羽島千尋(はしま ちひろ)とは、ライトノベル原作および漫画化・アニメ化作品『妹さえいればいい。』に登場するキャラクターである。
概要
本作のメインキャラクター。一人称は「僕」。誕生日は9月6日で、原作1巻の時点で16歳の高校1年生。
主人公・羽島伊月の義弟。伊月の父親と千尋の母親の再婚に伴い、義理の兄弟となった。伊月との関係は良好で、たびたび一人暮らしである伊月のもとへ訪れては、料理をつくったり部屋の掃除をしたりと家事全般を代行している。趣味はガンプラで、伊月の積みプラをたびたび持ち帰っては自分で組み立てている。
真面目で礼儀正しい性格、成績優秀でスポーツ万能、容姿端麗で家事全般をこなせるなど、基本非の打ち所がない。しかし性に関する知識は乏しく、そっち方面の話題とわかるやいなやすぐに赤面してしまう。
イラストレーター・恵那刹那(ぷりけつ)から、初対面で「千年に一度のケツ」と評されるほどの美尻。あまりにもの美尻っぷりに興奮した刹那によって無理やりズボンを脱がされたことから、彼を非常に苦手としている。
ここからは作品にまつわる重大なネタバレを含みます。読みたい方は自己責任でスクロールしてください。
原作1巻ラストで、男性ではなく女性であることが明かされている。両親や高校の友人にはありのまま接しているため、千尋を女性だと知らないのは、義兄である伊月とその知り合いのみである。
女性と偽るようになったきっかけは、伊月が父親に重度の妹バカだとバレたことである。再婚を控えた伊月の父親は、義理とはいえ伊月に妹ができることへ危機感を持ったことで、千尋に男性(義弟)と偽るよう迫ったのである。
原作8巻現在、メインキャラクターの中では大野アシュリーのみが千尋が女性であることを知っている。その理由は、アシュリーの事務所で短期アルバイトをしていた際に、千尋は脱衣所で着替えをしていたが、その様子を偶然アシュリーに見られてしまったからである。その後しばらくしてショッピングに連れ出され、普段着ないガーリーな服を大量に試着させられている。
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