2007年より、東京都副知事を務める。2012年12月より都知事となる(前任の石原慎太郎が衆議院選挙に立候補する為に辞任した為、東京都知事選挙が行われ当選した)が、翌年に徳洲会グループからの資金問題で公職選挙法違反等の疑惑が生じ、知事を1年で辞職した。
概要
信州大学人文学部卒業。明治大学大学院政治経済学研究科修士課程修了。政治学修士。
学生時代は新左翼活動家として「白ヘル」(後の中核派全学連)に属し、「69年」においては信州大学全共闘議長を経験。信大でバリケード封鎖を行い、東京では長野の学生を率いて佐藤訪米阻止闘争などに参加。のち学生運動に終止符を打つ。
大学卒業後に結婚し、出版社勤務などを経て、明治大学大学院政治経済学研究科修士課程に入学。丸山眞男の弟子でもあり、『日本浪曼派批判序説』で知られる政治思想史の橋川文三に師事。日本のナショナリズムや天皇制の構造を研究。政治学修士を取得。
その後、1987年に『ミカドの肖像』で気鋭のノンフィクション作家として注目を浴びる。同作にて第18回大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞。その後フジテレビ系列のニュースショーなどのコメンテーターとしても活動するようになる。
2001年に小泉内閣が発足すると、行革断行評議会、道路関係四公団民営化推進委員会委員として参画、日本道路公団の分割民営化の中心人物となった。
都政に進出後は、都営地下鉄と東京メトロの一元化、東京水道の海外進出などに尽力する。知事に就任後、東京オリンピックの誘致に成功したが、その後徳洲会グループの資金問題で公職選挙法違反等の疑惑が出た際に自滅する形で辞職に追い込まれた。
当時は都知事だった石原慎太郎との関わりが強く、彼の後継として期待されていたが期待を大きく裏切る事になった。
基本的には、特殊法人の民営化に積極的な姿勢をとる。
保守派論壇の先鋒だが、女性蔑視・若者批判などで批判を浴びることが多い。特に『パラサイトワイフ』発言は有名。
ネット上では、非実在青少年・非実在暴力の規制について過激な発言を繰り返すことで、非常に嫌われている。
特に氏のTwitterは、規制に反対する発言を改竄してあげつらう、漫画ファンへの偏見を丸出しにする、ことある毎に相手の無知を見下して自著を宣伝するなどが原因と見られている。
マンガの関係が好きな人のなかには人生が行き止まりと感じている人が多いという印象を受けます。生きている女を口説きなさない。瞬間、瞬間、言うことが予想外に変わるから、そのほうがおもしろくて未知で愛おしいよ。
出版社は傑作なら喜んで原稿を受け取る。条例なんて、そのつぎの話。まずは傑作を書いてから心配すればよい。傑作であれば、条例なんてないも同然。つるんで騒いでもあとが虚しい。自分の生き残りを考えること。ライバル同士がつるむことに僕は理解できない。
↑ 傑作であるかどうかを基準にすること自体が全く恣意的な判断で危険である、ということを故意に無視した発言として批判された。
関連動画
関連項目
- 4
- 0pt
- ページ番号: 4543899
- リビジョン番号: 3314211
- 編集内容についての説明/コメント: