アオラキとは (アオラキとは) [単語記事]

アオラキとは、日本の競走馬である。白毛の牡馬。

概要

父ゴールドシップ、母カスタディーヴァ、母父 High Chap arral。

父ゴールドシップは説明不要の芦毛の迷馬名馬。GI6勝をしているが、それ以上に行動がアレであり、シロイアレ呼ばわりされることも。

母カスタディーヴァは現役時代11戦1勝。勝った未勝利戦は2600mである。彼女は白毛だが、シラユキヒメからではなく、母のThe Opera Houseからのものである。

母父 High Chap arralはG1を6勝している名馬。2002年の凱旋門賞では3着になっている(この年はマンハッタンカフェが遠征しているが13着惨敗)。

馬主は石井輝昭で、美浦トレーニングセンターの田村康仁厩舎に入厩しており、順調であれば2022年から2023年にデビュー予定である。

その後、函館競馬場に入ったとのツイートがあった。

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 https://twitter.com/casinodrive0307/status/1538680648260816896

2022年 6月30日に7月2・3日の出走予定馬一覧が発表され、アオラキは7月3日函館競馬場第5レース(メイクデビュー函館、芝1800m、8頭立て)にてデビューとされた。このレースには、とても危険な配合で有名になってしまったキタノグリエル(父ザサンデーフサイチ、母パッシオーネ、母父ゼンノロブロイ、母母カーリーパッションで、要するにエアグルーヴ・カーリーパッションの全姉妹2x2とサンデーサイレンス3x3を抱えた恐ろしい配合である)も一緒に出走する。騎手は池添謙一。そんなデビュー戦、1番のアオラキは最後方からの競馬となる。先頭の最初の1000mが63秒3というスローペース。1000mを過ぎると加速を始めるアオラキ、その光景は父ゴールドシップのまくりを思わせるものであったが、そんなスローならみんなスパートできるってものである。2番手集団に取り付いたまではよいが、シーウィザードは逃げ切っていくし、ルクスグローリアも突き放す。ヴェンチュラムーンにもかわされて4着でゴールした(キタノグリエルは8着)。

ここで掲示板に入れたのは極めて良くて、4週間以内に行われる未勝利戦に出るときには、自ブロック(アオラキは美浦所属なので、夏季競馬では福島競馬場開催)の未勝利戦では最優先される(自ブロック・他ブロックの概念がない第3場(夏季競馬では北海道の競馬場)では掲示板に入れた馬全部が最優先)。このため、スケジュールが非常に立てやすくなるのだ。

そんなわけで7月14日に16・17日の出走予定馬一覧が発表され、16日函館競馬場第1レース(2歳未勝利、芝1800m、8頭立て)に出走とされた。翌日の枠番・馬番発表で2枠2番となった。騎手は相変わらず池添謙一である。その次走だが、早々と掛かってしまうが、2コーナーを回るころにはすぐに落ち着く。先頭の1000mが65秒1というスローペース。中団につけたまま4コーナーへ。上がっていくも3着まで。

そして8月11日に8月13・14日の出走予定馬一覧が発表され、13日札幌競馬場第1レース(2歳未勝利、芝1800m、12頭立て)に出走とされた。騎手は池添謙一が続投。後方2番手でレースを進める。先頭の最初の1000mは62秒6。最後の600mを最速の35秒8で追い込むが、掲示板を確保する5着がやっとだった。