百合アレルギーとは、女の子同士がイチャイチャしている場面が好き過ぎる事により発生すると考えられている精神的免疫機能の事である。キマされると表現される。
精神的な疾患であると指摘されているが、定かではない。というのも、そもそも人々の理解が未だ発展途上だからである。高度な百合アレルギーシンドローム者は音声だけで十分にキマされるポテンシャルを秘めている。
概要
世界はへテロ性愛者が跋扈するカオスフィールドで有ると言っても過言では無い。彼等はヘテロ・セクシュアルが世界の終焉をもたらす可能性を考えたことが無いのだ。データによると、ヘテロ・セクシュアルの実に9割以上が、この世に生を受けてから90年以内に死亡している。これは恐ろしい事実である。
この事実を覆す新機軸こそが百合アレルギー(専門家は専らユリルギーと呼んでいる)であり、人々を真なるユートピアへ導くためのなんか凄いアレだと、多数の論文が発表されている。そして、その点について『進化』であるとするか、『精神疾患』であるとするかで、学会が二分されている。
種類
百合アレルギーはI型~Ⅳ型までの4種類によって分類される。発生機序やキマされるポイントが異なるためである。ここでは各種類の代表的なものを挙げていきたい。
I型:百合花粉症
花粉症とは植物の花粉が、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことである。百合花粉症もそういうった症候群の一つなのかもしれないが、詳しい事は何も分かっていない。
症状としては通常の花粉症と似たようなものである。その症状が季節性で有る事から、多くの百合厨からただの花粉症と勘違いされている。花粉の飛散期に一致して症状がおこるため、例えばスギ花粉症等と勘違いし、多くの百合厨が誤った薬の投与で症状を緩和させてしまう等の悲劇が起こっている。
多くの専門家が百合花粉症者に対して問診を行った結果、症状の発露が百合作品を鑑賞した後にのみ限定されて起こっている事が判明した。命に別状は無い。
百合フィラキシーショック
百合花粉症の症状が激しく、全身性のものを特に百合フィラキシーショックと呼ぶ。
表現や作画に優れた百合画像や作品を鑑賞した結果、全身がキマされた場合にこの症状へと至る。現実との落差から死にたくなる等、深刻な報告も相次いでいる。
女性の場合、周囲の同姓を見境無く襲う事から、『百合神の降臨』とも呼ばれている。チョコレートの経口摂取との関連性が指摘されているが、詳しい事は不明である。
Ⅱ型:百合性貧血
キマされた赤血球は仕事をしなくなるため、体の各組織が低酸素状態に陥る。『我々の業界ではご褒美です』とは、とある過激派百合原理主義者の言葉であるが、各所から批判を呼んでいる。というのも、最終的に意識不明へと陥る事も珍しくない百合性貧血で有るが、これは生命に別状こそ無いものの、意識不明の状態では百合作品の鑑賞が不可能なためである。
しかし、意識不明の状態でもキマされるのが真の百合厨ではないかとの反論も有り、未だ議論の終わりは見えない。
Ⅲ型:百合グレン症候群
海外の専門家ユーリ・グレン氏(国籍不明)によって命名され、注目を浴びた症候群である。主に妄想によって引き起こされ、妄想レベルが高いほど症状が激しい。
百合厨の腺細胞へ強烈に働きかけ、何故か唾液分泌の増加だけを促す。周囲がちょっと引くレベルで唾液が流れるため、時と場合を心がける必要がある。女性警察官に取り調べを受けている時に症状が現れた場合、もう色々とアウトであるとされている。リアルな大☆事☆件である。
症状が現れるのが女性の場合、なんとなく許される(※ただし美形に限る)。
Ⅳ型:百合クリン反応
結核菌感染の診断に用いられる抗原として、ツベルクリンと呼ばれるものが有る。ツベルクリン皮膚検査により、結核菌感染の診断が可能となっている。百合クリン反応はそれに変わる画期的でより優れた診断方法として、現在注目を集めている。
小中学生時から百合作品を鑑賞する事で、結核菌だけでなく、他の様々な病気に対しての診断が可能になるというもので、海外の専門家ユーリ・クリン氏(国籍不明)が提唱した。現在、日本国内で様々な臨床実験が行われている。それにより、人間が死ぬまでに何らかの病気にかかる確率が99%で有る事を発見するなど、素晴らしい実験結果が報告されている。
関連動画
関連項目
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