概要
大阪・京都と近畿北部を結ぶ特急のネットワーク名。どうしてビッグXかと言うと、福知山駅を中心として大阪・京都と城崎温泉・天橋立を結ぶと「X」のように見えるからである(※また、同名の漫画を由来とするとも言われている)。
また、「X」から少しはみ出してしまうが、綾部駅で分岐する「まいづる」と姫路駅から播但線を経由し和田山駅で合流する「はまかぜ」もこのネットワークに含まれている。
使用される車両は名称設定当時、JR西日本が183系とキハ181系、北近畿タンゴ鉄道がKTR001形・KTR8000形となっていた。このうち、183系は287系及び紀勢本線から国鉄色復帰の上で転属の381系に、キハ181系はキハ189系にそれぞれ置き換えられている。また、現在京都丹後鉄道(所有会社は北近畿タンゴ鉄道)の車両は大阪口からは姿を消し、京都口のKTR8000形のみとなっている。
183系置き換えで転属してきた381系は北陸新幹線金沢延伸時に余剰となる681系にて置き換えられると言われていたが、「しらさぎ」用683系2000番台を289系2000番台に改造のうえ置き換えが実施された。
※ちなみに、民営化後の山陰本線電化に際し、地元では所要時間計算を681系・130km/h運転で実施したうえで改良のための補助金を受けた。が、JRに北近畿向け681系を製造する余力はなく、485系由来の183系がやってきた。後に287系・289系が投入されたが、183系由来のダイヤは特にいじられていない。
なお、「北近畿」は287系の投入に伴い「こうのとり」に名称が変更されている他、「たんば」は「きのさき」に、「文殊・タンゴエクスプローラー」は「こうのとり」に、「タンゴディスカバリー」は「はしだて・まいづる」にそれぞれ統合されている。
近年は高速バスに押されている部分もあり、e5489での割引きっぷ販売などに力を入れている。また、2022年に全席指定席に変更され、2024年夏には「こうのとり」で乗車後に指定席券を購入できるサービスをe5489で試行している。
ネットワークを走る特急達(太字が現役の特急)
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