったという見方もある。
  • 孫権には厚遇されたが孫権配下の虞翻は于禁の態度を面向かって非難した(于禁自身はに帰った時虞翻を賞賛している)。曹丕の取った態度は『資治通鑑』で「曹丕は于禁を許すことも殺すこともできた。然るにこのような態度を取ったのは君のすべきことではない」と批判されている。
  • ところで2009年末に中国河南省文物局が曹操の墓(高陵)を発見したと発表した時、世間では「本物の墓なら于禁が降している絵があるはずだ」というも聞かれた(らしい)。

于禁の子孫 

于禁の子孫については、正史三国志で子の(うけい)が後を継いで、益寿亭侯となったことしか分からない。 

各メディアにおける于禁

三国志演義

した琮を曹操の命で暗殺したり龐徳の忠義を疑ったり悪役を演じている場面が多い。しかも関羽に降った時は命乞いまでしている。
「お願いでございます。命だけは、命だけはお助け下され」(in 横山三国志

蒼天航路

渋い見せ場が多い。関羽に降したのは彼なりの論見があったためで、そこには後悔の念はない。

日本テレビ版三国志

1985年日本テレビで放映されたアニメ三国志』では、なんと美少女として登場。金髪の美男子たる曹操に一途な想いを抱いている。
赤壁の戦い曹操かばって戦死する。

真・恋姫†無双

恋姫無双シリーズには2作真・恋姫†無双からの登場。このゲームノリとして、当然のごとく美少女。可憐なメガネっ子で、真名は沙和。楽進李典とは同期仲良しトリオにして、JKのごとき曹ファッションリーダー。しかし訓練となるとハートマン軍曹ばりの聞くに耐えない罵詈雑言を放つ(軍に所属して、初めて部下を持つことになったはいいが、可憐さ故に部下にめられっぱなしになった彼女に、元現代人の主人公が、部下の効果的な教育方法としてハートマン軍曹ノリをそのまま教えたためである)。

三極姫

三極シリーズでは1作からの武将として登場。楽進など他の武将が美少女化するなか男性キャラとして登場。
の武将で男性キャラの例は夏侯惇李典などがいるがその中でも一際影が薄い。性能面でも較的庸。
武人としての気を感じさせつつもどこかヤラレ役のような印を持つキャラクターとなっている。 

真・三國無双シリーズ

真・三國無双7猛将伝よりプレイアブルキャラに昇格(CV宮内敦士)。武器は三
黄巾の乱の頃より曹操軍の将として一線で戦い続けてきた古参の将。軍規に非常に厳格であり、敵味方問わず恐れられている。
デザイン武器正統派の「三國志の将」を意識した作り。間に深いシワが刻まれているのが特徴的な苦みばしった壮年の男。

関連動画

関連商品

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 9
  • 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E4%BA%8E%E7%A6%81
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

于禁

242 ななしのよっしん
2021/08/06(金) 01:50:55 ID: TqvhArrLOj
あのまま丁重に扱ってくれたに居座れば良かったのになあ
243 ななしのよっしん
2021/08/06(金) 15:06:04 ID: bh5VlBSSZv
徐伝」
族外の功臣武将伝の三番に来ている時点で全く隠れていない
244 ななしのよっしん
2021/10/14(木) 08:57:00 ID: tXWRc9Gwi6
捕虜として丁重に遇されて特になんもせずでのんびりしていた(虞翻になじられている)于禁に帰っても扱いがひどいバッドルートへ
対して、同じタイミングに転属しての人としてのために働きスキを見てに帰った廖化の滅亡まで重鎮として戦うノーマルルートへ(グッドと言うには仕事がきつすぎる)
この差はもちろんの人材不足もあるが、で何をしてたか筒抜けなせいで「働かない野郎・于禁」と「ちゃんと仕事していた人・廖化」の差かもしれない
何しろ于禁が帰ったのは孫権が「曹操様に使えるの臣・孫権」になった時なので情報は基本筒抜け
245 ななしのよっしん
2021/11/07(日) 15:29:26 ID: h5471EZtaL
ホウ徳于禁じゃ置かれてる立場が違い過ぎるから降したという一点で差を付けるのは間違ってると思うわ
246 ななしのよっしん
2021/12/20(月) 18:51:00 ID: AxK69x7D3U
>>244
そういう問題じゃない。
が罪とされるのは「主命>自身の命」をやったから、つまり「忠心にる行いをした」とみなされるから。

忠を欠いたという点では廖化于禁も同じで、その時点で両者の(本から見た)罪状にたいして差はない。

しかし廖化の場合は後に自分からに舞い戻ることで忠をしめした。いわば降によって得た「マイナス」を「プラス」で相殺したために問題視されなかった。
これは関羽とかもそう。

一方で于禁の場合は自害もせず脱走もせず、ただ紆余曲折経て名上の臣下であるに保護されたために送り返されたというだけ。
これでは廖化関羽のようなプラス扱いにはにならず、降マイナスだけが残ってしまう。
247 ななしのよっしん
2022/01/09(日) 07:06:46 ID: AQLwcJi9bW
日テレアニメの設定を初めて見たとき「曹操する女性キャラ」化する武将なんて
もっといい人選あるやろwと思えてならなかった
夏侯惇典韋許チョあたりじゃありきたりかとおもわれたのかな
248 ななしのよっしん
2022/01/28(金) 00:52:38 ID: wbtbnm7nSR
三國無双8の于禁EDみたいに「あの降実は……」みたいな解釈あっても良いのに
249 ななしのよっしん
2022/01/28(金) 00:55:04 ID: UNN1++hb0g
良くないでしょ
情けないキャラなのが于禁一の取り柄なのに
250 ななしのよっしん
2022/04/22(金) 23:37:14 ID: udDLi9YEA0
人間一発しくじったら大幅減点みたいな基準で可哀想
251 ななしのよっしん
2022/04/22(金) 23:55:27 ID: uLiliABZCC
群を抜いてなのを評価されてたのに自分で投げ捨てたんだぞ