演武場とは、SEGAのアーケードゲーム「三国志大戦」におけるリプレイ動画作成サービスの名称である。
概要
2008年04月12日に行われた三国志大戦 三周年の宴において初めて公の場で発表。開発が遅れ、真夏の2008年07月22日にdocomo.NET連携版及びPC版のサービスが開始された。softbank、auともに連携サービスがすでに開始されている。
今までアーケードゲームのプレイ動画を録画する場合、ゲームセンターが設備に投資しなければならなかった。また、同社のアーケードゲーム「バーチャファイター5」においてリプレイ動画作成サービスが行われていることから「三国志大戦にもリプレイ動画を!」という要望が非常に多かったという。
通常の外部出力によるプレイ動画とは異なり、演武場で作成された動画には、常に「(C)SEGA」というクレジットが動画下部中央に表示されており、回線状況を示すアイコンが削除されている。
2009年4月27日より新たな動画配信サービス「セレクション動画」を開始。「演武選抜動画」ではトッププレイヤーたちの対戦を動画として、演武場会員であれば誰でも毎日1本ずつダウンロードができるようになった。
ニコニコ動画における演武場について
2009年5月7日に更新された演武場公式サイトにおいてSEGAより警告文が掲載された。三国志大戦に限らず、ゲーム動画の投稿は(ストーリーの有無に関わらず)著作権上グレーであり、申告があった場合はいつでも削除される可能性がある。ただし、この件を間に受けた荒らしによる投稿削除を煽るコメントを見ても、視聴者は過敏な反応をせずスルーするか、投稿者であればコメント削除を依頼して対処するとよい。
ニコニコ動画は、演武場が採用しているWMVに対応はしているものの演武場で作成された動画は約7分30秒で170MBに達する(公式サイト・サンプルより)ため、100MB以上のものは再エンコードしてアップする必要がある。しかし、フリーソフトなど簡単、手軽に自身のプレイ動画がアップできる環境が整い、Youtubeよりも高画質の動画をアップロードでき、知名度、アクセス数、レスポンスも期待できるニコニコ動画にアップするユーザーが大勢増え、演武場サービス開始から大量のプレイ動画がニコニコ動画に投稿されるようになった。
アップする側の人は、ニコニコ動画の匿名性や閲覧者のコメントにより、動画作成において一切関与せずに勝手に録画されて、勝手にアップされた側にも批難や誹謗が及ぶため、対戦相手に了承が得られないなら、勝敗に関わらず対戦相手のプレイヤー名すべてを隠すのがマナーとされている(詳しくは名人様を参照)。 「隠すのが面倒なので・・・」とか「知識がないので・・・」というと別の所で晒されるので注意が必要である。
演武場投稿で人気を集めるには?
掲示板やコミュでたびたび見かけるのが「どうすればいろんな人に見てもらえるのか」という質問。動画の投稿数が非常に多いのか、最近は二極化が深刻。以下のやり方を踏まえた上で投稿しても目標と掲げた数字に届かないこともあるが、参考として掲載する。
必須
- 画質やマナーなど、視聴者に配慮した構成を心がける。
- 純粋にレベルの高い動画。
- 決まったデッキを使い続けている。
- 好きなカード、誰がメインなのかを動画のタイトルに入れている。
- 回を重ねるごとに投稿者本人もレベルアップしている(槍撃スキル等)。
基本需要はランカー(天帝・聖帝・皇帝)>征覇王>覇王~太尉>品>級(たくさんのリピーターを獲得している投稿者の存在といった例外はある)。人によってはオミトロンやマイナス検索を使用し、品の動画を弾いて対処している事も。
新ver時には、計略範囲の変更やボイス、検証目的で視聴する者もいるので、普段に比べ再生・コメが増えやすい。
相手のミス連発による勝利を拾っただけの動画、厨デッキ、攻めがワンパターンなデッキ、2,30本投稿しているのにいまだ低品な動画も飽きられやすい。
うっかり「三国志対戦」「三國志大戦」なんてタイトルにしないように。
演出など
- 字幕を挿入する場合、字幕を出すスピードをよく考える。
- サムネホイホイで釣る。
- 三国志大戦をしないニコ動住民層を狙う。
- 誰もやってない企画・縛りプレイを敢行(例:三国志大戦1枚からスタートシリーズ)。
- 投稿する時間帯。
- オフ会や全国大会に参加して名を上げる。
ゲームの流れを止める編集は好ましくない。自作絵をサムネにするだけでも宣伝効果は高い。他のアニメ作品から引っ張るなどで一見さんを呼び込むのも一つの手。
関連動画
公式サイトにアップされているサンプル動画をH.264にエンコードしてアップしたもの。
関連項目
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