JR西日本福知山支社とは、かつて存在したJR西日本の支社である。現在はJR西日本近畿統括本部傘下の福知山管理部。
概要
京都府北部と兵庫県北部を管轄する支社で、福知山鉄道管理局を前身とする支社。発足は民営化から半年後で、当時は福知山支店という名称だったが1988年秋に福知山支社に名称変更。コロナ禍の2022年10月の組織再編により近畿統括本部傘下の福知山管理部へと変更された。
エリアとしては金沢支社・米子支社と接している。
宮津線が三セク転換された以外は特に管轄路線の変更はない。なお、国鉄時代の福知山鉄道管理局と違い、嵯峨野線区間の管理は行なっていない(国鉄時代は馬堀駅以北は福知山鉄道管理局の管轄だった)他、福知山線脱線事故が発生した区間は福知山支社管轄エリアではなく近畿統括本部大阪支社の管轄エリアである。
車両面では特に電車で国鉄形車両の淘汰が開始されている。ワンマン対応の223系が導入されたのを皮切りに福知山支社の特急形電車としては初めての新車となる287系の投入などが行われている(それまでは金沢や京都・和歌山からのおさがり車両が導入されていた)。特急型は全車JR世代に置き換えられた一方、近郊形電車は全車置き換えには至っておらず、113系が少数残存している。
知名度の高い城崎温泉を抱えており、季節によっては城崎温泉駅駅員が浴衣で応対する。また、冬にはかにカニエクスプレスが運行される。
城崎このり
「鉄道むすめ」で、和歌山支社の黒潮しららに次いでJR社員として登場。城崎温泉駅駅員で、駅名の城崎温泉駅と特急こうのとりが名前の由来。
管轄路線
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関連項目
JR西日本の支社 |
金沢─近畿統括本部(京都・大阪・神戸)─福知山─和歌山─岡山─米子─広島─新幹線管理本部(福岡) |
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