櫻井周斗単語

サクライシュウト

2.3千文字の記事

掲示板へ

記事編集

概要

東北楽天ゴールデンイーグルス #40
櫻井周斗
基本情報
国籍	日本
出身地	埼玉県所沢市
生年月日	1999年 6月25日
身長体重	178 cm 80kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2017年ドラフト5位
経歴
日本大学第三高等学校横浜DeNAベイスターズ(2018年-2023年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2024年-)
プロ野球選手テンプレート

幼少期、二人の兄の影響で野球を始める。

中学校入学後、肘を故障したため、野手に転向する。3年時にリトルシニア関東選抜に選出。そこで関東選抜の監督が投手として出場させ、135km/hを記録した。

高校は日本大学第三高等学校(日大三高)へ進学。1年の秋から右翼手としてレギュラーに定着。2年夏の西東京都大会で5割以上の打撃成績を残すが、投手の相次ぐ故障を受け、投手に急遽復帰するも準決勝で敗退。

秋季東京都大会では決勝戦まで勝ち上がり、決勝の早稲田実業高校戦では先発を任された。チームは6-8で敗れたが、高校No.1打者の呼び声も高かった清宮幸太郎から5打席連続で三振を奪い、以降「清宮キラー」として脚光を浴びることとなった。

2017年には第89回選抜高等学校野球大会に出場。初戦で履正社高等学校と対戦し、安田尚憲から3打席連続三振を奪ったが、8回途中5失点結果を残すことができず敗退した。
3年夏の西東京大会では、「決勝戦での打倒早稲田実業」を掲げるものの、準々決勝で東海大菅生高校に0-5で敗戦した。
その後、2017 WBSC U-18ワールドカップ日本代表に選出。ここでは投手としてより主に外野手や指名打者として出場。3番清宮幸太郎、4番安田尚憲、5番櫻井周斗、6番中村奨成の強力クリーンアップの一員として活躍。3割を超える打率を残し銅メダルを獲得に貢献した。

2017年のドラフト会議では横浜DeNAベイスターズか5位で指名された。二刀流や打者として期待する声もあったが、指名後の挨拶で投手として勝負することを志願した。背番号は櫻井と同じく左腕で、同年限りで引退した大原慎司の付けていた「41」に決まった。

2018年は、オープン戦から活躍し、オープン戦初登板で初勝利をあげた。高卒新人投手がオープン戦で初登板・初勝利を記録したのは河内貴哉以来18年振りだが、ベイスターズの高卒新人投手によるオープン戦の勝利は、石井忠徳(石井琢朗)以来実に29年ぶりの記録であった。その後も好投を続けるものの開幕一軍には残れず。結局一軍での登板はなかった。

2019年も開幕を二軍で迎えたが、活躍が認められ6月に一軍に昇格する。6月7日の西武ライオンズ戦でプロ入り初登板。山川穂高を空振り三振に仕留めるなど1イニングを三者凡退でデビュー戦を終えた。14試合の登板で1ホールド、防御率4.86だった。

2020年は3試合の登板に留まった。

2021年は開幕を二軍で迎え、4月10日に一軍に昇格すると中継ぎとして起用された。30試合に登板し、1敗1ホールド、防御率3.07を記録した。

2022年 1月6日に左肘尺骨観血的整復固定術を受けた。一軍登板はなかったが、二軍では13試合に登板した。オフに育成選手となった。背番号は041。

2023年 4月8日に支配下選手に戻った。背番号は41。この年の一軍登板はなかった。

投手としては、最速149km/hのストレートと、切れ味の鋭い縦方向のスライダーが武器。高校時代からスライダーへの評価が高く、同年代の強打者、清宮幸太郎や安田尚憲も苦しめられた。ただし、スライダー以外の変化球が実践で投げられなかったことから、プロ入り後2種類のチェンジアップを1ヶ月半で習得、現在ではストレートと同じくらい自信のあるボールになった。