鳩羽つぐとは、西荻窪在住の少女バーチャルYouTuberである。
鳩羽つぐのYouTubeチャンネル内動画に登場する「雉尾つぐ」についても、本項で記述する。
概要
アッシュブロンドの髪に制服のような洋服と帽子を身に着けた、どこか儚げな雰囲気の小学生くらいの少女。八重歯と左目の泣きぼくろがチャームポイント。
初めてYouTubeに投稿された動画では、エドワード・エルガー作曲のピアノ曲『愛の挨拶』をバックに、はにかむように笑いながら自己紹介をする様子が映し出されている。また、この動画中で西荻窪に住んでいることを明らかにしている[1]。
2018年3月上旬にTwitter限定で公開された2つの動画では、どこか屋外でカメラに向かって喋る鳩羽つぐの姿が映し出されているが、いずれも車の音や雨音といった環境音で、声が非常に聞き取りづらくなっている。
トークや交流を盛んに行うことの多いバーチャルYouTuberの中にあって、カメラに向かって一言二言発するだけ、という鳩羽つぐは異質な存在ともいえるが、そうした面が視聴者の想像力を掻き立て、注目を集める要因ともなっている。
チャンネル開設から約3ヶ月後の2018年5月11日に、チャンネル登録者数が10万を突破した。
「雉尾つぐ」について
2018年5月13日に投稿された「#00 雉尾つぐ」にて初登場。鳩羽つぐと同じ名、似通った容姿を持つが、鳩羽つぐとの関係は今のところ不明。動画中で「尾道です」と発言しているが、広島県尾道市在住かどうかも不明。鳩羽つぐと同様に多くが謎に包まれており、こちらも様々な憶測を呼んでいる。
なお、鳩羽つぐとは別のTwitterアカウントが用意されている。
反響
儚げな雰囲気の幼い少女という、これまでバーチャルYouTuberとしてはあまりなかった方向性のキャラクターが人気を集め、多くのファンアートが生まれている。
また、提供されている情報が非常に断片的であり謎を含むこと、3月9日のTwitterへの動画投稿から2週間以上動きがなかったことなどもあいまって、「収容違反のSCP説」「誘拐された少女のホームビデオ説」「亡くなった少女の家族が生前の映像を投稿している説」など、都市伝説めいた憶測を呼んだ。
関連動画
関連静画
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関連項目・リンク
脚注
- *公的な「住所」としての「西荻窪」が現存しないことから架空の町なのではないかなどと考察するファンもいる。ただし、地名として「西荻」や「西荻窪」という呼び方は現在でも普通に使われており、そうした考察はこじつけに過ぎないという意見も多い。
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