SRXとは、スーパーロボット大戦シリーズに登場する機動兵器である。
本記事ではその後継機であるバンプレイオスについても記述する。
概要
全長 | 51.2m |
重量 | 388.8t |
搭乗人員 | 3人 |
移動タイプ | 空・陸 |
装甲材質 | ゾル・オリハルコニウム |
動力源 | トロニウム・エンジン |
開発者 | ロバート・H・オオミヤ ケンゾウ・コバヤシ |
パイロット | リュウセイ・ダテ ライディース・F・ブランシュタイン アヤ・コバヤシ |
SRX計画のもと開発されたパーソナルトルーパーで、R1、R2-パワード、R3-パワードの3機が合体することで完成する。「単機で戦局を一変させうる決戦兵器」がコンセプトであり、分類は「究極汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー」と呼ばれる。
正式名称は「Super Robot X-Type」(Xは試作機の意味)。
トロニウム・エンジン、T-LINKシステム、ゾル・オリハルコニウム等、現在人類が有するEOT(異星人から得た超技術)を結集して作られた、まさしく最強クラスのロボットである。
多彩な内蔵兵器とZ.O.ソード(ゾル・オリハルコニウムソード)を用いた「天上天下念動爆砕剣」、さらには支援機のR-GUNパワードを右腕に接続して放つハイパートロニウムバスターキャノン「天上天下一撃必殺砲」等が主力兵器である。
非常に複雑な合体機構を持ち、スーパーロボットでありながら機体強度に問題がある。そのため全身に張り巡らせた念動フィールドで合体状態を維持する必要がある。この役目は全てアヤ・コバヤシが担当しているため、彼女が負傷する等で念動力が弱まると合体維持が困難である。
DiSRX
アニメ「ディバイン・ウォーズ」の最終話で、セプタギンに取り込まれようとされていたSRXがディス・アストラナガンに救出され、融合合体を果たした形態。ゲーム版には未登場。
詳細は「DiSRX」を参照。
R-1(Real Personal Trooper Type-1)
SRXの頭部及び武装(Z・Oソードの柄)を構成している可変型パーソナルトルーパー(PT)
パイロットはリュウセイ・ダテ。
同機の開発ベースにRTX-009ヒュッケバインとPTX-006ビルトラプターが基になっている。
コンセプトとして確実に相手にダメージを与える事を主眼にしており、装備武器は全て(T-LINK使用するの以外)は実弾兵器でまとめられている。
運動性が高いだけでなく、僚機のR-2と比較して見かけは細いながら堅牢に出来ており、設計の容易さから後継機のR-1改、量産試作機のアルブレード(とカスタム)、再設計機といえるART-1、「向こう側の世界」でのゲシュペンストの後継機になったエルアインス等派生機も数多く出ている。
R-2パワード(Real Personal Trooper Type-2)
SRXの胴体及び両腕と主機であるトロニウム・エンジンを構成する重戦闘型PT。
パイロットはライディース・F・ブランシュタイン。
R-1とは対照的に高出力のビーム兵器を中心にした兵装でまとめられており、特に重金属粒子砲ハイゾルランチャーはRシリーズでもトップクラスの火力を誇る。またアンチ・ビームフィールドを装備しており防御力も高い。
反面、重装甲であるのに加えて出力調整が難しいトロニウム・エンジンを使用しているため運動性が劣悪であり運用には高い技量を要求されており、卓越した操縦センスと知識が要求されるため「天才」と称されるライ以外には到底扱えない機体といえる。
R-3パワード(Real Personal Trooper Type-3)
SRXの腰部・脚部を構成する遠距離戦・指揮官用PT。
パイロットはアヤ・コバヤシ。
SRXの要と云えるT-LINKシステムのメインを担当しており、ヴァリアブル・フォーメーションの際にはR-3が展開する高密度の念動フィールドが必須である。武装・機体制御共にT-LINKシステムをメインに使用しており機体の特性上通信能力が高い。ノーマル時は女性的フォルムであり、OGシリーズではヴァルシオーネの設計を参考にしている設定になっている。
SRXアルタード ”バンプレイオス”
全長 | 75.3m |
重量 | 431.8t |
搭乗人員 | 3人→4人 |
移動タイプ | 空・陸 |
装甲材質 | ゾル・オリハルコニウム |
動力源 | トロニウム・エンジン |
開発者 | ロバート・H・オオミヤ ケンゾウ・コバヤシ |
パイロット | リュウセイ・ダテ ライディース・F・ブランシュタイン マイ・コバヤシ アヤ・コバヤシ |
SRX計画の完成形。もう試作機ではないため正式名称は「SRアルタード」になるはずだったが、SRXの名前を残したいという希望からこちらの名が採用されることになった。ちなみにバンプレイオスはリュウセイ・ダテが付けた愛称である。
EOTの信頼性を向上させるレイオス・プランを基に1から再設計されているため、トロニウム・エンジンの力を限界以上に引き出すオーバードライブが可能である。また、アヤとマイのT-LINKツインコンタクトで機体制御だけでなくリュウセイの補佐も可能なため、戦闘能力が飛躍的に向上した。
クロスゲートにアクセスし次元制御(異なる次元と繋げたり封印すること)が可能になるXNディメンション”次元斬”が使えるため、分類は「対無次元侵入路用超広域殲滅型パーソナルトルーパー」と呼ばれる。
必殺技はS・Z・Oソード(スーパー・ゾル・オリハルコニウムソード)を用いた「天上天下念動無双剣・流星斬り」と、エクスガンナーを介してR-GUNパワードを接続することで使用可能なハイパートロニウムバスターキャノン「天上天下一撃必殺砲・改」である。
SRXと違い合体状態で戦うことを前提に設計されているが、一応 分離機構も有している。しかし急遽戦線に投入されることとなったため、一時的に分離機構はオミットされている。
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関連項目
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