ニコニコ大百科

「架空戦記としては」あるんじゃない？
「七元帥が相争ったら誰が最強か」ってテーマはベタだけど後世で人気ありそうだし。

与太話のつもりだったけど、考えれば考えるほど養育期より成人後の親政期の方が危うい気がしてきたぞ…
父親の無法と紙一重の自由で偉大な活躍を聞かされて育って、
しかし受け渡される玉座は憲法に縛られ、議会や官僚、宿老らに削られたものという現実のギャップがフラストレーションの素になりそうで…
国は皇帝一人の意思では容易に乱れなくなってるかも知れないけど、私人としてはともかく一人の冠掛けとして充足できるかどうか…

アレク君の養育はきっとアンネローゼ姉上がするだろうし、そこは姉上。きっとうまく育てるんじゃないかな

って思ったらアンネローゼ姉上が育てた結果がラインハルトだった

いや、姉上が奪われなければラインハルトも穏やかな少年に育ってたであろう……姉上がいたころから喧嘩王だった。


まあ、一回くらいはフェリックスと一緒に家出騒動くらいはやらかしてくれるんじゃないかな。なんだかんだでその程度でおさまると思う。

気になるのは近年発売された列伝で「初代皇帝ラインハルトの治世は二代皇帝アレクサンデルと比べて十分の一の短さだった」と書かれているのよな
素直に読むとアレクの治世も２０年程度ってことでかなり短い
その直後にブリュンヒルトが８０年以上保存されて帝国軍の現役艦リストに残ってるって書かれてるからローエングラム朝は続いてるみたいだけど

読んではないけど、まあ多分その作者の想定ではアレクの親政期間（≠在位期間）が20～30年くらいって感じなんだろう。
早逝したのでない限り50を前にして隠居ってことになるが、君主の活動期間としては平均的だし、ヒルダの摂政期も同じくらいだろうから一区切りとして改元……はないけど譲位は考えてもおかしくないかも。独裁者は必ず腐るというが、やる方もやる方で消耗するし。

30年でもラインハルト治世はその1/14.4だから、十分の一と言って差し支えないか
在位期間なら遅くても30歳で退位/崩御だから親父と同じくらいの歳になるけど……
流石に親政期間とみるべきなのかな、子供が生まれて譲位だと院政が始まってしまいそうだし

原作に「ラインハルトがローエングラム家を相続したのは20の誕生日を迎える前でありそれに準じればあと19年はラインハルトの治世がつづくこととなるだろう」って記述があるから、それを拾ったのかも。
ローエングラム王朝においては、（前当主が早逝したアレクみたいな例外を除き）始祖ラインハルトに倣い19歳のいずれかの時点で家督と帝冠を継承するのが伝統みたいな……ちょっと若すぎる気もするが、立憲制なら、「新世代の象徴兼変にスレてないアドバイザー」としてなら、まぁ。

20歳くらいで親政を始めたと仮定しても40～50か
別に隠居とも限らんじゃない？「皇帝は前線に」の先帝の遺言に忠実であろうとして戦死した可能性もある
スレ記事に安定要因がズラッと並べられてるけど、不安定要因だって割と多くあるわけだし

王朝自体はアレク退位後も存続してるように書かれてるっぽいから、あまり大事な感じはないかなぁ……
「ローエングラム王朝では常に皇帝が陣頭に立つ」といったってラインハルトも地球や新領土叛乱ではまず部下差し向けてる（手柄を立てさせるのも上司の仕事）だし、アピール目的だとしても皇帝が親征するほどの規模の戦闘で現皇帝が戦死するような事態が起きたなら王朝そのものが倒れそうだし……宮廷クーデター的なものならワンチャンあるが。

あの世界は辺境、というか未踏宇宙が無限にある世界だからなあ。シューマッハが艦隊を率いて討伐するくらいの宇宙海賊勢力はあるし外敵が出来る要素はあるよね。カリスマと実力ある英雄が誕生すればまた面白いかも。

海賊討伐って警備というか治安維持活動だし、「敵軍」との正面対決だったラインハルトの親征とは別枠って見なされてそう。
もし仮にアレクが陣頭に立とうとしたら「蛮勇は獅子帝の求められることではありません！」「このような任務は臣下に任せることこそ皇帝の務め！」と、ミッターマイヤーかビッテンフェルトあたりが諫止しそう。

>>100でも書いたけど、地球討伐の先例を上げて「辺境の海賊討伐に陛下御自らが親征したとなれば帝国軍が鼎の軽重を問われます。今回はお控えください」ってなるんじゃないかな。
というか、親征ともなれば1個艦隊ぐらいじゃすまないし、たかが（というほど軽い存在ではないにせよ本来なら軍管区単位で対応する規模の存在である）海賊相手に、過剰なほどの艦隊率いてイキって乗り込んでくるのって、むしろラインハルトが嫌った「兵の後ろに隠れて安全な場所で戦争ごっこにうつつを抜かしてるバカ息子」っぽいし……

ローエングラム王朝における吉日では高級軍人が目立つことが多かったけどプリンツアレク誕生の時は立ち会ったのがケスラー以外はみんな文官だったのがアレク大公の治世では文官の時代になるって暗示してるみたいで印象的だったなあ
しかもカイザーに批判的な発言してたカール・ブラッケとかもこの時は優しい表情で喜んでたのは和んだ

>>104
その点は気付かなかったな。言われてみればその通りだった。

まあ「たまたま」にすぎないとは思うけど、「たまたま」だからこそ、時代の変化の象徴となるってことでもあるからね。