ニコニコ大百科

第１話より。
遠くへ出稼ぎに行くことが決まったお母さん。でも、幼いマルコに話すのがつらくて　黙ったまま、家族揃ってピクニックに出かけます。
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ジェノバ。マルコの家。
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お母さんが出稼ぎに行かなくてはならないことを、幼いマルコに打ち明けられないまま、ピクニックに。
ほんのつかの間の微笑み。でも、夜までにはマルコにも話さなくては。
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第２話　「ジェノバの少年マルコ」

お母さんがアルゼンチンへ出発して一年。
今日は土曜日、寄宿制の学校で機関士になるための勉強をしているお兄さんのトニオも　久しぶりに戻ってきます。
マルコは大急ぎで学校から戻ると、買い物に行ったり食事の支度をしたり大忙し。
また、今日は予定より早く連絡船が港に着いて、お母さんからの手紙が届き、大喜びです。

「僕も働きたいんだ、お母さんが一日でも早く帰ってこられるように。」
「何を言い出すんだ、マルコ。おまえは学校に行って、しっかり勉強するんだ。」
実はマルコは、月曜日から放課後、毎日２時間程度の、郵便配達のバイトを見つけてあったのです。
「そうだ、明日の日曜日、家族揃って海に行かないか。」
トニオの提案に、マルコも大喜びで賛成しました。
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第３話より。日曜日、今日はお父さん･兄さんと一緒に海へ遊びに行こうと張り切っていたマルコ。でも、教会の出口で船会社のジーナさんに出会って、お手伝いを頼まれてしまいます。夕べ遅く、嵐で一週間送れたインドの船が着いたので、郵便を何とか今日中に届けたいというのです。マルコは海は午後からの楽しみに、手伝うことにしました。汗びっしょりでジェノバの町を駆け回ります。
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マルコの学校の友達、エミリオの弟がいじめられています。どうやらエミリオはみんなに内緒で、家計を助けるために働いているようなのです
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（続き）エミリオの弟をかばったマルコはお金持ちの家の子供たちから付きまとわれて喧嘩になってしまいます。服を汚して怪我をしてとぼとぼと帰るマルコ。「でも、本当は僕だって働いて、お金をためて、早くお母さんが戻って来られるようにしたいんだ。郵便の配達のような仕事なんかじゃなく、誰もが僕を一人前と認めてくれるようなちゃんとした仕事をしたい。」
そんなとき、たまたま職人が居なくて困っている職場を見つけて「僕を働かせて！」と無理矢理頼み込みます。
ところが、家に帰ってお父さんに「働きたい」と話すと「くだらん冗談を言っていないで、傷を冷やして横になっていなさい、食事のしたくは私がやるから」と、とりあってくれません。「僕は本気なんだ！お父さんなんて大嫌いだ！」叫んで家を飛び出したマルコ。
マルコはさっきの親方のところへ戻ってみると、出て行ったはずの職人がまた戻って来て、人手は足りていると断られました。親方も、元々、子供のマルコを本気で雇うつもりは無かったようなのです。
町をふらふらと歩いていると、人形劇の一座が街角で公演していました。彼らの会話で、彼らがアルゼンチンへ行く旅費を稼ぐためにジェノバの町へやってきたことが判りました。しかし、このジェノバの町も不景気で、思うようにいかない様子です。

リオ→ブエノスアイレス⇔バイアブランカ
　　　　　　↓
　　　　　コルドバ→プクマ　おわり

本日から日曜１７：３０～東京ＭＸテレビで再放送するそうです。
http://www.mxtv.co.jp/sanzenri/

裸足で荒野を歩いてるポスターがあったけど
あれは汽車に降ろされた後の終盤の終盤だったのか

みなしごハッチみたいに次回作でお母さん死亡とかなくてよかったな

アニメも話もほぼ知らないんだが>>sm13535

ほんとにこういう話？
やっぱりブエノスアイレス～からやばいんだがｗ

ID: RDF5IWB2XA はもっと評価されるべき

当時の世界情勢　
イタリアは不況でアルゼンチンはフランスやアメリカに迫る豊かな国でブエノスアイレスは南米のパリと言われた。
牛肉が腐らない冷凍船によってアルゼンチンに移住。船の４割はイタリアの移民だった。
ブエノスアイレスの港町ボカ地区最初にはイタリア出身者が多くタンゴ発祥地。

その時、貧しかった大人達がお金を出し合い少年マルコに与えた。
少年マルコの移動距離は約11000km　
アルゼンチン国内を日本国内とすると大阪→長崎→大阪→福島→青森という長い長い距離を経て母に会えたという

ここでする話じゃないかも知れんが、クオレの挿入話はどれもいい話すぎる
「ヴェネツィアの少年筆耕」とかガチで泣いたわ

地理(世界史？)の問題の題材としても使われることがある。

未来世紀ジパングのアルゼンチン特集でも使われてたなｗ

これ名前だけ知ってて調べてみたら、というか今日通して飛ばし飛ばしでみたんだけど
自分が生まれる前の番組でびっくりした
絵が富野監修だったんだね。この数年後ガンダムが始まってるんだよなー
紛いもない名作。多少生涯がクドイですが・・・

いや、富野は大したことしてないよ。高畑・宮崎がほとんど直しちゃってるんで、多分原型を留めてない。
ただ富野側への高畑の影響は大きいと言われてるね。

マルコがなかなか出発しないのだけは確かに焦れるけど
これとコナン（もちろん探偵じゃない方）は永久の名作だと思う
たぶんどんなに媒体が変化しても変わらず評価され続けるんじゃないかな

うる星やってた頃の押井が「いま三千里のような作品が作れるかというと作れない
それが日本のアニメの一番の問題」と、制作現場の不安定さが故に技術の伝承が行われない
状況を批判してたけど、自分も或る種の到達点として例示するに相応しい作品だと思う

フィオリーナの自然で急じゃない変化が好き。
1クール以上のテレビアニメだからできた事だよね。
２０年以上あとに公開されたアニメーション劇場版は、そこらへんわかってないし、どうなの?って思った。