『CODE:BREAKER』(コードブレイカー)とは、上条明峰による漫画作品である。
普通の女子高生・桜小路桜はある夜、青い炎で悪人を燃やす謎の少年を目撃する! しかし翌朝、現場となった公園には何の痕跡も残っていなかった。
自分の見たものが現実だったのか思い悩む桜、その前に昨夜の少年が転校生として現れた!彼は何者なのか?そして青い炎は何だったのか? 謎を解くため桜は少年に近づいていく!!
概要
「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載していた漫画。2008年28号から2013年33号まで、約5年間連載。単行本は全26巻で完結。
法では裁ききれない悪を裁く悪・「コード:ブレイカー」達の戦いと、それに巻き込まれるヒロインの日常を描く異能バトルもの。
登場人物
メインキャラクター
- 大神零(CV:岡本信彦)
主人公。髪から服まで黒づくめの美少年。全てを燃やす蒼き炎の異能を持つ「コード:06」。
輝望高校1年B組の転校生。表向きは穏やかで礼儀正しい性格を装っているが、裏の顔は冷酷非情であり、抹殺の命が下った悪人をためらいなく燃やし尽くす(クラスメイトには建前上「ゴミ掃除のバイトと説明している)。仕事の現場を目撃した桜も口封じのため始末しようとしたが、なぜか燃やすことができず監視の名目で行動を共にするようになる。
悪人を殺すことに抵抗がなく、また他人とはあまり関わらない。
しかし、桜と出会ってからは彼の心に変化が訪れる。
彼のモットーは「目には目を、歯には歯を、悪には悪を」。 - 桜小路桜(CV:日笠陽子)
ヒロイン。黒髪ロングの美少女で、カチューシャが特徴。
成績優秀・容姿端麗・運動神経抜群と、クラスのみんなから慕われている委員長的存在。
唯一の弱点はネーミングセンスがないこと(犬に対してそのまま「犬」と命名するなど)。
彼女が大神の異能を目撃したことから物語が始まる。
コード:ブレイカー
- 平家将臣(CV:木村昴)
桜の学校の先輩。癖のある銀髪が特徴。
学校の廊下の真ん中で、お茶を飲んでくつろぎながら音読するという奇行に走るほど官能小説を愛している
変態というの名の紳士。
実は彼も大神たちと同じくコード:ブレイカーであり、光を自在に操る異能を持つ「コード:02」。
同時に、他のコード:ブレイカーたちの力を見定め、上に報告する「審判者」の役割も担っている。
モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には永遠の束縛を」。 - 天宝院遊騎(CV:豊永利行)
長い赤毛の小柄な少年。大神の仕事仲間であり、自由本某な性格。音の異能を持つ「コード:03」。
どこかあどけなく、子供っぽさを感じさせることが多い。
正義のキャラクターである「にゃんまる」が好きで、似た性格の桜のことを「にゃんまる」と呼ぶ。
モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には怒りの鎮魂歌(レクイエム)を」。 - 刻(CV:鈴村健一)
大神の仕事仲間であるオッドアイの少年。磁力を操る異能を持つ「コード:04」。
「大神のライバル」を自称し、何かと絡んでくる。またしょっちゅう言い合いになることも。
モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には正義の鉄槌を」。 - 八王子泪(CV:斎賀みつき)
大神の仕事仲間であるボーイッシュな女性。影を自在に操る異能を持つ「コード:05」。
大神や桜のことを良く気遣う、優しい一面を持つ。
モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には報いの遺影を」。 - 人見(CV:三木眞一郎)
大神たちの仕事の先輩にあたる、雷の異能を持つ元「コード:01」。
かつては「コード:ブレイカー」のリーダーで、平家からは「エース」と呼ばれていた。
しかしある日を境に、大神たちの前から姿を消す。
モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には厳正の閃電を」。
アニメ
2012年10月よりMBS、TOKYO MX、テレビ愛知、TVQ九州放送、BS11にて全13話が放送された。
監督・シリーズ構成・脚本 - 入江泰浩
アニメーション制作 - KINEMA CITRUS
オープニングテーマ「DARK SHAME」 作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - GRANRODEO
エンディングテーマ「シロイカラス」 作詞・歌 - 鈴村健一 / 作曲・編曲 - 渡辺拓也
エンディングテーマ「にゃんまるのうた」(OVA・にゃんまる劇場) 作詞 - 上条明峰 / 作曲・編曲 - 服部隆之 / 声 - にゃんまる(伊藤かな恵)
関連動画
関連項目
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