軍鶏(漫画)とは橋本以蔵原作、たなか亜希夫作画による漫画作品である。漫画アクションで連載が開始され、イブニングに移って連載された。映画化もされた。が、たなか側が橋本側を相手取り裁判を起こした。
軍鶏 | |
ジャンル | 格闘 |
漫画 | |
原作 | 橋本以蔵(25巻までクレジット) |
作画 | たなか亜希夫 |
出版社 | 双葉社、講談社 |
連載誌 | WEEKLY漫画アクション、イブニング |
ストーリー
真面目な優等生で、東大合格確実と言われていた少年、成嶋亮はある日突然、両親をナイフで刺し殺す。この事件は「キレる少年」「あの優等生が」などと言われ報道合戦がエスカレートし、ついには亮の顔写真が報道された。
収監先の少年院でも亮は「親殺し」と呼ばれ陰湿なイジメを受けることになる。そんな中、少年院の体育で空手と黒川健児という空手の師匠と出会い、「殺されぬよう」自らを鍛え始める。
鍛錬の成果あって少年院を牛耳る金山との戦いに勝ち、教官たちから一目置かれるようになった亮には少年院ではもはや恐れるものはなかった。
出所後、亮は髪を金髪に染め、ヤクザの手下として真面目だった頃とは似ても似つかぬその凶暴性をむき出しに荒仕事をこなすようになっていた。
ふとしたきっかけから派手にショーアップされた「リーサル・ファイト」(立ち技ルール)を目にした亮は、自らが「殺されぬよう」習ってきた空手との違いに驚き、社会的地位も金も女も手にする番竜会空手のスター選手・菅原直人に憎しみを抱くようになる。
裁判
作画・たなか亜希夫と原作・橋本以蔵の間で著作権を巡って裁判が起こっている。訴えたたなか側は「ストーリーも人物像も全て自分が作り上げた」と主張している。たなか側は橋本側を相手取り、著作権がたなか側にあることや一億五千万円を支払うことを求めている。橋本側は第一回口頭弁論で争う姿勢を見せた。
その後、問題は解決したとして連載は再開された。
26巻からは橋本の名義は外れている。
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