Assetto Corsaとは、イタリアのゲームデベロッパーKunos Simulazioniからリリースされたレーシングシミュレータである。当記事ではシリーズ作品の「Assetto Corsa Competizione(アセットコルサ コンペティツィオーネ)」「Assetto Corsa EVO(アセットコルサ エボ)」「Assetto Corsa Rally(アセットコルサ ラリー)」についても述べる。
概要
netKar Proやフェラーリバーチャルアカデミーを制作した同社が2014年に販売をスタートしたレースシム。多種多様な年代・地域の車やコースを収録し(F1を例にとっても葉巻型から現代のパワーユニット型までカバーしている)、DLCによってその数は一層増す。 オンラインプレイに対応するほか、後述のMODによって高い拡張性を確保。タイトル画面に表示される「Your Racing Simulator」を体現するつくりとなっている。
MOD
MOD製作用の環境が公式から提供されており、知識と技術があれば誰でもMODの製作が可能。新旧様々な車、世界各地のサーキットや道路が日夜製作され公開されている。日本の首都高速道路を再現したマップ(Shutoko Revival Project、通称「首都高MOD」)は人気の高いMODの一つで、オンラインサーバーはC1最速を目指すプレイヤーで賑わう。車やコースに限らず画面に表示するUIやアプリケーションの開発も可能で、グランツーリスモのプレイ画面を再現できるものも存在する。
また、下の動画のようにかつてのrFactorやGTR2よろしく車ではないものを走らせて楽しむユーザーも。
なおMOD対応しているのはSteam版のみとなるため購入の際は注意されたし。
CSP(Custom Shaders Patch)とSol
中でも有名なMODがライト回りの改造やオリジナルにない降雨表現を追加するためのCSP(Custom Shaders Patch)、24時間の天候変化を可能とするSolの2つ。特にCSPは先述の車MODにおいては必須とされることが多く(オリジナルのライト表現やパーツ差し替えなどを行うため)、この2つと動作に必要なContent Managerは多くのユーザーがゲーム購入後最初にインストールするMODとなっている。
Assetto Corsa Competizione
2019年にGTワールドチャレンジ(GTWC)の公式ゲームとしてリリース。GT3、GT4をはじめとするGTカーと実際にGTWCで使用されるサーキット(レーザースキャンによって製作されている)を収録した。レンダリングには独自のエンジンではなくUE4を採用し、前作以上のリアルなグラフィックを実現している。このほか前作で取り入れることのできなかった24時間の時間変化や降雨表現も実装、プレイヤーはよりリアルなGTカーでのレースをシミュレーションすることが可能となった。MOD非対応ゲームではあるが、車のカラーリングの追加が可能となっている。
Assetto Corsa EVO
2025年1月にアーリーアクセスを開始。グラフィック、挙動ともによりリアリティある仕上がりとなった。コンテンツ数はまだ少ない(2025年10月6日時点で38車種10コース)ものの、今後のアップデートで順次追加予定。ニュルブルクリンク周辺地域を再現したオープンワールドマップの収録に注目が集まっている。
Assetto Corsa Rally
2025年11月よりアーリーアクセス開始。サーキットレースをテーマとしてきたこれまでの作品とは違う史上初のラリーに特化した作品[1]となっている。アーリー開始時点では10車種(名車として名高いランチア・デルタHFインテグラーレやミニ・クーパーSから最新車両であるヒョンデ・i20 Rally2までカバー)4ステージ(フランスのアルザス、イギリスのウェールズからそれぞれ2ステージ)を収録。また本作はKunosとSupernova Games Studioとの共同制作となっている。
関連動画
Assetto Corsa
Assetto Corsa Competizione
Assetto Corsa EVO
関連リンク
関連項目
脚注
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