アリス(神獄塔メアリスケルター)

アリス (神獄塔メアリスケルター)とは、ゲームソフト「神獄塔メアリスケルター」の登場人物である。

CVは上坂すみれ。

概要

元ネタはおそらく童話「不思議の国のアリス」及び「鏡の国のアリス」の主人公アリス。

異形の怪物・メルヒェンと戦える能力を持った血式少女で、メインヒロイン。髪型は黒髪のショートボブ。性格は冷静沈着で、公式ではクール女子と言われている。主人公ジャックとは幼少期からともに過ごしてきた腐れ縁で、恋情を抱いている。このためジャックが関わると冷静さを欠く場合がある。得物は湾曲した刀身を持つ独特な剣。頭に付けている十字架の髪飾りは、ジャックからプレゼントされたもの。
ジェイルという特異な環境で生まれ育ったためか、露出の多い服も気にせず着る。貧乳。彼女の持つ血式リビドーは茶会を開く事。少ない物資の中、何とかやり繰りして茶会を開いている。

メインヒロインだけあって登場回数は随一。他のヒロインの好感度を一切上げなかった場合、エンディングではアリスルートになる。能力値も平均的で、目立った弱点が無いのが特徴。型に当てはめるとアタッカータイプになる。初期装備はチンピラのナイフ。牢から逃げ出した時に拾ったのだろうか。

彼女の血式能力はワンダーホール。ダンジョンの中でセーブ＆帰還ポイントを設置できるというもので、大変重宝する。2ではその能力をナイトメア・ジャックに取られたため、ラビットジャンプに変更されている。前方3マスの大穴を飛び越える事が出来る。

キャラクターの中では唯一フィギュア化されている。

来歴

生きた監獄ジェイルの中で生まれた少女。このため外の世界を見た事が無い。両親不明。アリスという名前は幼少期に自ら名乗ったらしいが、本人はその事を覚えていない様子。

小さな集落に引き取られたものの、村の子供からいじめを受けていた。苛烈ないじめの中で彼女は心を閉ざし、感情も失くした。そんな中、唯一彼女をかばったのが幼少期のジャックであった。最初は彼の行動を理解できなかったが、次第に心を許して仲良くなっていった。ところがある日、集落がメルヒェンの襲撃を受け、2人は監獄エリアに収監されてしまう。2人は同じ牢に入れられ、メルヒェンの拷問を受ける日々を送る。拷問の中においてもアリスとジャックは互いを支え合い、生きる希望を紡いだ。そんな中、アリスは言い知れぬ破壊衝動に襲われる。ジャックの血を舐めると心が落ち着く事が分かり、悪いと思いつつもジャックから血を舐めさせて貰っては衝動を抑えている。

永遠に続くかに思われた拷問生活は突然終わりを告げた。独房エリアに血式少女がいる情報を得た抵抗組織「黎明」の血式少女・赤ずきんが救助に現れ、囚人たちを牢の外へと出した。実はアリスこそが血式少女であり、メルヒェルと戦える存在だったのだ。黎明の拠点である解放地区に向かう道中、感情が高ぶりすぎた事が原因で、アリスはブラッドスケルター化。自分を見失い、愛するジャックに重傷を負わせてしまった。その際に偶然彼の返り血を浴び、ブラッドスケルター化が治療された。この出来事により、今まで治療不可とされたブラッドスケルター化に特効薬があった事、ジャックにその治療の力がある事が判明した。

救助された後、黎明に加入。囚われている人々の救出や、脱獄の手段を探るため、メルヒェンと戦う道を選んだ。最初期からジャックとともにいたため、赤ずきんともども初期メンバー。

メアリスケルター2では

主な設定は前作を踏襲しているが、前作では最初から使用可能だったのに対し、2は終盤の第9章まで進めないと仲間にならない。加入が最も遅くなっている。

おつうと人魚姫に救助され、独房エリアから解放地区を目指していたが、前作同様ブラッドスケルター化した上、行方不明になってしまう。以降、アリスの行方を案じながら独房エリアの攻略を目指していく。
物語終盤、心配をよそにひょっこりと現れて仲間に加入する。彼女曰く、気が付いたらコアの付近で倒れていたという。ジャックの血液無しにブラッドスケルターが治るという不可解な謎を残しつつも、戦列に復帰するが……。

相変わらずジャック一筋で、ジャックの事をないがしろにすると怒り出す。

関連動画

関連項目

• 神獄塔メアリスケルター
• アリス
• グレーテル(神獄塔メアリスケルター)
• 赤ずきん(神獄塔メアリスケルター)
• ラプンツェル(神獄塔メアリスケルター)