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説明: SCP-2525-Eは標準的なWebページ用のhtmlファイル、及びそれに付随するいくつかの画像ファイルやCSSファイル等で構成されています。ソースコードには特筆すべき点はありませんでした。文章は日本語で記述され、「ニコニコ大百科」というwiki形式のwebサービスの一記事である事が読み取れます。記事中の文書はSCP-2525-E-aを参照して下さい。
「ニコニコ大百科」は実在するwiki形式のwebサービスですが、該当する記事は過去一度も作成されていない事が確認されています。また、記載によればSCPレポートへのリンクを含む記事中のURLは全て実在しないURLです。
SCP財団(SCP Foundation)とは、世界規模で活動する架空の団体である。
概要
英語圏のシェアードワールド創作作品群「SCP Foundation」に登場する、世界規模の架空の団体。「SCP財団」は創作する際の便宜的名称で、作品の中では単に「財団」と呼ばれる。
人類はこれまでにおよそ25万年もの歴史を歩んできた。しかしその歴史のうち特筆すべきは僅かこの4000年に過ぎない。
我々は25万年に渡って何をしていたのか?そのほとんどを、理解の外にあるものを恐れて、洞窟の中で小さな焚火を囲み身を寄せ合って過ごしていたのだ。何故太陽が昇るのか、それを明らかにすることよりも、岩壁に刻まれた人頭を持つ巨大な鳥の神秘こそが真に迫るものであった。そして我々はそのような存在を『神』と、あるいは『悪魔』と呼び、許しを乞い、救済の祈りを捧げた。
時は流れ、それらは次第に衰え、我々の数は多くに増えた。恐れるものは数を減らし、世界はより理に適ったものへとなり始めた。しかしそれでも、不可解なるものは決して消え去りはしなかった。まるで世界が不条理と不可能を必要としているかのように。
人類は恐怖から逃げ隠れていた時代に逆戻りしてはならない。他に我々を守るものはいない、我々自身が立ち上がらなければならないのだ。
人類が健全で正常な世界で生きていけるように、他の人類が光の中で暮らす間、我々は暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、人々の目から遠ざけなければならない。
確保、収容、保護。
-管理者
(SCP財団とは)
以上の理念に沿い、財団は「SCPオブジェクト」と呼ばれる異常な物品/現象/生物/場所の
「Secure(確保)・Contain(収容)・Protect(保護)」
を目的として活動。世界各国に支部が設立され、その存在はフロント企業によって隠蔽され、活動が表に出る事はない。
SCPオブジェクトの例を挙げると
- あらゆる病気を副作用なく治療できる薬
- キーボードで入力した「液体」を販売する自販機
- 見ると溺死する絵画
- 人類とあらゆる生物を憎む不死身の爬虫類
- 全てを粉砕消去する電動歯ブラシ
- 定期的に化け物が湧いて出る赤い水溜まり
これら異常性を発する存在の取扱方および概要を記したレポート(SCP Report)を纏めたWikiサイトが「SCP Foundation」である。
収容対象には番号が振られており、「SCP-[番号]」と呼称される。また財団支部に独自に収容された対象には、番号の後に国名の略号が入る(例:日本支部=JP、フランス支部=FR、ロシア支部=RU)。
Wikiの形であることからもわかるように、各SCPや関連文書は登録したメンバーによって集団で創作されている。こういった形式の場合は完成度が低いものが混じりがちだが、Wikiではプラス・マイナス双方の「投票」制度があり、低評価(downvote)が一定数を超えた作品は削除されてしまう。これにより、一定以上のクオリティのものしか残らない仕組みになっている。
また根幹となる設定そのものが自然発生的に生まれたものであるため、判定をする誰かが居るわけではなく、読者の多くが面白いと思えば採用・変更される場合もある。
英語圏以外での創作、翻訳について
日本での活動については、記事「SCP財団日本支部」も併せて参照。
日本では有志がSCP Foundation 非公式日本語訳wikiを立ち上げて翻訳を、またSCP財団(日本支部サイト)にて創作なども行っている。二つ日本語版サイトがあることになり少しややこしいが、要するに前者は本家である英語版Wikiサイトの翻訳を、後者は日本語でのオリジナルの創作をメインとしており、協力・分担して活動している。2017年4月23日を持って翻訳wikiは更新停止となり、7月1日に予定されている日本支部サイトへの統合に向けて作業が行われた。それに伴い、今後翻訳作業は日本支部サイトの専用フォーラムで行われる。なお統合と同時に翻訳wikiは閉鎖された。
日本語での活動は現在、SCP財団(日本支部サイト)に統合され、活動している。詳しい経緯と内容は以下の日本支部サイトフォーラムを参照。
他にロシア語、韓国語、簡体中国語、フランス語、ポーランド語、スペイン語、タイ語、ドイツ語、イタリア語、ウクライナ語、ポルトガル語、チェコ語、繁体中国語版の支部サイトがあり、各国語で本家からの翻訳や創作を行っている。一方で各支部の記事の英語への翻訳はInternational Translation Archiveで行っている。また、非公式支部としてギリシャ語、北欧諸言語、トルコ語、ベトナム語版がある。
ライセンスについて
SCP Foundationのコンテンツには、特に指定がない限りクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(CC BY-SA)ライセンスが採用されており、翻訳されたコンテンツにもこのライセンスが適用される。これに倣い、財団日本支部も同ライセンスを採用している。ライセンスの詳細については以下を参照。
これらの説明を解説した動画も存在しているので、そちらも見ておくことを推奨する。
以上を順守していれば、利用は基本的に自由である。ただしSCP-173の画像、SCP-111の画像、SCP-1926の画像および文章に限っては営利目的での利用は認められないので注意(その理由については日本支部の「ライセンスガイド」のページを参照。SCP-173についての詳細は後述)。なお、SCP-111の画像は削除され、SCP-1926は記事が削除(本部、日本支部ともに)となったため、後者2つの問題は解消している。現在のSCP-1926(Dream of Drugged Salvation 日本語未翻訳)は削除後に新たに投稿されたSCPであるため、こちらは営利目的での利用に支障はない。
分裂騒動について
2018年6月25日、SCP財団本部にてイデオロギーの対立が原因となり、分裂騒動が勃発。一部の参加者が離反して記事を削除、新団体「RPC Authority」を設立した。
現状で日本を始めとした支部に影響は見られていない。詳細はTogetterまとめを参照。
これから読み始める方へ
記事「SCP解説」も併せて参照。
まずは本部サイト内の「SCP財団とは」「評価が高い記事-EN」のページからいくつかレポートを読み、慣れてきたならば番号順に読み、その他の文書、という順番をお勧めする。SCP財団日本支部内の「評価が高い記事」から日本語オリジナルのSCP(SCP-JP)を読んでみるのも良いし、「FAQ」も参考になる。読む順番はお好みで構わないが、「最初から読んでいこう!」といきなりSCP-001から読み始めるのはおすすめしない。
注意すべき点として、基本的にSCP Foundationはホラーテイストのサイトである。中には「何だこりゃ?」といったジョークまがいのSCPやカワイイSCPもあるが、非常に恐ろしいSCPや、胸糞悪くなるような後味の悪いSCPが多い。写真などで視覚的に動揺させてくるケースも多く、中には実際の大怪我の医学写真などエグイ代物を流用したものまで混じっている。また性的な内容(あからさまなものは少ない)を含むSCPもあるので、閲覧の際にはある程度の心構えが必要である。
ところで数あるSCPの中には時に、一読しただけでは容易に理解が出来ないような難解な物や、オチや記事自体がSCPの影響を受けてまともに記述されていないものも存在する(SCP-2719やSCP-2747など2000番台以降に多い)。そんなときは前述の「SCP解説」を参照してみると新たな発見があるだろう。また、アニヲタwiki(仮)のSCP関連の異様に充実した記事もオススメする。両者とも本家ページとは違いメタ視点からの解説が可能なため格段にわかりやすいが、当然のことながらネタバレ満載である。初見ならではの楽しみがしたい場合は気をつけること。最近はニコニコ大百科でも記事が増えつつある(それでもわからないor載ってない場合は掲示板のやさしいお兄さんたちに聞いてみよう!)。
選択的なカノン
SCP財団の世界観については、大まかに共有されている設定はあるものの「正解」は存在せず、解釈は各個人にゆだねられている。
多くに共有された設定は「カノン」と呼ばれ、SCP財団の呼称・オブジェクトクラス・研究員や機動部隊などの職種等がこれに当たる。しかしそれ以外の世界観や設定については、各個人によって自由に解釈が出来るようになっている。SCP財団という呼称、オブジェクトクラスや研究員などの設定はカノンであるが、各SCPやTaleにおける解釈、SCP財団の規模などはカノンではない。特定のSCPが存在しているかどうかすらもカノンではないので、「このSCPは私の世界観に合わないからこの世界には存在しない」というのもアリ。
そのため、特定のSCPに関する解釈等を押し付けるのはNGである。「正解がない」ということは、逆に言えば「間違いもない」ということでもあるのだ。
Object Class(オブジェクトクラス)
各SCPオブジェクトは、その収容難易度が「Object Class(オブジェクトクラス)」という目安で表示されている。
- Safe(セーフ)
- 安全な扱い方が完全にわかっており、その扱い方に従えば危険なく収容を継続できる。
- Euclid(ユークリッド)
- 未解明の部分もあり、安全に収容し続けられるとは限らない。
- Keter(ケテル)
- 確実に収容し続けることが困難もしくは収容不可能。
- Thaumiel(タウミエル)
- それ自体が他のオブジェクトの収容に利用される。
- Neutralized(ニュートラライズド)
- 完璧に破壊されるなど何らかの形で特異性を失っている。
- Apollyon(アポリオン)
- 収容不能で、差し迫った収容違反が予想される。
- Archon(アルコーン)
- 収容できる可能性はあるが、何らかの理由により収容していない。
である。
気をつけなければいけないのは、前述の通り、判断基準が「安全性ではなく収容難易度である」ということ。例えSafeであっても、扱い方を間違えれば世界を破滅に導いてしまう可能性もある。以前はKeterに「人類全体にとっての脅威となりうる」という要件も含まれていたが、現在ではオブジェクトの危険度は考慮されなくなっている。
分かりやすい判断基準として「鍵のかかった箱」というたとえがあり、
- 箱に入れて鍵をかけて放置しても何も起こらないなら「Safe」
- 箱に入れて鍵をかけて放置したら何が起こるか分からないのなら「Euclid」
- 箱に入れて鍵をかけて放置した場合、たやすく脱走するなら「Keter」
- それが箱なら「Thaumiel」
- 箱に入れられず、それが世界を終わらせようとしているなら「Apollyon」
- 箱に閉じ込められたとしても、そうしないのを選んだなら「Archon」
と言った具合になる。
またこの3つの他にも、非標準のオブジェクトクラスとして以下の3つのクラスがある。
- 実は特異性のあるものではなかったと後から判明した「Explained(エクスプレインド)」
- 上記のいずれにも該当しない「特殊/物語風クラス群(Esoteric/Narrative Classes)」
- 好ましくない記事を「恥の壁」とするために使用されていた「Decommissioned(デコミッションド)」
特殊/物語風クラス群(Esoteric/Narrative Classes)としては以下の例がある。
これらはわざわざ通常のクラスから外れてそのクラスを付ける意味を、多くの執筆者に納得できる形で書かなければならない。その為、執筆する上で非常にハードルが高く、上記のような例外的クラスはそう多いわけではない。
メジャーなSCPオブジェクト
下記を含め、大百科に記事が作成されているオブジェクトの一覧については、記事「SCPオブジェクト一覧」を参照。
SCP-173
「SCP-173 - The Sculpture - The Original(彫刻-オリジナル)」。最も有名、かつ代表的なSCP。
英語圏の掲示板サイト4chanのParanormal(超常現象)板に写真が投稿され、怪談ネタとして創作されたのが最初である。これに触発されて4chanでSCPを創作する人が続き、「SCP Foundation」の誕生に至った。その名の通り、SCPの「起源(The Original)」と言える。
二本足で直立し、奇怪な顔がスプレー塗装された、コンクリートと鉄筋製の彫刻。人間をゆがめたような不気味な彫像に見えるが、生きており、しかも人間に非常に敵対的な存在。誰かに見られている状態で全く動かないが、一瞬でも目を離すと高速移動で人間に接近、首を折るか締めるかして殺害する。まばたきした瞬間に殺される、命がけの「だるまさんが転んだ」である。
そのため、何らかの理由で収容室に入室する時には必ず3人以上で入らなければならないと規定されている。1人が用事を済ませている間、残りの者たちが声をかけあい、交互にまばたきしながら見つめ続ける必要がある。
正体不明かつ危険な存在だが、「以前は猫の顔が描かれていて悪戯好きだが無害な存在だった」という話が付け加えられることがある。詳細はジョーク記事「SCP-173-J」(ジョーク記事は末尾に「J」が付く)を参照。ただしあくまでジョーク記事内での設定であることには注意。
ちなみにこのSCP-173の画像は、芸術家・加藤泉氏が2004年に発表した作品「無題 2004(Untitled 2004)」である。この写真を見て、余りの不気味さにインスピレーションが刺激された作者がSCP-173を創作した。加藤氏の展示会にこの作品が登場する事もあり、初見で身構えるファンもいるとかいないとか。
なお、SCP-173の画像の利用に際しては非営利に限定され、一切の営利目的での利用が認められない。また彫刻の作者名を示した上で二次創作物であることを明記し、元の作品のコンセプトとは無関係であることを留意する事としている。これは財団本家の人が加藤氏に利用の許可を求めた際に提示された条件で、非積極的な容認(reluctantly permit)をされている為。そのため、SCP-173を二次創作で扱う場合は最大限の注意が必要である。
イギリスのTVドラマ「ドクター・フー」に登場する「忍び泣く天使(Weeping Angel)」との関連性についてもたびたび言及される。これは顔を覆って泣く天使の彫像(の姿をしたエイリアン)で、「見られていると動かないが、視線を外すと高速で動いて殺しに来る」というSCP-173とそっくりな特徴を持つ。そのためパクリ呼ばわりされる事があるが、両者の特徴の一致は本当に偶然であると本家のFAQで明言されている。双方の名誉の為に付け加えると、SCP-173の方がドラマより2ヶ月早く発表されており、また天使の初出エピソード「ブリンク」はその完成度の高さから2008年ヒューゴー賞の短編ドラマ賞を受賞している。
SCP-682
「SCP-682 - Hard-to-Destroy Reptile(不死身の爬虫類)」。
SCPの中でも古参で、そのデタラメな強さから「これ以上強いSCPを作ってはいけない」という指標の一つになっている。また後続で発表されるSCPの「ぼくのかんがえたさいきょうのSCP」(メアリー・スー)化の抑止力でもある。
でっかい爬虫類っぽい外見の怪物。甲羅があったり舌がアリクイのように伸びたり、必要に応じて全身に「目」を形成したりと、特徴やサイズは決まっていない。塩酸で満たしたプールに沈められて無力化されているが、わずかでも動いたり脱走しようとしたら「その状況で使用できる全力をもって対処」するよう決められている。
最大の特徴は、回復力や耐性形成力が物理法則を無視したレベルで異常に高く、どんな手段を使っても殺せないこと。最初は重傷を与えたとしても死ぬには至らず、回復後に変異、破壊手段が無効になってしまう。あるケースでは全質量の87%を失っても生存し、しまいには損傷を上回るスピードで高速回復してしまった。更にたちの悪いことに高い知能を持ち、人語を喋り、あらゆる存在を憎悪している。財団の収容下から脱走しようとしてはたびたび甚大な人的・物的損害を出す。そういった事情もあってか、「確保・収容・保護」をモットーとしている財団としては珍しく殺害方法を探しているが、成功したためしがない。
→実験記録-T-98816-oc108/682
その異様なタフさから「SCP-682にこのSCPを引き合わせた時どうなるか」クロステストの対象として、他のSCPの引き合いに出されることがある。本来、SCPオブジェクトのクロステストは「何が起きるかわからない」為に厳しく禁止されており、財団トップの決定がなければ実行できないのだが、「SCP-682の終了」のメリットが危険性を上回るという事だろう。複数回の「脱走」を起こして財団に被害を与えている為に「収容違反」の典型として時折描写される。
以上の性質から「クソトカゲ」呼ばわりされる存在だが、一方であるSCPオブジェクトによって爆笑させられのたうち回る羽目になった(後に正気に返って激しく罵った)り、無抵抗になった所をクレヨンで体に落書きされて遊ばれたりと、何だかんだ愛されている節がある。
ちなみにSCP-682の画像は、2006年にロシアのサハリンの海岸で発見された、全長数メートルあるワニのような謎の生物の死体の写真が元ネタ。実は爬虫類ではなく、シャチのような海生哺乳類の腐敗死体と推測されている。
SCP-096
「SCP-096 - The "Shy Guy"(シャイガイ)」。恥ずかしがりの男。
奇妙に長い手足を持った、灰色肌で長身・細身の人型の怪物。普段はおとなしく、また知性も見せない。しかし第三者がSCP-096の顔を肉眼・映像・写真を問わずに「見る」と、しばらく顔を覆って苦悶しはじめる。そしてその苦悶が終わるや、顔を見た人間の所に猛烈な力とスピードで駆け寄って殺害する。ただし例外として、模写を見てもこの現象は発生しない。SCP-096から遠く離れた場所にいる者が映像等を通じて顔を「見た」場合でも、感知して上記の行動に入る。どんな障壁を用意してもそれを超える力で突破されてしまい、殺害行動を停止させることはできない。対象を殺害した後は大人しくなり、収容自体は簡単に出来る。顔さえ見なければ。
例として、上記の「模写」を行ったDクラス職員はSCP-096から███km離れたニュージーランド沖、深度10,000メートル超の海溝に沈められた潜水球の中で、写真を元にSCP-096の顔を模写するよう命じられた。直後にSCP-096は脱走、最短経路(あらかじめ民間人や記録装置が排除されていた)を踏破して海に飛び込み、僅か16分後に目標に到達して潜水球を破壊、殺害している。
その後大人しくなったSCP-096は容器に収容された模写ともども問題なく回収されている。
これだけなら「顔に袋をかぶせとけばいい」で終わる話なのだが、「財団がSCP-096を収容する前に偶然SCP-096を遠くから映していた写真」が、財団が把握できない形で世間に出回っている。その写真の持ち主がたまたまある日写真に写っているSCP-096を「見る」と、SCP-096は財団の施設を破壊して収容を突破し、その人物の元に一直線に駆け抜けていく。その途上でSCP-096の顔を「見た」財団職員や地域住民も全員殺害されてしまう。当該の事案では、写真に写りこんでいたSCP-096の大きさはわずか4ピクセルだったにも関わらず、甚大な被害をもたらすこととなった。
SCP-076
「able(エイブル)」は「可能な」と言う意味だが、この場合は「Abel(アベル)」のアナグラムまたはフォネティックコードであると思われる。
約1万年前に造られたと推定される黒い石造りの箱「SCP-076-1」と、その中から現れる、超人的身体能力を持った男性「SCP-076-2」で構成されている。
SCP-076-2は殺人を楽しむ異常人格を持っており、異空間から剣を呼び出す超能力や、その剣で銃弾を叩き落とす戦闘技術、頭を撃ち抜かれても戦闘を続けるタフネス、鉄の扉を素手で引き裂く怪力などを駆使して、出会う人間を皆殺しにする。一応不死身ではなく「銃で滅多撃ちにされる」「重量物で叩き潰される」「体内から焼き尽くされる」などの完膚なきまでのダメージを負うと死亡、塵となって消滅する。しかしその後に時間をおいて、SCP-076-1の中から復活する。
大変危険なSCP-076-2だが知能は高く、人語は解している。殺害行動は楽しんでいるが、苦痛を与える事には興味を持っていない。人類を軽視し、愛や平等といった観念は完全に欠如しているなど、ソシオパスの極みとも呼べる性格。ただし例外的に「敵に立ち向かう優れた戦士」には一定の敬意を払う。かつて自分を何度も「殺害」したエージェントを気に入っていたようで、彼が別の作戦で殉職したと知った途端にやる気を失い、暴走を止めた事でそれが判明した。これを手掛かりにコミュニケーションをとって交渉を行うことに成功し、一定期間「財団」の機動部隊「オメガ-7」に所属して活動していた時期があった。最終的にSCP-076-2が制御不能となったために計画は破綻したが、この時期のSCP-076-2や「オメガ-7」は他のSCPの関連文書で登場することがある。
このように「人間型ですごいパワーを持っているSCP」は結構よく投稿されているが、そのほとんどは「X-MENに行け」「メアリー・スーっぽい」と言う否定的意見とともにマイナス投票が入り、早々に淘汰されるようになっている。そんな中でSCP-076はSCP-682と並んで創作の指標となっており、また初期SCPということもあってプラス投票が多く、アーカイブ化という形で削除から除外されている。
「牧畜の知識が豊富」「セム人(中東付近の各民族)の男性のような見た目」「SCP-073 - Cain(カイン)と互いに知り合いで、SCP-073を激しく憎悪している」「古代シュメール語を好んで使う(旧約聖書の物語はシュメール語が使用された古代メソポタミアの神話が起源とされている)」などの点から、旧約聖書に登場する人物「アベル」を念頭に置いて創作されたSCPのようだ。
その能力・危険度とは裏腹に「財団の問題人物に○×ゲームを教えられ、引き分けという概念に納得できず3週間ゴネる」「死体に触れると[削除済]になるSCPの分泌物で作ったさわやかドリンクを飲まされる」「対象の好みのピザを具現化するSCPに肉てんこ盛り特大ピザを提供される」「地上全ての枕を根絶する作戦に狩り出され、罵倒と共に所属異動を要請する」など、SCPやtaleによってはいじられる傾向にある。二次創作でも人気が高く、イラストやTaleが多数発表されている。
SCP-105
本名、アイリス・トンプソン。ヨーロッパ系のアメリカ人女性。能力が発現したのは10歳。両親にプレゼントされたポラロイドカメラ(SCP-105-B)で撮影された写真に対し、遠隔視および物質操作能力を発現する。彼女が写真を手にすると、画像がリアルタイム映像に変わる。更に手を伸ばすと撮影場所から手の届く範囲の物品に触れたり操作できる。他のカメラで撮影された写真でも能力は使えるが、SCP-105-Bで撮影された写真が最も能力を発揮できる。
本人単体では異常性を発揮しない事、収容当時から模範的・協力的態度をとってきた事から、現在は自身の収容される「サイト17」の職員として、限定的だが社会的自由を許されている。制約として体には発信装置が埋め込まれており、認可のない限りSCP-105-Bを含んだカメラ類への接触が禁止されている。数多く登録されている人型SCPの中でも珍しい存在。
一時期、機動部隊「オメガ-7」の一部隊「チームアイリス」の主要メンバーとして、調査・情報収集任務に従事していた事もある。在籍中はその能力により多くの成果を上げたが、諸々のトラブルにより部隊は解散してしまった。 それから10年後、サイト17が敵対する要注意団体からの襲撃を受ける。その際に命に関わるトラブルを自力で解決した手腕を認められ、新たな機動部隊「アルファ-9」に所属、前線に復帰した事がTaleで語られている。
わかりやすく汎用性の高い能力や、金髪碧眼&程よい身体データ(154cm/50kg)などの容姿設定のおかげか、二次創作ではSCP-076と並び人気のあるキャラクター。反面、一部のジョーク系SCPではヒロイン役…というかぶっちゃけ「薄い本要員」として動員される傾向の高い苦労人でもある。
そしてとうとう日本のライトノベルにもヒロインとして登場することに。(関連商品参照)
SCP-231
「SCP-231 - Special Personnel Requirements(特別職員要件)」。
7つの印、7つの指輪。淫王のための7人の花嫁
数あるKeterの中でも危険度はトップクラスで、XKクラスシナリオこと「世界終焉シナリオ」に結びつく事が明言されているSCPオブジェクト。SCPを構成するのは7人の女性(10歳未満の少女も含まれる)で、何れも臨月の妊婦。とあるカルトの儀式の結果、彼女達が孕んだ「何か」が生まれる事で世界滅亡が始まるとされており、財団は今までに「出産を阻害する」処置、通称「110-モントーク」を実行してきた。
お前はここへ隠されたメッセージを探しにやってきた、そうだっただろう?
現在までに6名が処置の失敗により死亡、または自殺しており、全てにおいて重大な被害と死傷者が発生している。唯一残った1名「SCP-231-7」のみが最後の砦として強制的に生かされ、24時間ごとに「110-モントーク」を実施され続けている。
それはお前を惹きつけた、そうだろう?
この「110-モントーク」が何であるかは、実は具体的には記述されていない。しかし「処置の間、悲惨な悲鳴を上げる」「彼女の意識は明瞭に保たれ、何をされているのか理解しなければならない」「処置に携わった博士がストレスのあまり自殺した」「財団に反逆してでもSCP-231らを救出しようとして射殺された財団のエージェントがいる」など、極めて非人間的な行為が行われている事が示唆されている。このSCP解説を読んで「妊娠した女の子が出産しない為にどんなことをされているのか」と想像した事象全てが正解となり、読者は自分の中にある暗黒面を暴き出される。パッサパサのクッキーをミルクなしで食べさせられて皆に笑われててもいいんじゃよ?
誘惑。陰謀。神秘。お前は答えを探し続ける。お前が見ているのは間違った場所だ。
SCP屈指の鬱設定および心理的トラップと共に、実はある仕掛けがページそのものに施されている。気になる人はHTMLを[データ削除済]
用語
SCPに関連して共通で使用される頻出用語について記述する。
Dクラス
最低ランクの職員。Dは「disposable(使い捨て可)」のDとも。
「D-14134」といったように、囚人番号のような数字で呼称される。各国政府と「財団」が取引して、死刑囚を徴用しているという設定である場合が多い。その他にも理由あって財団内で降格させられた元職員なども確認されている。
様々なSCPにおいて、実験や探索の際の捨て駒として使われる。例えば「使用すると危険が及ぶと判明しているSCPをあえて使用させる」「内部がどうなっているのか不明なSCP建築物の中に、カメラ・通信機・GPSを装着させて侵入させる」など。多くの場合死ぬか、そうでなくともひどい目に遭っている事が多い。
Dクラスが財団からの命令に逆らう事は許されず、違反した場合には「終了」(原文は「terminate」。「解雇」「契約終了」とも訳せるし「抹殺」とも訳せる)される。また初期には「Dクラスは「雇用」から数十日で定期的に「終了」される」という設定が、ある程度普遍的だった。しかしSCPが増えるにつれて「いくら何でも死刑囚の数が足りないだろ」というツッコミもあり、その設定に基づく創作は減少傾向にある。
O5
「財団」の最高責任者たちで、トップレベルの情報アクセス権および決定権を持つ。その重要性から、SCPへの直接的な接触が厳禁となっている。SCP研究の現場からの様々な要請を時に許可し、時に却下している。「O5-1」や「O5-12」といった「O5-数字」で呼称される個人たちによって構成されており、その正体はtaleによってさまざま。
XKクラスシナリオ
様々な要因によって世界終焉に至る「K-クラスシナリオ」と呼ばれるもののひとつ。別名「塩漬けにされた地球」。
主として、KeterクラスのSCPの取扱いに失敗した時に起きると想定されているもの。直接再建することが不可能なレベルで人類が絶滅し、文明が消滅する。これを避けることが「財団」の主要目的であるとも言え、そのためにKeterクラスのSCPは、厳重に対策が練られている。逆に言えばこのシナリオを起こしうるSCPが幾つも存在しているという、恐ろしい現状にある。
財団はこれらの最悪のシナリオに備え、常に対策を講じている。また最悪の事態に対抗しうるThaumiel級SCP「SCP-2000 - Deus Ex Machina(機械仕掛けの神) 」を保有。もしXKクラスシナリオが実際に起きてしまった場合でもSCP-2000だけは守られるよう、幾つもの防御機構が備えられている。
人類が滅んでしまった場合にはSCP-2000が起動、内部の人類合成機が猛烈に人口を再生産し、文明を復元。おおよそ人口がもとに戻ったところで、また別の機構が起動して、まるでそんな出来事はなかったかのように、合成された人類の記憶を操作する。これによって世界の歴史全体を「リセット」してやり直すわけである。
不思議なことに、財団はこのSCP-2000をどのようにして開発したのか把握していない。さらに、SCP-2000は既に2回起動した形跡がある。つまり…?
ミーム
進化生物学者、リチャード・ドーキンスが、1970年代に著書「利己的な遺伝子」の中で提唱した概念。
情報は人から人に伝播し、変異し、進化する。この点が進化論における「遺伝子(ジーン)」との振る舞いに似ていることに気づいたドーキンスが、これらの情報を「模倣子(ミーム)」と表現した。
情報の伝播について研究する際に使い勝手のよい言葉であるため、この概念は他の学者たちによって研究・拡張されている。特にネットにおいては流行りの画像ネタ・テンプレネタを指してインターネット・ミームと呼ぶ。
SCP財団におけるミームは、ぶっちゃけると「感染力を持つ異常な情報」という扱い。誤解されがちだが、ミーム的SCP=内容が異常な情報ではない。感染力がなければ、それはミーム的(ミーマチック)とは言い難い。ミーム的SCPでは、SCPオブジェクトの記述時に影響が出る「情報災害」、認識や記憶が歪められる「認識災害」、そこから更に精神活動や行動に影響が出る「ミーム災害」が発生する。
このようなミーム的SCPを多数「確保・収容・保護」する財団だが、往々にして収容違反を引き起こし、厄介な影響が拡散する。特に「SCP-571 - Self-Propagating Infectious Pattern(自己喧伝性感染図形)」など、拡散力の高いミーム的SCPはKクラスシナリオに派生する可能性がある。一方で「SCP-426 - I am a Toaster(私はトースター)」「SCP-931 - A Rice Bowl(茶碗)」「SCP- -J - Procrastinati(先延ばs)」など、製作者&翻訳者の卓越したセンスによって高評価を受けるSCPもあり、楽しみ方も脅威も多種多様である。
現実改変と「ヒューム値」
オブジェクトの中には目の前にある物体の構造や存在そのものを書き換えるものが存在する。これが「現実改変」と呼ばれるものである。能力のレベルによって範囲は異なるが、Keterクラスになってくると世界を滅ぼすことすら容易なものも非常に多い。
現実性の強度を表すのが「ヒューム値」というもので、普通の状態のヒューム値を1としてこれよりヒューム値が低いと目の前の「現実」に影響を及ぼす。逆にヒューム値が高い存在はそれより低いものの「現実」を変えることができる。基本的にヒューム値が1の存在がそれより低い物の現実を変えることはまれで、そのためには条件が必要となる(例:SCP-540-JP - ンボボボさん)。また、この数字は「カント計測器」と呼ばれる機械で計測が行われる。
高位の現実改変者の中は自身のヒューム値が高い上に周辺のヒューム値を下げることが可能な存在も居る。例えば「SCP-239 - The Witch Child(ちいさな魔女)」は自身のヒューム値が50で周辺のヒューム値を0.4まで下げることができる。
こういった現実改変の影響を最小限に抑えるために財団によって製造されたのが「スクラントン現実錨」と呼ばれるもので、周辺のヒューム値を固定させることができるのだが近年ではこれすらもヤムチャみたいな扱いになってることがほとんどである。GPS「ぼくににてる」
Tale
Tale(テール)とは「物語」の意。
「SCPの報告書」やその添付文書の形を取らない、小説めいたページ。報告書では語り切れない複雑なストーリーが語られていることが多く、シリーズものは「ハブ」としてまとめられている。ただし報告書と比べると、カノン同様に非公式の趣が強く、「そのTaleの作者の個人的な二次創作」という印象で扱われることが多い。
「財団」以外の団体(要注意団体)
詳細は、記事「要注意団体(SCP)」を参照。
ある一つのSCPのストーリーの背景として創作された団体が、他のSCPのストーリーでも言及されていくうちに徐々に設定が肉付けされていったもの。以下は一例で、他にも多数の団体が登場する。
本家サイトでは「Groups Of Interest」の一覧ページがあり、「要注意団体」と訳されている。interestは「興味・関心・注意」を意味する為かと思われるが、「利害」も意味するので、正確には「利害関係にある団体」かもしれない。
クロスオーバー、二次創作
クロスオーバーとは、二つ以上の作品を互いにリンクさせ、混じり合わせること。オリジナル創作作品、とくにアメコミの分野でよく行われるが、インターネット上での二次創作作品でも多く見られる手法である。特に「ファンフィクション」や「SS」と呼ばれる、二次創作小説の分野に多い。
各々のSCPはオリジナリティを重視するので、「他の作品の登場物をそのままSCPとして投稿する」といったような事はあまり評価されず、たいてい低評価が集まって削除されてしまう事が多い。しかし元々インターネット掲示板4chanの住人が集まってできたWikiでもあるので二次創作好きも多く、taleと言う形ではそれなりに存在している。それ専用のプロジェクト「Project Crossover」(原語Wiki版、日本語訳版)まである。
「DOOM」や「マイリトルポニー」のような(日本でも知られてはいるが)海外の作品、カフカの「変身」や「シャーロック・ホームズ」のような文学作品、日本のアニメ作品もあるなど、ジャンルはさまざま。
また本家Wikiだけではなく、FanFiction.netのような英語圏の大手二次創作小説サイトなどでも、SCPの二次創作小説やクロスオーバー作品が多数公開されている。
「超常的で特殊な存在」であれば何でもSCPになりうるので、クロスオーバーさせやすいのかもしれない。例えば、数々の異常なアイテムを格納した異次元収納機構を有する猫型自律機械、頭足類と人間の少女の特徴を併せ持つ侵略生物、人間の少女を異常存在へと変容させる力を持つ異星生命、第二次世界大戦当時の軍事艦船をディフォルメさせた武装を備えた謎の生命体群、多種多様な異常存在が内部で棲息している日本国某所の異次元的空間、人間の血液を塗布すると着用者の肉体を異常存在へと改造する仮面、接触した動物を人間の少女の姿に変容させる謎の物質など。これらがSCP Foundationの世界にあったとすれば「財団」がSCPとして収容しに来るのは間違いない。
新規ページを100件以上確認したいとき
SCP財団日本支部の場合
日本支部には「最近編集された記事」「最近作成された記事」と言うページがある。だが残念なことに、最新100件までしか表示してくれないようだ。しかも日本支部が利用しているWikiサービス「wikidot」の仕様では「総ページ一覧」には「更新順」「作成順」の並べ替え機能が用意されていない。
しかしながら、URL末尾をいじることで並べ替えることが可能。
総ページ一覧を「最近編集された順」に並べたページがこちら、「最近作成された順」に並べたページがこちらになる。この方法ならば100件以上遡ることができる。
関連動画
動画タグとしては旧サイト名である「The SCP Foundation」が最も多く使われているが、動画を検索する際には「SCP」でキーワード検索する方がより簡便。
その他のSCP財団関連動画も含めてより多くヒットする。
SCP財団を題材とした二次創作ゲーム「SCP Containment Breach」や、その関連作品「SCP-087-B」の動画については「SCP Containment Breach」の記事に譲る。
解説系
記事「SCP解説」も併せて参照。
MAD系
記事「SCPMADリンク」も併せて参照。
Tale・報告書
他ジャンルとのコラボ系
その他
関連静画
関連立体
関連商品
ほとんどのSCPは「クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(CC BY-SA)」のライセンスの元に公開されており、営利目的の利用や改変が可能である(ただし前述のように、SCP-173等の少数のSCPは例外であることに注意)。そのため、SCPを題材とした商業作品(衣服や小物、書籍など)も販売されている。
なおライセンスが「継承」であるので、これらの商品もまた「クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0(CC BY-SA)」のライセンスを継承している。
関連コミュニティ
関連項目
SCPの関連項目一覧も参照。
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外部リンク
- SCP Foundation(本家)
- SCP財団(日本支部。日本語訳及び日本語での創作)
- 鮫 (←の翻訳はこちら)
- 財団非公式ファンサイト (文字通り非公式のファンサイト、とはいえ日本支部職員も参加している)
- 新SCP Foundation ニコニコ支部 (ニコニコのネタをSCP風にまとめたパロディサイト)
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