ニコニコ大百科

風間くん元に戻りたくなかったとはいえ、記憶があった上でしんのすけに腹パンしたり、他の住民縛り上げて上手に焼けましたやったりして結構えぐかったな

この辺の悪役に徹するって意味では、ジャスティスに近いものを感じた

しんのすけの好みは「美人のお姉さん」だから、ゲストヒロインが「かわいい女の子」なのは
クレヨンしんちゃん劇場版においてレアなのだと、本作でようやく気付いた

後半の畳み掛けが面白かったし熱かった…んだけど、映画の住人側に日本名がいて、オケガワ関連は「しんちゃんなんだからこまけぇこたぁいいんだよ要素」だとしても、つばきちゃんに至ってはカタカナでもないし服がファンタジー0の20世紀
春日部市民だと思ってた？実はちがいました！お別れ切ないのぅ〜っていうオチなのに露骨に浮いてた日本人要素への説明は特に無くて、子供のとき感じた白けた気分をずっと引きずってたんだよ
このスレで色んな説みてやっと気持ちの整理できたわ

一番筋道として腑に落ちたのが「(ガッチガチの西部劇とみせかけて)タイムスリップ系のSF」説
たしかに昭和の邦画ってそんなのありそう
SF内での時空間転移の仕組みが現実の怪奇現象として反映されたのはもちろん、記憶の云々も元々の劇中設定って考えられるんだね
それならつばきちゃんもトリップしてきた側には変わりないからしんちゃんを騙したわけじゃないのか

>>138のシビアな西部劇から段々しんちゃん映画のおバカノリに浸食されてった、>>147の闇落ちジャスティス・ラブって考え方も好き

>>146のつばきちゃん＝昭和の劇場であるカスカベ座の精神体説も好き
そもそもなんで劇場がトリップの門と化しちゃったんだって不思議についてかなり納得できた
ひろしが何か感じるくらいつばきちゃんの存在がまだ残ってるなら、カスカベ座が取り壊されるときがしんちゃんはじめ春日部市民とつばきちゃんのほんとの別れになるんだな
忘れ去られたハードを使って子供達が遊んで自分を見つけてくれたっていうのも、そういう系に弱いのですごい刺さる

あとつばきちゃんの名前は花系の名前にしたかったけど思いつかなかったから仮名をそのまま使ったって監督書いてたね
カレンとかマリとかハルとか、日英共用できる花っぽい響き含んだ名前あるだろって疑問だったけど、
昭和の痛ましいエンタメに出てくる女の子っていう象徴として少女椿に絡ませたかったのかも？ジャンルは別物だけど

あと「おわり」まで作ってはあったってレスあったけど、撮影も編集も時系列でやってくわけじゃないから、演出が確定してたエンディングテロップやナイアガラ花火の絵を先に用意してあったのかも　もしこれが無かったら……

実際に脚本監督がどう考えてたかは知らんけどこのスレ見てたらネガティブな憑き物が取れたわ。ありがとう
俺のブログにしてすまんね。感謝伝えたくて

この映画は中学生以上の年齢の方がウケるって人もいるみたいだけど、自分は当時の小学校低学年～今の２０代後半に至るまでずっと好きな映画だなぁ
というかもう来年で２０年になるのかこれ……マジか……

ヘクソンとかケンとチャコとかジャスティスとか
バカらしい要素ないクレしんらしくない悪役賛否あると思うけど好き

この西部劇は本来どんなストーリーラインだったんだろうか……
やっぱジャスティス・ラブは主人公で、既に本来の悪役を倒してるのかな
とすると、つばきちゃんとかオケガワとかアンチ・ジャスティスの面々は、映画が停滞した後に映画によって生み出されたんだろうか？
それともヒロインとか元々の役割があったのかな

ジャスティス・ラブの本来の役割が「自分のことを主人公だと思い込んでいる悪役」だとするとちょっとつまんない気がするんだよな
終わらせたくない気持ちも、本来主人公だった方が分かる

「映画が終わってほしくない」ってのは「オラもう一度映画の中に戻る～！」ってのと同じようなもんだしね
ジャスティスもちゃんと主人公で、正義の味方だったって設定のが趣深い

>>156
つばきちゃんが「荒野で彷徨ってたら知事に拾われた」と言ってたはずだから、ジャスティスが知事に君臨して停滞した後に生まれたと考えた方が自然だと感じる。
つばきもオケガワも西部劇らしくない名前だし、「おわり」のために映画が生み出したヒロインとキーキャラだと考えるとしっくりくる。
主役はあくまでジャスティスなのでヒーロー自体は生み出せなかったのかも。

ジャスティスが風間くんを見捨てたのは映画が動き出した事により記憶を取り戻して裏切る可能性があったから…なのかもしれないが、結果的に彼がしんのすけ達との絆を思い出してパンツのパワーを発揮されて負けたから、結果論悪手だったなぁ

これ未完の｢実写映画｣だから演じた｢役者｣さんがいた筈なんだよな。
そう考えると｢つばきちゃん｣を演じた女優さんがいた訳だよな。

またふと考えてるけど、逆にあの世界でジャスティスが本当の正義の味方で優しい人だった場合の方が終わらせるの難しくない？
自分たちが帰る=世界の終わり　だし。
あくまでジャスティスが誰にでもわかりやすい悪役だったから勢いで最後までいけたけど、最初から優しくされてたら外に未練なさそうなビデオ屋の人とかは帰るの反対するかもしれない。

その場合はビデオ屋の人は別に外帰らなくてもいいし、逆に「まだ観てない映画が沢山ある」とか「この経験を経て僕も自分で映画を撮ってみたくなった」とか帰る理由を見つけてもいいんじゃね？
色々とやりようはある気がする

エンディングのダンスで胸が苦しくなる
つばきちゃんもしんちゃん達とは別の時代の日本人ってことでせめて当該の時代に解放されててほしい

>>161
確かにな…
もう少し自由が効いて強制労働が緩めというか自分達も積極的に労働に参加する劇場版ジャイアン系のリーダーな人かつ帰りたいと言ってるしんのすけ達が居たとして
「私たちはいつでも居てくれていいんですけど、皆さんを帰す方法が分からなくて、困ってるんです」（※隠しているとかじゃなく本当に分からないし困ってるし、方法があれば助けを出す気も満々）
みたいなノリだったらマジで何の取っ掛かりも無くて詰んでたな

それでも見出せる活路としてはあそこの町を発展させまくって大都会にした後に、万博とかオリンピックみたいな海外の諸外国から大量の観客が訪れるような一大イベントを開いて大盛り上がりの内に終了するサクセスストーリーにする事かな…
確か町の名前がサクセスタウンっていうし。
まあ、とんでもなく時間がかかるからやっぱり難しい事には変わりないから本編の方法が最短かつ最適解なんだけど…