ニコニコ大百科

>>870
いくら先人が嫌な思いしたとしても、誰しもがその先人になれと言うのはおかしいし、そもそも先人のおかげで「嫌な思いをしないでも済むようになった」と言えるのが今の世の中だろ
これももう一度言うが、「障害者が苦労して当たり前という考え方自体変容している」ってことだ
それに少年期からの障害者と健常者の分離が生む、障害者側への理解が進まない社会について、何も見解をもらってないところも見過ごせないな

>犠牲者を出さない社会変革とやらだと挨拶や自己紹介程度の手話と聴覚障害者を招いてなんかいい話をするのが精一杯。
それはあなたが精一杯だと思ってるだけでは？
少なくとも今の学校に要求されている水準はそんなお為ごかし程度のものではないし、子供たちにとって手話を覚えるのが無理なら支援のための人員を配置するとか、教員が仲立ちとなって支援を行う方法を模索するだとか様々ある
そうしてくれるよう求めるのは高望みでも何でもなく、障害者が健常者側に混じって生活を行う上で当然の権利だとも思うね

>>871
その先人になってしまったのが西宮。
お陰で石田や先生は手話を覚えたし、今後来る生徒は少なくとも手話を扱える先生、聴覚障害者の生徒を経験した学校に通える(イジメられるかどうかはその人次第だけど)

支援のための人員を配置するとか、教員が仲立ちとなって支援を行う方法を模索するだとか様々ある…とは言うけど、それが出来るのは二人目から。

けれど殆どの聴覚障害者は誰しも二人目になりたい。一人目は嫌。

いくら知識で学んでも実際に付き合わないと分からない。
犠牲者のない社会…っていうお前だって初めて聴覚障害者と接することになったらいくら本を読み込んでも実際に付き合ったら最初は沢山失敗して嫌な思いをさせるだろ。
そして二人目の聴覚障害者と接する時はその失敗を活かせるようになる。
二人目三人目四人目…ともっと沢山の人と関わって行けばそれだけスマートに出来るようになる。

お前が仮に本を読んだだけで接した事もない聴覚障害者の全てが分かるスーパーマンなら話は別だけど。

しょうこママの失敗は、二人目として扱って欲しいのに最初の一人目となる学校に行かせた事。
勿論、そのお陰で学校はいい経験を得たし今後来る聴覚障害者生徒への対応や理解は前進したと思う。
イジメが起こらないとは言えないけど。

けれどしょうこや母がなりたかったのは二人目。
「手話が出来る先生がおり、聴覚障害者を扱ったことのある学校の生徒」になりたかった。

川井が自分の醜さを理解していて、いじめをしたこと全部覚えていたら発狂するだろうな。脳が自己防衛を選んでいるんだろうな。
その後が描かれていないが、それに自覚して気づいた時にぬくぬくと生き延びていられるかな？

最初の一人が犠牲者にならなくてはいけない社会の未成熟さを嘆くのはわかるけど

失敗を受け入れて登場人物全員が成長する過程がこの漫画の主題なわけだから
成長するための失敗すら否定するのはどうなの？　つまりこの漫画を否定したいのか？

全員が犠牲者になれば万事解決（極論）

結果論では有るが西宮は転校させずにずっと聾学校に通わせておけば平和に過ごせてただろうし、石田も歪まなかっただろう。

親のエゴが1番悪かったという事だろう、娘が障害者なのはしょうがないと受け入れて無難な選択をすれば良かったという話という事だな。

西宮母が万死に値するのは、同じ過ちを２度重ねたからなんだよ。
「ああこの子に普通学校は無理なんだ」と水門小の前の第二小で気付いてれば、少なくとも水門小は被害を受けなかったし硝子も「死にたい」までは言い出さなかったかもしれない。

「そうしなきゃ健常者に障がい者の理解は得られない」
的な理論は、正論だと思うしそれなら意味があるんだけど硝子とその母はその為に健常者の学校に行った訳じゃないからね。
「障がい者に理解のある学校に行きたい」
のであって
「障がい者に理解のある学校にしたい」
訳じゃない。

あの母親は「障がい者に理解のない学校」に入れた癖に「障がい者に理解がない」と怒ってるから浅はかというか罪が深い。理解が欲しいならその学校行けばよかったのに。

結局、硝子ママ自身に障がい者への差別意識が働いてて健常者と同じような娘にしたい気持ちが強いから無理だったんだろうね。
「健常者が娘の障がい者を理解して配慮して欲しい」じゃなくて「娘が健常者と同じようになって欲しい」の人だから、ろくな説明もせず最低限の注意もしなかった。
そこから折り合いを付けて耳の聞こえない娘を認めて差別しなくなる成長もこの本の醍醐味。

禍福も糾える縄のごとしというが、いじめ加害者の一部は福しか味わってない。全部幸福の縄で構成されているんじゃないのか？

これと似たような経験したことあるよ

具体的には冒頭のいじめ描写『だけ』省いた感じかな?

映画で硝子の片耳が聞こえなくなった描写を追加したのは
どんどん追い詰められていく感じを見せて
自殺の遠因にしたかったのかな？

最初よく意味がわからなくて
お婆さんの診察してるのかと思ったわ

聲の形の重要シーンを狙ってカットする日テレの無駄な技術力すき
合唱コンクール練習
石田へのいじめ
教室での喧嘩
https://youtu.be/cUK-OVAdr94
https://i.imgur.com/1Zwsqyt.jpg
ねずみがいた
西宮姉妹喧嘩
西宮姉妹和解
西宮のカラオケ
遊園地で島田登場
母親同士和解
西宮婆死亡時の石田と制服ゆずの邂逅

花より男子の道明寺見てると石田や植野や川井くらい許してやれよと思う

もしも石田と西宮の立場が逆だったらどんな話になっていたんだろうか？

転校してきた健常者の西宮と同じクラスに居た聴覚障害者の石田だと性格はかなり違ってそうでそれはそれで面白そうな話になりそう。

ぶっちゃけ聴覚障害あるんなら手話すら誰も使えない健常者の学校じゃなくて、キチンとした学校に通えば良かったんだよ。
わざわざ何の配慮もサポートもない健常者学校だと分かってるのに無理矢理ねじ込んでおいて、キレるのはそりゃないでしょ。
だったら最初っからその手の学校に行けばよかったのに。
何のためにわざわざ自分の子と他人を不幸にさせてんだろ。

この映画は恐らく被害者視点と加害者視点？のストーリーを描いた物語だと思って途中まで見てたけどいじめられっ子の自分からしてみればただ単に加害者たちをかばうだけの映像にしか見えなかったし障害者と健常者の間はかなり差があるしグレーゾーンがあるだけでも障害者扱いを受けてしまうから障害者だと聞こえが悪いのに別の呼び方がないのはなぜだろうか？

マイルドな呼び名を禁止されてるからだよ。

まだめくらとかつんぼとかの方がマイルドなのに、なんでわざわざキツくて誤魔化しの聞かないストレートな名前にしてるんだろ。

きれいなアウトレイジ

男女にすると結局は好きな子イジメ男子と満更でもない女子の話にしかならない。

もしこの作品が東京卍リベンジャーズみたいなタイムリープ系だったらどんな話になってたのかな？

まあ始まりは石田が西宮に再会しようと向かってた所で事故って小学生時代に戻る感じになってたとは思うがな。

その時点で過去に戻ってたら、西宮にベッタリで仲良くイジメられてたと思うよ。

>>893
タイムリープ石田は手話出来るから西宮の孤立はある程度緩和してたと思うし、合唱コンもエスケープか体育館のブレーカーを落として有耶無耶にするくらいは出来てたかもな。

石田は小中報いを受けて当然とはいえ、島田がムカつく

島田は島田で描写されてないだけで結構な目にあったり苦労してるのは示唆されてるけどね。
石田は自分が世界一不幸だと思ってたから石田視点で進んでる時は彼が一番報いを受けてるように見えてたけど、他の視点に行けば川井は偽善者だと嫌われ孤立してるけど知らないフリしてたり。
他の登場人物も色々な目に会ってる。

>>896
島田が!？表面上はぬくぬくと生き延びているような気がするけど…。フランスに行ってるようだけど、差別やいじめを受けてる可能性も高いな。しかもコロナもあるし。

親が辛い想いをしたり謝ってるのを見て、自分がとんでもない事をしたと実感するのがリアリティあって良い
悪い事をした自覚はあっても、それがどれほどの事なのかを理解するのは子供には難しい

いじめ加害者たちが青年期　壮年期になった時そのツケが回ってくるのか…。

色々と考えさせられるね・・・