maiとは、ニコニコ動画の演奏してみたで活躍する演奏者である。2013年5月19日より生放送も始めた。
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曖昧さ回避
- mai(生放送主) - ユーザー生放送を配信している生放送主。複数名いるので当該記事で曖昧さ回避。
- mai - 廃墟・心霊スポット・名勝・神社などを中心に全国各地を散歩して回っている動画主。詳しくは → 暇人散歩動画
- Mai - 歌声合成ソフトウェア「Synthesizer V」用のAI歌声データベース。詳しくは → Synthesizer V AI Mai
概要
mai
maiは、ニコニコ動画でSTAGEA(エレクトーン)での演奏動画を公開した人物の走りである。特にRC時代に多くのゲーム音楽の演奏動画をアップし、多くのファンを楽しませた。
登場当時、ゲーム音楽を演奏する女性奏者は少なく、またエレクトーンの表現力を初めて知るニコ厨も多く、彼女の演奏は多くのニコ厨に感動を与えた。また、2008年現在もRC時代ほどではないが、演奏動画をアップし続け、ニコニコ動画における「演奏してみた」を彩り続けている。
演奏するゲーム音楽は主にスーファミ世代のものであり、楽譜がない楽曲も耳コピで演奏できる能力を持つ。また、単純に耳コピするだけではなく、SEを弾くなど遊び心も忘れず、アレンジにも定評があり、非凡な才能と世界観を示している。
エレクトーンについて
彼女の演奏するエレクトーンの機種はSTAGEA(YAMAHA)。エレクトーンは上下の鍵盤に加え、足でも音階を奏でることができ、さらにペダルを用いて音色の変更やピッチベンドの変更を行うことのできる楽器であり、そのエレクトーンを4肢を巧みに使って演奏する彼女の姿は、賞賛をこめて4WDと評された。
なお、「パーカッション(ドラムなど)は、どのように鳴らしているのか」という声が多いので補足しておくが、エレクトーンは全ての音を奏者が直接演奏するのではなく、事前に打ち込んでおいた音を、演奏に並行して鳴らせるようになっている。その場合打ち込みの技術もまた必要となるということは言うまでもない。
詳細
名前はmai。mp3音源を公開するレンタルスペースのアカウントもmaimai。maiのマイリストは特例的にmaiリストと呼ばれる。
好きな生き物はカマキリ。そのカマキリ好きぶりは、動画にちょいちょいカマキリが登場することからもうかがい知ることができる。
ニコニコ動画以外では、山陽地方で民族音楽のバンド活動を行っている。
服装
彼女の服装もまた、彼女独特の世界観を持っており、演奏する曲のイメージに合わせた服装での撮影となっているが、その個性の強さはニコ厨には理解されにくく、平凡な我々とはどこか違う、才能ある向こう側の世界の人物という印象を強めている。
ちょこレートスシリーズ
彼女のオリジナルBGMで繰り広げられる紙芝居風動画である「ちょこレートスシリーズ」も、見逃せない彼女の魅力のひとつである。ちょこレートスシリーズは、チョコレート人間であるちょこレートスの日常を描いた動画であり、一年の祝日のたびに投稿された。ペイント並みの飾らないツールで作成とされたと思われる静止画により構成された完全手書きの動画から、彼女の独特な世界観をうかがい知ることができる。各動画には必ず我々に問いかけがあるが、その問いも答えもまた彼女が向こう側の存在であることを知らしめる内容となっている。2008年10月、ちょうど1年間の長き連載を終え、変わらず期待を裏切らない超展開を維持したまま、無事最終回を迎えた。
でう
ちょこレートスシリーズでも登場する彼女の独特の語尾、「でう」の出典は、ファイナルファンタジー6 仲間を求めて(現曲)において、彼女が「歌ってどうにかつなげてくださう。」という投稿者コメントを残したことから始まる。現在「maiは大切なSTAGEAで弾きました」と名づけられている動画も当初は、「maiは大切なSTAGEAをほったらかしう」という名前であった。どうしてそこで「う」なのか、我々凡人にはなかなか理解し難いところもあるが、これもまた彼女の魅力である。
「maiは大切なSTAGEAで弾きました」
「maiは大切なSTAGEAで弾きました」では、途中でエレクトーンを放置して歌いだす(声にはトレモロのエフェクトをかけている)という斬新な手法も見せた。本人としては打ち込みを頑張ったことを評価されたかったようだが、ニコ厨には一切伝わらず、maiが壊れたというコメントで埋め尽くされた。さらに「カマキリは大変な絵を盗んでいきました」では前述の楽曲に乗せた手書きの絵によって彼女の絵の才能も示されるが、その動画もまた、作中で突然女性がカブを抜こうとするなど、彼女の一種独特な世界観で構成されており、その非凡さを「こころのやmai」などといったタグで評された。
ちなみに、上記「こころのやmai」など、本人について何を言われようと、ジョークとして受け流しタグを消したりはしない気丈な彼女であったが、他のエレクトーン奏者の動画にmaiを騙った中傷の書き込みが頻発した際にはさすがに困惑したようで、Youtubeにmaikamakiriというアカウントを取って、他の演奏者を中傷する人物は本人ではないことを示した。
コックピットに見えてきた
どの動画にもmaiの弾くエレクトーンがコックピットに見えてくる人物が存在していた。この人物は、エレクトーンが存在しなくとも動画がコックピットに見えてくるツワモノであり、maiの動画の最後にはこのコメントがないとなにか少し寂しくすら感じるのか、本人が現れる前には代筆者までもが現れる。
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