Escape from Tarkovとは、ロシアの独立系ゲーム会社Battlestate Gamesが開発しているPCゲームである。
概要
公式サイトでは「hardcore and realistic online first-person action RPG/Simulator with MMO features and a story-driven walkthrough」であると主張されている。要するに基本的にはFPSで、天候や昼夜の変化・部位負傷・銃器の細かい調整などリアリティ重視のシステムが用意されている。またスキルを成長させていったり入手した物資を売買する等、RPG要素もある。
リアル重視を志向するためプレイ中のHUD表示なども最低限であり、マップなしレーダーなしコンパスなしでフィールドに放り出されるため、マップを覚えるまでは普通に迷子になる。アイテムの強調表示などもないため、うっかり茂みにアイテムが落ちると敵も自分も見つけられなくなったりする。
2017年7月からクローズドβが開始されており、[1]公式サイトより購入してプレイすることが可能になっている。現在は日本語の環境でプレイすることも出来る。
世界観
ロシアの欧州との交流拠点であったNorvinskの特別経済区で、欧州系企業の政治的スキャンダルを火種として紛争が勃発した。
紛争によってNorvinsk,およびその内の都市の一つであったTarkovは周辺を封鎖され孤立してしまう。
プレイヤーはスキャンダルを起こした欧州系企業Terra Groupが運用するPMCである「USEC」、あるいはロシア連邦に雇用され、USECと衝突するPMCである「BEAR」のどちらかの構成員であり、暴徒と化した現地住民であるSCAVや他のプレイヤーと争いながら、Tarkovからの脱出を目指す。
システム
「戦闘フィールドから脱出してアイテムを持ち帰る」を主眼としたゲーム。
フィールドには脱出ポイントが設置されており、そこに辿り着けば生還して装備を持ち帰る事が出来るが、逆に言えば脱出できなければ持ち込んだ装備を全ロストするという厳しい洗礼が待ち受けている。誰が言ったか、FPSでやる対人ウィザードリィ。
プレイヤーであるPMCの他、SCAV(スカベンジャー)と呼ばれるエネミーサイドでプレイすることもできるのが特徴で、SCAVは装備品がランダムで支給されるため、生還さえできれば支給品を丸儲け出来る。
PMCサイドは持ち込み品が全てであり、常にロストの危険がつきまとうが、レベルを上げたりクエストをこなしたり、アビリティやフリーマーケット機能、拠点カスタムなどが可能になっていく。
関連動画
関連項目
関連リンク
- Escape from Tarkov official page
(公式サイト)
- Battlestate Games (@bstategames) | Twitter
(開発元であるBattlestate Gamesの公式Twitter。問題や修正などの最新情報がアナウンスされる)
- Escape from Tarkov Wiki*
(日本語Wiki)
脚注
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